43 / 57
第2章 天空の城と伸びる塔の謎
第43話 ハート型の毒消し草とケリッツ
しおりを挟む
現代世界にも“毒”は存在するが、この異世界における“毒”の場合その性質は少々違いがある。
毒に感染し“毒状態”になると体が弱っていく……という点は同じだが、現代世界の場合その症状は赤く腫れたり斑点が出たり、熱が出たりお腹を壊したりと多岐にわたるのとは違い、こっちの世界では“紫色の数字煙が出てHPがどんどん減っていく”という一点のみ。
毒の種類によって数字の大きさや煙の出る間隔、出続ける時間に違いがあるものの、薬草や回復魔法などでHPを増やさなければ命に関わるという点は共通している(それに関しては現代世界の毒も同じ)。
毒は安静にして一定時間経過すれば自然と消滅するケースがほとんどだが、毒消し草や毒消し魔法を早く使うに越したことはない。
ただ、中にはそれらを使っても治らない恐ろしい猛毒もあったりする……と、ユセリから教えて貰った時、歩斗は「ひぃぃぃ!」と心から悲鳴をあげたものだが、いま目の前に居る青年の家族がその状態だと聞いて、さらにその恐ろしさが現実味を帯びていた。
「あっ、ごめんね! 初めて会った相手……しかも、君みたいな子供にこんな話しちゃって」
青年は申し訳なさそうに微笑んだ。
歩斗は、そんな謝らないで、とばかりに全力でブルブルと顔を横に振りまくった。
それに合わせて足下のスララスもブルブルと体を振り続ける。
「そんじゃ、とにかく毒消し草がいっぱい必要ってこと?」
「そだね! 両手いっぱいに抱えて持ち帰るつもりだったんだけど……」
作戦会議に熱のこもる魔物の群れを見やりながら苦笑いする青年。
「だったら、ボクと同じだね!」
「えっ? どういうこと??」
「とにかくあの魔物を全部倒せば良いってことでしょっ!」
歩斗はニヒヒと笑いながら右左とワンツーパンチをして見せた。
「頑張りますイム!!」
スララスも負けじと右左と肩(?)でワンツーパンチを繰り出す。
「……そだね! あっ、遅れちゃったけど僕の名前はケリッツ。今さらだけどよろしくね!」
「おう! ボクは歩斗。よろしくぅ~! あっ、こいつはスララス!」
「イムイムゥ!」
ペコリとトンガリ頭を下げるスララス。
「どうも! って、アユト君はスライムさんと旅してるの?」
「いや、旅じゃなくて魔法陣なんちゃらの途中で……と、とにかく、今はアイツらを倒す作戦を練らないと!」
まだこの状況について完全に把握しきれていない歩斗は微妙にごまかしつつ、自分なりにどう戦えば良いか考えてみることにした。
相手は10体の魔物。
鳥の奴はスララスのボヨヨン攻撃ではじき返せたものの、まだ姿が消えてないのはつまり倒せたわけではないということ。
集団で行動してるってことは個々のレベルはそれほど高くないのだろうが、問題はその数。
常にタイマン勝負でやらしてくれるなら、スララスの攻撃と歩斗の回復連携プレイで勝てる見込みは十分あるが、下手にスララスの強さを見せてしまった以上、今度は一気に10体まとめて来る可能性は十二分になる。
となると、こっちもこっちで協力プレイしたいところだが……。
「ねえ、ケリッツは強いの?」
素朴な疑問をぶつける歩斗。
「あっ……いや、恥ずかしながらバトルに関しては素人中の素人で」
ケリッツはハハハと乾いた笑い声を上げながらポリポリと頭をかいた。
「えー、そんなんで良くこの島に来たね」
ある意味ピリッと毒の効いた素朴な疑問をぶつける歩斗。
「まあ、そう思われても仕方無いよねぇ……。でも、昼間であれば魔物が出る事はあまり無いって聞いてたんだよ? なのにまさか、あんなに沢山の魔物が居るなんて……しかも、バリバリ毒系のやつばっかり──」
「えっ? 毒? やっぱりあれ毒系なんだ……!」
どれもこれもまさに毒々しい紫色の魔物たち。
