52 / 58
52話 捕まるシャリオ
しおりを挟む
「暫く休んでいたようだが、気分はどうだ?少し窶れたな」
イケおじ風な陛下が、俺の手を両手でにぎにぎとしながら心配顔でデコを合わせてきた。
陛下、俺のこと何歳だと思ってんのかな。
相変わらずちょっとズレたキモいおっさんなんだよな。
「ご、ご心配をおかけしました。少しばかり体調を崩しまして、ははは」
スッと顔を遠ざけると、陛下が目を細めた。
なんだろう。
陛下も王太子殿下もグェインもアルベルトも、王族って皆イケメンなのよ。
なのに陛下は気持ち悪いのよな。
「ああ、今日は其方のために滋養に効く物を用意したのだ。たくさん食べるといい」
「ありがとうございます」
目の前に並べられたのはお粥みたいなものと、ケーキとかの甘味だ。
種類も豊富。すげえ金持ちの晩餐感。
昼間からコレでどうするよ。
人がたくさんいたらバイキングじゃん!って喜べるんだけど、ここにいるの俺と陛下(と必要がなければ動かない使用人)しかいないのよ。
「美味しいです」
「そうであろう。其方のために遠方から取り寄せたのだ」
え?
「そ、それはご迷惑をお掛けしました」
てか、手厚過ぎじゃね?
いくら自分に媚びへつらわない人間が貴重だとか言っても、やり過ぎじゃね?
「ほれ、食が進んでおらんぞ?どれ、食べさせてやろうか」
「い、いや、自分で食べますから」
陛下自らスプーンで『アーン』とかどうなんだ?とか思いながらも咀嚼していると、お腹がパンパンになってきた。
「ふわ」
やばいなあ。
欠伸出ちゃったし、なんか眠い。
「まだ本調子じゃないようだな。仕事の始まる時間まで、少し寝ていくといい」
うーん、それはダメだろ。
いくら休憩中とはいえ、上司の部屋で昼寝とかダメだろう、と思ったところまでは、覚えている。
☆
「ここ、どこだ?」
ふと意識が浮上すると、見知らぬベッドで寝かされていたことに気づく。
誰もいないのか?
「やべ!」
仕事サボっちまった!
慌てて起き上がり近くに置いてあった上着を着込むとバタバタと廊下に出た。
「うっ!」
な、んだ?
内宮に仕事をしに入った時の感覚に似てるけど、それよりも酷い。
2、3歩進んで、空気の重さに膝をついた。
「大丈夫か!」
遠くからかけられた声に視線をあげると、陛下が走って来るのが見える。
「すまなかった。所要で少し席を外していたからな。薬の効果でよく寝ていたから大丈夫かと思っていたのだが」
?
「い、いえ?」
なんで、陛下が?
「まだ具合が悪そうだ。ここは精霊にはキツイ場所だからな。さあ、寝室に戻ろう……兄上」
「え?」
えっと、誰って言った?
ん?精霊にはキツい場所?
「わ!」
「歩けない、ですか」
そう言いながら陛下が俺を抱き上げる。
「心配なされるな、兄上。前のような失敗はしませんから」
「あ、兄上?」
兄上って、誰だ?
えと、前の王様?
俺のじいちゃんのことか?
「前は術式が強過ぎて、兄上があっという間に消耗してしまったから少し弱めたのです。部屋の中なら安全ですよ」
人の話、聞いてないな。
せっかくベッドから抜け出したのに、またぐったりと舞い戻ってしまったではないか。
ベッドではなく外に出たい。
「陛下、俺、シャリオなんですけど」
そもそも陛下に兄と呼ばれるほど年くってねえし。
「わかっておりますよ。シャリオとして、現れてくれたのですよね、私の前に」
うっとりと声を出す陛下が、俺の手を握り指先に口付ける。
「ち、違うけど?」
気持ち悪さに手を引き抜こうとしても、廊下に出たダメージで力が出ない。
「何をおっしゃっているのか」
え、そのままその言葉返すけど?とか思っていたら、陛下の手が服にかかり、一気に引き裂かれた。
「ああ、この模様。先程も確認しましたが、兄上のモノと同じ。顔も声も話し方までよく似ていらっしゃる。兄上、兄上ではないなどと、このルーズラーダに意地悪しないでください」
陛下が俺の腕にある模様を撫で、顔が近づいてくる。
「い、いや、マジで違うから言ってんだけど」
ちょっ、マジ近過ぎだから!
