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だいじょうぶだよまま
しおりを挟むあるあさ ままが とつぜんくるしみだした。
だいすきなままが とてもいたそうにしている。
そうだ!もうふを からだにかけてあげよう!
そうだ!せなかを よしよししてあげよう!
わたしがいつも ままにしてもらうことをした。
だけど、だめだ、まだいたそうにしてる。
そうだ!つめたくない おみずがいいかも!
そうだ!ふくろも ひつようかもしれない!
わたしがくるしいときに ままがよういしてくれるものを そばにおいておく。
なにか、なにかほかにあったっけ?
そうだ! 「まま、だいじょうぶだよ、ここにいるよ」
わたしは そういって ままのてを そっとにぎった。
そうしてるうちに パパがかえってきてくれた!
よかったねまま だいすきなパパ かえってきたよ、もう あんしんだね?
ふふ、わたし パパにれんらくできたのよ?
パパとのやくそく 『ママがいたそうだったらこのボタンをおす』
ちゃんと できたの。
だからまま、だいじょうぶだよ?
わたしがちゃんと おとうとを まもってるから。
あんしんして あかちゃん うんできてね?
でも、ちょっぴりさみしいから はやくかえってきてね?
ありがとう だいすきだよって ぎゅっとしてね?
それまで わたしは ちびっ子まま。
ママが してくれたこと してること ちゃんとわたしが やっておくよ!
いつもありがとう まま だいすきだよ?
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