何となくそうかなと思っていた歩斗だったが、ハッキリと言われて少し怖じ気づいてしまう。
「あっでもね、僕が言うのも何だけどそんなに怖がることはないと思うよ!」
「そーなの?」
「うん。だってほら、見える範囲でもそこら中に毒消し草が生えてるから!」
ケリッツはキラキラと目を輝かせながら両手を大きく広げた。
しかし、いまいちピンと来ない歩斗。
「あっ、いまスラちゃんが居るそこ! ほらハートの形したそれそれ!」
「イムッ!?」
スララスは急にハイテンションで指差てビクッと体を震わせた。
「……あっ、これ? え~、これが毒消し草なの??」
歩斗はその場にしゃがみ込み、ジーッと地面に生えてる草を眺めてみた。
確かにケリッツの言うとおり、スララスのすぐ目の前に綺麗なハートの形をした草が生えている。
そこから漂ってるのかどうか分からないが、レモンに似た柑橘系の爽やかな匂いがして、何となく気持ちが安らぐような癒やされるような気持ちになる歩斗。
「そんじゃ、これを摘んどけば毒攻撃を受けても安心ってこと?」
「そうそう! ここ毒多島の毒消し草は高品質で有名だからね。ちょっとやそっとの毒なら口にパクッでケロッと治るはずだよ!」
正直、ケリッツがバトルの素人だと聞いてがっかりしていた歩斗であったが、その代わり知識が豊富そうだと分かって心強く感じていた。
すると、気持ちが落ち着いてきた事で、根本的な疑問がふと脳裏に浮かんだ。
「そーいえば、ここってどこ?」
「えっ? だから毒多島……」
「あっ、そうじゃなくて。えっと、ボクが住んでるのはニホ……ロフミリアっていう所から来たんだけど、同じ世界なのかなぁって」
自分で口にしながら少し混乱しかける歩斗。
要するに、歩斗が元々生まれ育ったのは日本。
なぜか自宅の半分が転移して行き来出るようになったのが異世界ロフミリア。
そのロフミリアにある謎の塔から魔法陣の力で転移してきたこの場所は、果たして同じ世界なのか。
それとも、また別の世界に来てしまったのか。
「ロフミリア? 聞いたことが……あっ、もしかして海のずっと向こうにある幻の──」
ケリッツの口からとても気になる言葉が飛び出しそうになった途端。
歩斗は背後から殺気のようなものを感じてとっさに振り向いた。
「うわっ! やばっ!!」
作戦会議の結果、『とにかく全員で一斉に攻め込もう!』とでも決まったのか、まさに10体の魔物が一斉に2人の元へと押し寄せて来た。
毒に感染し“毒状態”になると体が弱っていく……という点は同じだが、現代世界の場合その症状は赤く腫れたり斑点が出たり、熱が出たりお腹を壊したりと多岐にわたるのとは違い、こっちの世界では“紫色の数字煙が出てHPがどんどん減っていく”という一点のみ。
毒の種類によって数字の大きさや煙の出る間隔、出続ける時間に違いがあるものの、薬草や回復魔法などでHPを増やさなければ命に関わるという点は共通している(それに関しては現代世界の毒も同じ)。
毒は安静にして一定時間経過すれば自然と消滅するケースがほとんどだが、毒消し草や毒消し魔法を早く使うに越したことはない。
ただ、中にはそれらを使っても治らない恐ろしい猛毒もあったりする……と、ユセリから教えて貰った時、歩斗は「ひぃぃぃ!」と心から悲鳴をあげたものだが、いま目の前に居る青年の家族がその状態だと聞いて、さらにその恐ろしさが現実味を帯びていた。
「あっ、ごめんね! 初めて会った相手……しかも、君みたいな子供にこんな話しちゃって」
青年は申し訳なさそうに微笑んだ。
歩斗は、そんな謝らないで、とばかりに全力でブルブルと顔を横に振りまくった。
それに合わせて足下のスララスもブルブルと体を振り続ける。
「そんじゃ、とにかく毒消し草がいっぱい必要ってこと?」
「そだね! 両手いっぱいに抱えて持ち帰るつもりだったんだけど……」
作戦会議に熱のこもる魔物の群れを見やりながら苦笑いする青年。