「兄上が悲しまないように、兄上の大事にしていたモノは私も大切にしてきたのですよ」
兄が大切にしてたモノってなんだ?
「奥方も子も、兄上のためだと思ってエサにすることなく大切にしてきたのです。兄上、ご褒美をください」
「何言ってるのか、わかんないんだけど」
エサって、何だ?
「私は以前、兄上に成り代わりたいと思っていました。けれどそれが間違いだと気づいたのです。兄上を殺めてしまってから気づいたのです。兄上のご遺体はすぐに朽ちてしまって、長く愛することができませんでしたし」
今、サラッとすげえこと言ったな!
びっくりし過ぎて身体が震えたわ!
「ああ、怯えないで。もう同じ過ちは犯しませんから。私は、兄上に成り代わりたいのではなく、兄上と結ばれたかったと、気づいたのですから」
「…………なんと?」
な、なんか動揺してて、聞き間違えちゃった。
ふぅー、ないない。
兄上、男。
陛下も、男。
そもそも血が繋がった兄弟だし、国の為政者だ。
そんなお偉い人がそんなおかしなこと言うとかあるわけない。
政治家は清らかさが大事なんだよ。
はー、結婚もして子沢山なのに、同性愛で近親相姦とか、ナイナイ。
えらい聞き間違えしちった!
「兄上、愛しております」
………………っ!!
ぎゃーーーー~!!!
聞き間違えじゃ、なかったー!!
「な、な、なな」
何が起きてんの?
待て待て、冷静になれよ、シャリオ。
俺、シャリオ。
陛下の想い人、兄上。
つまり、人違い。
よし、まずはそこからだな!
「陛下、俺、陛下の兄上ではなくて、シャリオです」
「あ、ああ、そうであったな。今世はシャリオとして生を得たのだ。シャリオとして、愛して欲しいよな?」
ちがーう!
愛して、欲しく、ない!
「い、いえ、俺、もう婚約者もおりますし」
「ん?ああ、そうであったな。後で始末しておく」
ぎゃー!
それも違う!!
「い、いえ、そうではなくて!俺、陛下のこと、好きじゃないんで無理です!ぐはっ!!」
めっちゃ叩かれたんだけど!!
DV?DVやる人なの?陛下様って。
「あああ!痛くないですか?こんなに腫れて。ああ、すみません」
いや、お前の頭どないなっとるねん。
自分で叩いておいて、何ショックうけとるねん。
思わず関西弁にもなるわ。
って、何やってんの?
ビリビリに引き裂かれた服を剥がされ、ズボンまで引き抜かれそうになっている。
「わ!ばか、やめろ!ぐっ」
なんとか暴れて逃げようとすると、降って来るのは強烈な平手だ。
「兄上、私を怒らせないでください。優しくしたいのです、ね?」
「や、だ!」
「こんっ、の!!」
また強い張り手が飛んでくると思ってグッと目を瞑れば、振ってきたのは激しい口付けだった。
「んー!」
やだ。
本当にやだ!
やだ!!
まだ拳の方がいい!
「うー!」
この部屋には、ボロボロ落ちて来る涙を吸い取りに来てくれる精霊すらいない。
ファガル助けて!
無理だったよ。なんでもやれると思ってたけど、無理だった!
