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第2章 天空の城と伸びる塔の謎
第45話 丸見え底面そして一斉攻撃
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歩斗とスララスを3方向から囲い込んだ時は余裕の表情だったが、まさか先に攻撃を仕掛けられるとは思っていなかったのか、ケリッツの指摘がズバリ当たっていたからか、右サイドを陣取っていた3体の魔物はいずれも明らかに焦っていた。
「スララス、がんがん行っちゃえ!」
「イムイムゥー!!」
レベル12の頼もしい仲間がまず攻撃を仕掛けたのは、毒ガニの魔物。
小さな体の半分以上を占める巨大なハサミは明らかに攻撃力が高そうな上、紫色の殻に覆われたその体自体、かなりの防御力を誇っていそうなのだが、そんなことはお構いなしにスララスは迷わず体当たり!
13の数字煙が出て、毒ガニの体はスーッと消えた。
硬貨の落ちる音がしたが回収は後回し。
「スララスナイス!」
「イムゥゥ!」
歩斗の声援に応えつつ、スララスは早くも次の標的に狙いを定めていた。
「グ……グモォラァ!!」
毒モグラの魔物はスララスと目が合い、武器と思しきスコップを高々と掲げた。
その隣では布みたいな魔物が体をヒラヒラとたなびかせている。
しかし、絶好調のスララスは一切怯むことなく、「イムイムゥー!」と叫びながら大ジャンプ。
限界点まで到達後、すぐさま毒モグラめがけて急降下!
「イムゥ~ウ!!」
「グモォ!!」
毒モグラは闇雲にスコップを振りまくって抵抗を試みるが、お構いなしに落下を続けるスララス。
「ちょっ、大丈夫……!?」
心配する歩斗は相棒がダメージを食らい次第、回復できるように弓矢を構えるが……。
ドンッ!
スララスの落下式体当たり攻撃が見事ヒット!
またしても一撃で撃破!
しかも自分はノーダメージのまま、残るは毒布の魔物のみ。
この調子なら、あっという間に瞬殺できる……かと思いきや。
「イ……イムイムッ!?」
毒布の魔物は恐るべきスピードで飛びつき、一瞬にしてペラペラの体をスララスに巻き付けた。
布の紫色が少しずつ薄くなっていき、スララスの苦しむ声が激しさを増していく。
「アユト君! 毒攻撃だよ!! スラちゃんが!!!」
後ろの方からケリッツの声が飛んできた。
「うわっ、マジかぁ!?」
確かによく見ると、びっちり巻き付かれたスララスの体から紫色の数字煙『1』が一定間隔で立ち上り続けている。
「と、とりあえず回復の矢で……って、邪魔!!」
すぐ近くで見守っていた歩斗、この距離なら間違い無く矢を命中させる自信はあるものの、いまの状態だとびっちり巻き付いてる毒布魔物のHPを回復させる事になってしまう。
「隙間ないの隙間……」
同じ距離を保ったまま、攻撃を受け続けるスララスの周りを一周する歩斗。
しかし、毒布が思いのほかしっかりグルグル巻きになってるせいで、露出してる部分はほとんどな──。
「そうだ! スララス、ぶるぶるホバリングできる??」
何かに気付いた歩斗は思いきり叫んだ。
「……はイムぅ……」
布越しにこもった声で返事をするスララスは、残された力を振り絞るようにして思いきりジャンプ!
それでも、びっちり強い力で巻き付いている毒布を振りほどくことは出来なかった……が。
「いいぞ!」
歩斗は弓矢を頭上へと向けた。
見据える先にあるのは、スララスの底面。
地面に居る時は全身に巻き付いてるように見えた毒布だったが、跳びはねればあら不思議。
綺麗な水色のプルルンボディが丸見え状態。
それを知らない他の魔物たちは、まだ毒布魔物が優勢とみて余裕の表情を浮かべている。
「えいっ!」
すかさず歩斗が放った回復の弓矢がスララスの底面にヒット!
