サバ缶異世界争奪戦線

飲杉田楽

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第一部第1缶。どうしてこうなったんだよ

脅迫された挙げ句の果てに転生。

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あり得ないことを口にした
 

『私がここにいたのは転生したから。
まあ話すと長くなるけど
転生するときは場所が
定められてなくてね

そしてここに入ったのもよくわからない
けれど 色々調べて  
思春期の男の部屋だって理解できたわ、
今回もも大変だわって思ったし
あと ここに来た理由…   
私もよくわからないけれど
私が転生する場所は決まって  
勇者の元だと決まっているの
そして 私は  その勇者に頼むわけ

この世界に 眠る9つの  サバ缶を
集めろって。
それが  ここに来た理由よ。

はっきり言うわ


あなたが勇者に  確定してしまったの。
だから 黙って強姦の罪で処刑されるか
サバ缶を集めなさい。
あと、 
体重教えてもいいけど 
取り敢えず鼓膜やぶっていいかしら?』

取り敢えず 俺は  最後の問いかけに対して  大丈夫ですと 答えた


こうして  よくわからない説明の中、
俺は後者の  
サバ缶集めに身を投じることとなる。
なんて言ったって

おれが許諾しなければ
『はい  強姦魔~決定ッ』
とおどすのだから、、
致し方ない

不甲斐ない。



しかし、
このとき俺は まあしょうがない
さっさと 用件済ませて
世界でも救って 
またこっちに戻れるようにお偉いさんに頼めば良いかな~ 
なんてことを考えていたのだが…
まさか  あんなに大変な思いをするとは
この時はまだ想像も
できていなかった。
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