「ファガル、助けっ!」
バシッときた強烈な一手に、目から星が飛ぶ。
クラクラしている間に、陛下の口から逃れようと暴れた腕は纏められて、頭上に紐で固定されてしまった。
大股を開かされて蹴り上げまくってた足も、尻を剥き出しにしたまま固定されてしまった。
「他の人間の名など呼ぶな」
口にも何か入れられて、陛下が俺のケツを唾液まみれになって舐めてるのを、見てることしかできない。
泣くしかできないとか、こんなの想定していなかった。
「うっ、ぐすっ」
陛下も服を脱ぎ捨てて、おっさんにしては引き締まった身体を見せられてもトキめきもしない。
そそり立ったブツを見てしまって絶望感に苛まれただけだった。
もう現実逃避しよう。
あのドス黒いモノが自分の中に入ってきても、違うことだけ考えよう。
ケツん中に指が入ってきたけど、もう見ない!
だから俺はふと視線を外して、たまたま床を見たんだ。
そしたら真っ黒のタールみたいな、ネバーっとしたのがゆっくりとベッドに近づいてきていた。
ぎゃー!!
俺のケツもピンチだけど、床もピンチ!!
あれ、絶対悪いヤツだから!!
「んー!うー!」
「ちっ、大人しく観念しろ!」
違うよ、違うから!!
あれ!アレ見てよ!
んぎゃー!陛下が怒ってちんこ押し付けてきたー!
ぎぇー、黒いの登ってきた!!
ぎゃー、黒いの、陛下のちんこ飲み込んだ!!
へ?
へ、陛下、見えてないの?
黒いのにちんこ突っ込んで、めっちゃ気持ち良さそうに動いてるけど。
あ、陛下イッたみたいだ。
なんか幸せそうな陛下にちゅっちゅされてるんだけど。
あれ?俺のケツ、突っ込まれないで済んだんじゃね?
え?黒いの良いやつだったの?
マジで?
助けてくれたの?
えー、クロちゃんいい子やん。
はー良かった。
いや、良くない。
イケおじ風な陛下が、俺の手を両手でにぎにぎとしながら心配顔でデコを合わせてきた。
陛下、俺のこと何歳だと思ってんのかな。
相変わらずちょっとズレたキモいおっさんなんだよな。
「ご、ご心配をおかけしました。少しばかり体調を崩しまして、ははは」
スッと顔を遠ざけると、陛下が目を細めた。
なんだろう。
陛下も王太子殿下もグェインもアルベルトも、王族って皆イケメンなのよ。
なのに陛下は気持ち悪いのよな。
「ああ、今日は其方のために滋養に効く物を用意したのだ。たくさん食べるといい」
「ありがとうございます」
目の前に並べられたのはお粥みたいなものと、ケーキとかの甘味だ。
種類も豊富。すげえ金持ちの晩餐感。
昼間からコレでどうするよ。
人がたくさんいたらバイキングじゃん!って喜べるんだけど、ここにいるの俺と陛下(と必要がなければ動かない使用人)しかいないのよ。
「美味しいです」
「そうであろう。其方のために遠方から取り寄せたのだ」
え?
「そ、それはご迷惑をお掛けしました」
てか、手厚過ぎじゃね?
いくら自分に媚びへつらわない人間が貴重だとか言っても、やり過ぎじゃね?
「ほれ、食が進んでおらんぞ?どれ、食べさせてやろうか」
「い、いや、自分で食べますから」
陛下自らスプーンで『アーン』とかどうなんだ?とか思いながらも咀嚼していると、お腹がパンパンになってきた。
「ふわ」
やばいなあ。
欠伸出ちゃったし、なんか眠い。
「まだ本調子じゃないようだな。仕事の始まる時間まで、少し寝ていくといい」
うーん、それはダメだろ。
いくら休憩中とはいえ、上司の部屋で昼寝とかダメだろう、と思ったところまでは、覚えている。
☆
「ここ、どこだ?」
ふと意識が浮上すると、見知らぬベッドで寝かされていたことに気づく。
誰もいないのか?
「やべ!」
仕事サボっちまった!
慌てて起き上がり近くに置いてあった上着を着込むとバタバタと廊下に出た。
「うっ!」
な、んだ?