HPの回復を表す青い数字煙『16』が立ち上る。
「ありがとうイムぅ! 反撃しますイムぅ!」
元気を取り戻したスララスは、毒布に巻き付かれたまま地面に向かって急降下。
落下直前にボヨヨンと体を膨らます事で自分への衝撃を緩和するのとは反対に、巻き付いた毒布の魔物は体が伸びるきることで衝撃が増加。
ダメージ32の煙と共にスーッと姿を消した。
「やったぜスララス!」
「はイム!!」
喜ぶスララスの体から、紫色の数字煙『1』が飛び出す。
「あっ、それ!」
地面にハート型の草を見つけた歩斗は急いでそれを摘み取り、スララスの口に直接ねじ込んだ。
「もぐもぐイムゥ……治ったイムゥ! アユトさん、ありがとうイムぅ!!」
「ううん、こっちこそだよ! スララスのおかげで3体も魔物を倒せたんだから──」
お互いをたたえ合い、スラハイタッチしようとする寸前。
「うわっ!!」
何者かに背中から体当たりされた歩斗の体が空中に跳ね上がり、山なりに飛んでそのまま地面に激突。
幸い、他よりも多めに生えていた草が衝撃を吸収してくれたものの、瀕死を表す赤い数字煙『17』が出てしまった。
「い、いってぇ……いきなり後ろからタックルとかずりぃ~! ってか、スララスは!?」
仰向けに倒れていた歩斗は何とか上半身を起こし、離ればなれになってしまった相棒の方に目をやった。
「イ……イムイムゥ……」
スララスのか細い声が薄ら聞こえて来る。
それもそのはず。
毒魔物軍団のうち毒スライム、毒キャベツ、毒ヘビ、毒円盤の4体が地上でスララスの四方を囲み、空飛ぶ毒ツバメと毒鳥の魔物が上空から睨みを利かせているのだ。
「やばっ……ヤバすぎる」
スララスを取り囲む魔物たちの動きを見つめたまま、歩斗はゆっくり立ち上がった。
なんとかしないと相棒がやられてしまう……が、歩斗の武器は回復の弓矢のみ。
6体の敵に一斉攻撃されたら回復してる暇なんて無いままやられてしまうのは目に見えている。
追い詰められた歩斗とスララスにダメ押しするかの如く、上空を旋回していた毒ツバメが大声で叫んだ。
「よくも仲間を倒してくれたなロウ! もう油断はしないロウ。者ども、攻撃開始!!」
奴が軍団のリーダー的存在なのか、その声をきっかけにして地上の4体、そして空中を舞い続けていた毒ツバメと鳥の魔物がスララスめがけて一斉に動き出した。
「スララス、がんがん行っちゃえ!」
「イムイムゥー!!」
レベル12の頼もしい仲間がまず攻撃を仕掛けたのは、毒ガニの魔物。
小さな体の半分以上を占める巨大なハサミは明らかに攻撃力が高そうな上、紫色の殻に覆われたその体自体、かなりの防御力を誇っていそうなのだが、そんなことはお構いなしにスララスは迷わず体当たり!
13の数字煙が出て、毒ガニの体はスーッと消えた。
硬貨の落ちる音がしたが回収は後回し。
「スララスナイス!」
「イムゥゥ!」
歩斗の声援に応えつつ、スララスは早くも次の標的に狙いを定めていた。
「グ……グモォラァ!!」
毒モグラの魔物はスララスと目が合い、武器と思しきスコップを高々と掲げた。
その隣では布みたいな魔物が体をヒラヒラとたなびかせている。
しかし、絶好調のスララスは一切怯むことなく、「イムイムゥー!」と叫びながら大ジャンプ。
限界点まで到達後、すぐさま毒モグラめがけて急降下!
「イムゥ~ウ!!」
「グモォ!!」
毒モグラは闇雲にスコップを振りまくって抵抗を試みるが、お構いなしに落下を続けるスララス。
「ちょっ、大丈夫……!?」
心配する歩斗は相棒がダメージを食らい次第、回復できるように弓矢を構えるが……。
ドンッ!
スララスの落下式体当たり攻撃が見事ヒット!
またしても一撃で撃破!