「だったら、ボクと同じだね!」
「えっ? どういうこと??」
「とにかくあの魔物を全部倒せば良いってことでしょっ!」
歩斗はニヒヒと笑いながら右左とワンツーパンチをして見せた。
「頑張りますイム!!」
スララスも負けじと右左と肩(?)でワンツーパンチを繰り出す。
「……そだね! あっ、遅れちゃったけど僕の名前はケリッツ。今さらだけどよろしくね!」
「おう! ボクは歩斗。よろしくぅ~! あっ、こいつはスララス!」
「イムイムゥ!」
ペコリとトンガリ頭を下げるスララス。
「どうも! って、アユト君はスライムさんと旅してるの?」
「いや、旅じゃなくて魔法陣なんちゃらの途中で……と、とにかく、今はアイツらを倒す作戦を練らないと!」
まだこの状況について完全に把握しきれていない歩斗は微妙にごまかしつつ、自分なりにどう戦えば良いか考えてみることにした。
相手は10体の魔物。
鳥の奴はスララスのボヨヨン攻撃ではじき返せたものの、まだ姿が消えてないのはつまり倒せたわけではないということ。
集団で行動してるってことは個々のレベルはそれほど高くないのだろうが、問題はその数。
常にタイマン勝負でやらしてくれるなら、スララスの攻撃と歩斗の回復連携プレイで勝てる見込みは十分あるが、下手にスララスの強さを見せてしまった以上、今度は一気に10体まとめて来る可能性は十二分になる。
となると、こっちもこっちで協力プレイしたいところだが……。
「ねえ、ケリッツは強いの?」
素朴な疑問をぶつける歩斗。
「あっ……いや、恥ずかしながらバトルに関しては素人中の素人で」
ケリッツはハハハと乾いた笑い声を上げながらポリポリと頭をかいた。
「えー、そんなんで良くこの島に来たね」
ある意味ピリッと毒の効いた素朴な疑問をぶつける歩斗。
「まあ、そう思われても仕方無いよねぇ……。でも、昼間であれば魔物が出る事はあまり無いって聞いてたんだよ? なのにまさか、あんなに沢山の魔物が居るなんて……しかも、バリバリ毒系のやつばっかり──」
「えっ? 毒? やっぱりあれ毒系なんだ……!」
どれもこれもまさに毒々しい紫色の魔物たち。
何となくそうかなと思っていた歩斗だったが、ハッキリと言われて少し怖じ気づいてしまう。
「あっでもね、僕が言うのも何だけどそんなに怖がることはないと思うよ!」
「そーなの?」
「うん。だってほら、見える範囲でもそこら中に毒消し草が生えてるから!」
ケリッツはキラキラと目を輝かせながら両手を大きく広げた。
しかし、いまいちピンと来ない歩斗。
「あっ、いまスラちゃんが居るそこ! ほらハートの形したそれそれ!」
「イムッ!?」
スララスは急にハイテンションで指差てビクッと体を震わせた。
「……あっ、これ? え~、これが毒消し草なの??」
歩斗はその場にしゃがみ込み、ジーッと地面に生えてる草を眺めてみた。
確かにケリッツの言うとおり、スララスのすぐ目の前に綺麗なハートの形をした草が生えている。
そこから漂ってるのかどうか分からないが、レモンに似た柑橘系の爽やかな匂いがして、何となく気持ちが安らぐような癒やされるような気持ちになる歩斗。
「そんじゃ、これを摘んどけば毒攻撃を受けても安心ってこと?」
「そうそう! ここ毒多島の毒消し草は高品質で有名だからね。ちょっとやそっとの毒なら口にパクッでケロッと治るはずだよ!」
正直、ケリッツがバトルの素人だと聞いてがっかりしていた歩斗であったが、その代わり知識が豊富そうだと分かって心強く感じていた。
すると、気持ちが落ち着いてきた事で、根本的な疑問がふと脳裏に浮かんだ。
「そーいえば、ここってどこ?」
「えっ? だから毒多島……」
「あっ、そうじゃなくて。えっと、ボクが住んでるのはニホ……ロフミリアっていう所から来たんだけど、同じ世界なのかなぁって」
自分で口にしながら少し混乱しかける歩斗。