内宮に仕事をしに入った時の感覚に似てるけど、それよりも酷い。
2、3歩進んで、空気の重さに膝をついた。
「大丈夫か!」
遠くからかけられた声に視線をあげると、陛下が走って来るのが見える。
「すまなかった。所要で少し席を外していたからな。薬の効果でよく寝ていたから大丈夫かと思っていたのだが」
?
「い、いえ?」
なんで、陛下が?
「まだ具合が悪そうだ。ここは精霊にはキツイ場所だからな。さあ、寝室に戻ろう……兄上」
「え?」
えっと、誰って言った?
ん?精霊にはキツい場所?
「わ!」
「歩けない、ですか」
そう言いながら陛下が俺を抱き上げる。
「心配なされるな、兄上。前のような失敗はしませんから」
「あ、兄上?」
兄上って、誰だ?
えと、前の王様?
俺のじいちゃんのことか?
「前は術式が強過ぎて、兄上があっという間に消耗してしまったから少し弱めたのです。部屋の中なら安全ですよ」
人の話、聞いてないな。
せっかくベッドから抜け出したのに、またぐったりと舞い戻ってしまったではないか。
ベッドではなく外に出たい。
「陛下、俺、シャリオなんですけど」
そもそも陛下に兄と呼ばれるほど年くってねえし。
「わかっておりますよ。シャリオとして、現れてくれたのですよね、私の前に」
うっとりと声を出す陛下が、俺の手を握り指先に口付ける。
「ち、違うけど?」
気持ち悪さに手を引き抜こうとしても、廊下に出たダメージで力が出ない。
「何をおっしゃっているのか」
え、そのままその言葉返すけど?とか思っていたら、陛下の手が服にかかり、一気に引き裂かれた。
「ああ、この模様。先程も確認しましたが、兄上のモノと同じ。顔も声も話し方までよく似ていらっしゃる。兄上、兄上ではないなどと、このルーズラーダに意地悪しないでください」
陛下が俺の腕にある模様を撫で、顔が近づいてくる。
「い、いや、マジで違うから言ってんだけど」
ちょっ、マジ近過ぎだから!
「兄上が悲しまないように、兄上の大事にしていたモノは私も大切にしてきたのですよ」
兄が大切にしてたモノってなんだ?
「奥方も子も、兄上のためだと思ってエサにすることなく大切にしてきたのです。兄上、ご褒美をください」
「何言ってるのか、わかんないんだけど」
エサって、何だ?
「私は以前、兄上に成り代わりたいと思っていました。けれどそれが間違いだと気づいたのです。兄上を殺めてしまってから気づいたのです。兄上のご遺体はすぐに朽ちてしまって、長く愛することができませんでしたし」
今、サラッとすげえこと言ったな!
びっくりし過ぎて身体が震えたわ!
「ああ、怯えないで。もう同じ過ちは犯しませんから。私は、兄上に成り代わりたいのではなく、兄上と結ばれたかったと、気づいたのですから」
「…………なんと?」
な、なんか動揺してて、聞き間違えちゃった。
ふぅー、ないない。
兄上、男。
陛下も、男。
そもそも血が繋がった兄弟だし、国の為政者だ。
そんなお偉い人がそんなおかしなこと言うとかあるわけない。
政治家は清らかさが大事なんだよ。
はー、結婚もして子沢山なのに、同性愛で近親相姦とか、ナイナイ。
えらい聞き間違えしちった!
「兄上、愛しております」
………………っ!!
ぎゃーーーー~!!!
聞き間違えじゃ、なかったー!!
「な、な、なな」
何が起きてんの?
待て待て、冷静になれよ、シャリオ。
俺、シャリオ。
陛下の想い人、兄上。
つまり、人違い。
よし、まずはそこからだな!
「陛下、俺、陛下の兄上ではなくて、シャリオです」
「あ、ああ、そうであったな。今世はシャリオとして生を得たのだ。シャリオとして、愛して欲しいよな?」
ちがーう!
愛して、欲しく、ない!
