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9話
しおりを挟む「それじゃあ、行こうか」
流れるようにエスコートしててスゲーな。ってこんなこと言っとる場合か!また無意識にYesと言ってもうた…私は平穏に暮らしたいのに…でも気になるし…
「はい…」
「あの…殿下わざわざ庭園に出るくらいです。なにかお話したいことでもありましたか?」
「じゃあ私の秘密を聞いてくれるかい?」
「は、はい。」
「私はね王子の他にも違う顔を持っているんだよ。レオとしての顔をね。」
「???それがどうかしたのでしょうか?」
それはレオナルド殿下の愛称がレオだから当たり前でしょ?意味わからん
「アリアナ嬢まだ気づいてないのかい?俺だよレオだよ君に運動の仕方や勉強を教えていたレオ先生だよ」
「ええぇぇえええええぇぇえええええ
れ、れ、レオ先生!?」
まじ?え?どうゆう事だよ!王子が私のダイエットや勉強に付き合っていたァァァ?有り得ん!でもそうなると全てが納得できるんだよな…先生がなぜ王族のマナーを知っているのかとかレオ先生と殿下のダンスのリードがやけに似ているとか…まじかぁ
まぁレオ先生とレオナルド殿下どっちも気になちゃってたしいかっかな!ただ平穏には暮らしたいけどね!
「そうだよ(笑)」
「アリアナ嬢いやアリー幼い頃からずっと君のことが好きだよ。僕のお嫁さんになって欲しい。」
かぁぁ///
うれしい…けど平穏に暮らせない…でも好きな人と一緒になれるならってね!
「はい!喜んで!」(満面の笑み)
「カァ/////今のそれは狡いよ…」
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「そう言えば殿下はいつ私のことを?」
「殿下って言うのやめてくれない?レオって呼んでよ」
「えっ、でも…」
「前までレオ先生って呼んでくれてたじゃないか」
「それとこれとは違うんですぅー
でも、
れ、れ、レオ様///」
「///もう可愛すぎ!撲達、これで婚約者だね。父と母には予め言ってるから。2人とも大賛成だったよ(笑)」
「うぅー……で、いつから私のこと好き…だったんですか!?」
「えっ、えっとね///初めて見た時から…というか君は覚てないと思うけど、本当に小さい時に1度あっていてね一目惚れだったんだ…
君が3歳で僕が6歳の時かな…
とても可愛くてさ、絶対僕のお嫁さんにするんだって決めてたんだよ///」
「///そうだったのですか!?」
「アリーは?」
「私はついさっき気づいたんですよ…
だってレオ先生と同一人物って言うじゃありませんか!びっくりしたんですからね?私はレオ先生に色々教えて貰ってたのでそれから、好きになったんですけど…殿下とは思ってなかったです…」
「ごめんねなかなか言えなくて…
あと2人だけの愛称で呼ぼうよ!
アリーはアリアナだから『リア』なんてどう?」
「すごく素敵ですね!
ではレオ様はレオナルドだから『ナル』なんでどうですか?少し女の子っぽいですが…」
「うん!リアがつけてくれるならなんでも嬉しい!ありがとうリア…」
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