要するに、歩斗が元々生まれ育ったのは日本。
なぜか自宅の半分が転移して行き来出るようになったのが異世界ロフミリア。
そのロフミリアにある謎の塔から魔法陣の力で転移してきたこの場所は、果たして同じ世界なのか。
それとも、また別の世界に来てしまったのか。
「ロフミリア? 聞いたことが……あっ、もしかして海のずっと向こうにある幻の──」
ケリッツの口からとても気になる言葉が飛び出しそうになった途端。
歩斗は背後から殺気のようなものを感じてとっさに振り向いた。
「うわっ! やばっ!!」
作戦会議の結果、『とにかく全員で一斉に攻め込もう!』とでも決まったのか、まさに10体の魔物が一斉に2人の元へと押し寄せて来た。
0
お気に入りに追加
658
あなたにおすすめの小説
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
前世で眼が見えなかった俺が異世界転生したら・・・
y@siron
ファンタジー
俺の眼が・・・見える!
てってれてーてってれてーてててててー!
やっほー!みんなのこころのいやしアヴェルくんだよ〜♪
一応神やってます!( *¯ ꒳¯*)どやぁ
この小説の主人公は神崎 悠斗くん
前世では色々可哀想な人生を歩んでね…
まぁ色々あってボクの管理する世界で第二の人生を楽しんでもらうんだ〜♪
前世で会得した神崎流の技術、眼が見えない事により研ぎ澄まされた感覚、これらを駆使して異世界で力を開眼させる
久しぶりに眼が見える事で新たな世界を楽しみながら冒険者として歩んでいく
色んな困難を乗り越えて日々成長していく王道?異世界ファンタジー
友情、熱血、愛はあるかわかりません!
ボクはそこそこ活躍する予定〜ノシ
いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!
町島航太
ファンタジー
ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。
ハズレと看做され、城を追い出された哲郎だったが、スキル「買取」は他人のスキルを買い取れるという優れ物であった。
かつてダンジョン配信者として成功することを夢見たダンジョン配信者マネージャー、S級ダンジョンで休暇中に人気配信者に凸られた結果バズる
竜頭蛇
ファンタジー
伊藤淳は都内の某所にあるダンジョン配信者事務所のマネージャーをしており、かつて人気配信者を目指していた時の憧憬を抱えつつも、忙しない日々を送っていた。
ある時、ワーカーホリックになりかねていた淳を心配した社長から休暇を取らせられることになり、特に休日に何もすることがなく、暇になった淳は半年先にあるS級ダンジョン『破滅の扉』の配信プロジェクトの下見をすることで時間を潰すことにする.
モンスターの攻撃を利用していたウォータースライダーを息抜きで満喫していると、日本発のS級ダンジョン配信という箔に目が眩んだ事務所のNO.1配信者最上ヒカリとそのマネージャーの大口大火と鉢合わせする.
その配信で姿を晒すことになった淳は、さまざまな実力者から一目を置かれる様になり、世界に名を轟かす配信者となる.
気がついたら異世界に転生していた。
みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。
気がついたら異世界に転生していた。
普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・
冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。
戦闘もありますが少しだけです。
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる