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第一部最終缶。サバ缶から始まった異世界戦記!
忘却の缶詰。その③
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王から最大の謎である
サバ缶について
の大体の事柄を聞いた。
その話に食らいついた俺が悪いのだが
その話はかなりの時間続いた
そして わかったことは
サバ族の復活を阻止するものと
サバ族の復活を促すものとの
戦いがこれからはじまるということ。
そしてこの世界の神にとも呼ばれる
大陸を制する王達からの命令で
サバ缶を見事回収できたもの達には
沢山の金銀財宝を 与えるとの事。
つまり 阻止する者と 促成させるもの
同士の戦いは
阻止するもの同士と促成させるもの同士への
戦いへも発展するということだ
もう誰を信用したらいいかなんて
わからなくなってきた
けど一つだけ 俺はしなければならならないことがある
元のせかいへ戻ることだ
どうやら この世界に俺がいる間
あっちの世界では時が止まっているのと
同じようなもので
何も害はないらしい。
けれど、 俺は冬休みの課題も終わらせていなければ、 せっかく隠していた
マクノウチからの預かり物でもある
えろグッズ達を部屋に出しっぱなしである
要するに 俺は戻らなくてはならない
元の世界へ。
サバ缶集めは 思った以上に過酷らしい。
メイドのリームは
ここに泊まり込んで修行しろ
と俺に言っていた。
確かにその通りだ
ぶっつけ本番なんてモノはこの世界じゃ
通用しない。
ましてや、カミエにも勝てないようじゃ
相手が男の場合 俺は 力技で、
ねじ伏せられてしまうかもしれない
どちらにせよ、 俺は鍛える必要がある
そんなことを思いながら窓をあけて
綺麗な庭園をみていると
声をかけられた
『 貴方が サカタさんですか? どうもこんにちわ わたくし達 今日より
あなた様と ともに修行をと 頼まれました
元勇者でございますの。』
茶髪ロングの女はそういうと
短い黒スカートを スラリと 横に伸ばし
お辞儀をした。
困ったな またこんな美人に
修行を手伝ってもらえるとは、、
てか、修行って?!
まさか、、リームのやつ、、、
おれはまた頭を抱え込んだ
2.
その茶髪美女のメイドは コルクといった
メイド服が必要以上に似合っている
その淡麗な容姿からは想像もつかない
パワー型で 俺は圧倒された
『サカタさん、 まずはスキル の使い方です』
コルクの スキルの使い方は巧みなものだ
一つのスキルを起動させている間、
時間を稼ぐために魔法を使い、
その使ってるまほうの熱力で もう一つの
スキルを発動させるという
いわば、神業である
この世界の魔法の転換方法とか
その原理はよくわからないが
とにかく、何かしてる間に
技の一つを 展開して
次の攻撃に備える というシステムだろう
『サカタさん、 まず、スキルにも限度があります。 貴方は無意識の内に 発動できるようですが、一応教えておきますね』
『え?普通は 無意識にだせないのか?』
『練習すればだせますけど、 面倒なので
みんな数式を唱えて ステータス画面から
スキルを繰り出します』
これこそ、驚愕の真実というやつだろう
俺は天才なのかもしれない。
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