しかも自分はノーダメージのまま、残るは毒布の魔物のみ。
この調子なら、あっという間に瞬殺できる……かと思いきや。
「イ……イムイムッ!?」
毒布の魔物は恐るべきスピードで飛びつき、一瞬にしてペラペラの体をスララスに巻き付けた。
布の紫色が少しずつ薄くなっていき、スララスの苦しむ声が激しさを増していく。
「アユト君! 毒攻撃だよ!! スラちゃんが!!!」
後ろの方からケリッツの声が飛んできた。
「うわっ、マジかぁ!?」
確かによく見ると、びっちり巻き付かれたスララスの体から紫色の数字煙『1』が一定間隔で立ち上り続けている。
「と、とりあえず回復の矢で……って、邪魔!!」
すぐ近くで見守っていた歩斗、この距離なら間違い無く矢を命中させる自信はあるものの、いまの状態だとびっちり巻き付いてる毒布魔物のHPを回復させる事になってしまう。
「隙間ないの隙間……」
同じ距離を保ったまま、攻撃を受け続けるスララスの周りを一周する歩斗。
しかし、毒布が思いのほかしっかりグルグル巻きになってるせいで、露出してる部分はほとんどな──。
「そうだ! スララス、ぶるぶるホバリングできる??」
何かに気付いた歩斗は思いきり叫んだ。
「……はイムぅ……」
布越しにこもった声で返事をするスララスは、残された力を振り絞るようにして思いきりジャンプ!
それでも、びっちり強い力で巻き付いている毒布を振りほどくことは出来なかった……が。
「いいぞ!」
歩斗は弓矢を頭上へと向けた。
見据える先にあるのは、スララスの底面。
地面に居る時は全身に巻き付いてるように見えた毒布だったが、跳びはねればあら不思議。
綺麗な水色のプルルンボディが丸見え状態。
それを知らない他の魔物たちは、まだ毒布魔物が優勢とみて余裕の表情を浮かべている。
「えいっ!」
すかさず歩斗が放った回復の弓矢がスララスの底面にヒット!
HPの回復を表す青い数字煙『16』が立ち上る。
「ありがとうイムぅ! 反撃しますイムぅ!」
元気を取り戻したスララスは、毒布に巻き付かれたまま地面に向かって急降下。
落下直前にボヨヨンと体を膨らます事で自分への衝撃を緩和するのとは反対に、巻き付いた毒布の魔物は体が伸びるきることで衝撃が増加。
ダメージ32の煙と共にスーッと姿を消した。
「やったぜスララス!」
「はイム!!」
喜ぶスララスの体から、紫色の数字煙『1』が飛び出す。
「あっ、それ!」
地面にハート型の草を見つけた歩斗は急いでそれを摘み取り、スララスの口に直接ねじ込んだ。
「もぐもぐイムゥ……治ったイムゥ! アユトさん、ありがとうイムぅ!!」
「ううん、こっちこそだよ! スララスのおかげで3体も魔物を倒せたんだから──」
お互いをたたえ合い、スラハイタッチしようとする寸前。
「うわっ!!」
何者かに背中から体当たりされた歩斗の体が空中に跳ね上がり、山なりに飛んでそのまま地面に激突。
幸い、他よりも多めに生えていた草が衝撃を吸収してくれたものの、瀕死を表す赤い数字煙『17』が出てしまった。
「い、いってぇ……いきなり後ろからタックルとかずりぃ~! ってか、スララスは!?」
仰向けに倒れていた歩斗は何とか上半身を起こし、離ればなれになってしまった相棒の方に目をやった。
「イ……イムイムゥ……」
スララスのか細い声が薄ら聞こえて来る。
それもそのはず。
毒魔物軍団のうち毒スライム、毒キャベツ、毒ヘビ、毒円盤の4体が地上でスララスの四方を囲み、空飛ぶ毒ツバメと毒鳥の魔物が上空から睨みを利かせているのだ。
「やばっ……ヤバすぎる」
スララスを取り囲む魔物たちの動きを見つめたまま、歩斗はゆっくり立ち上がった。
なんとかしないと相棒がやられてしまう……が、歩斗の武器は回復の弓矢のみ。
6体の敵に一斉攻撃されたら回復してる暇なんて無いままやられてしまうのは目に見えている。
追い詰められた歩斗とスララスにダメ押しするかの如く、上空を旋回していた毒ツバメが大声で叫んだ。
「よくも仲間を倒してくれたなロウ! もう油断はしないロウ。者ども、攻撃開始!!」
奴が軍団のリーダー的存在なのか、その声をきっかけにして地上の4体、そして空中を舞い続けていた毒ツバメと鳥の魔物がスララスめがけて一斉に動き出した。
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