「い、いえ、俺、もう婚約者もおりますし」
「ん?ああ、そうであったな。後で始末しておく」
ぎゃー!
それも違う!!
「い、いえ、そうではなくて!俺、陛下のこと、好きじゃないんで無理です!ぐはっ!!」
めっちゃ叩かれたんだけど!!
DV?DVやる人なの?陛下様って。
「あああ!痛くないですか?こんなに腫れて。ああ、すみません」
いや、お前の頭どないなっとるねん。
自分で叩いておいて、何ショックうけとるねん。
思わず関西弁にもなるわ。
って、何やってんの?
ビリビリに引き裂かれた服を剥がされ、ズボンまで引き抜かれそうになっている。
「わ!ばか、やめろ!ぐっ」
なんとか暴れて逃げようとすると、降って来るのは強烈な平手だ。
「兄上、私を怒らせないでください。優しくしたいのです、ね?」
「や、だ!」
「こんっ、の!!」
また強い張り手が飛んでくると思ってグッと目を瞑れば、振ってきたのは激しい口付けだった。
「んー!」
やだ。
本当にやだ!
やだ!!
まだ拳の方がいい!
「うー!」
この部屋には、ボロボロ落ちて来る涙を吸い取りに来てくれる精霊すらいない。
ファガル助けて!
無理だったよ。なんでもやれると思ってたけど、無理だった!
「ファガル、助けっ!」
バシッときた強烈な一手に、目から星が飛ぶ。
クラクラしている間に、陛下の口から逃れようと暴れた腕は纏められて、頭上に紐で固定されてしまった。
大股を開かされて蹴り上げまくってた足も、尻を剥き出しにしたまま固定されてしまった。
「他の人間の名など呼ぶな」
口にも何か入れられて、陛下が俺のケツを唾液まみれになって舐めてるのを、見てることしかできない。
泣くしかできないとか、こんなの想定していなかった。
「うっ、ぐすっ」
陛下も服を脱ぎ捨てて、おっさんにしては引き締まった身体を見せられてもトキめきもしない。
そそり立ったブツを見てしまって絶望感に苛まれただけだった。
もう現実逃避しよう。
あのドス黒いモノが自分の中に入ってきても、違うことだけ考えよう。
ケツん中に指が入ってきたけど、もう見ない!
だから俺はふと視線を外して、たまたま床を見たんだ。
そしたら真っ黒のタールみたいな、ネバーっとしたのがゆっくりとベッドに近づいてきていた。
ぎゃー!!
俺のケツもピンチだけど、床もピンチ!!
あれ、絶対悪いヤツだから!!
「んー!うー!」
「ちっ、大人しく観念しろ!」
違うよ、違うから!!
あれ!アレ見てよ!
んぎゃー!陛下が怒ってちんこ押し付けてきたー!
ぎぇー、黒いの登ってきた!!
ぎゃー、黒いの、陛下のちんこ飲み込んだ!!
へ?
へ、陛下、見えてないの?
黒いのにちんこ突っ込んで、めっちゃ気持ち良さそうに動いてるけど。
あ、陛下イッたみたいだ。
なんか幸せそうな陛下にちゅっちゅされてるんだけど。
あれ?俺のケツ、突っ込まれないで済んだんじゃね?
え?黒いの良いやつだったの?
マジで?
助けてくれたの?
えー、クロちゃんいい子やん。
はー良かった。
いや、良くない。
3
お気に入りに追加
171
あなたにおすすめの小説
異世界転移したら何故か獣化してたし、俺を拾った貴族はめちゃくちゃ犬好きだった
綾里 ハスミ
BL
高校生の室谷 光彰(むろやみつあき)は、登校中に異世界転移されてしまった。転移した先で何故か光彰は獣化していた。化物扱いされ、死にかけていたところを貴族の男に拾われる。しかし、その男は重度の犬好きだった。(貴族×獣化主人公)モフモフ要素多め。
☆……エッチ警報。背後注意。
【完結】見ず知らずのイケメンが突然「すみません、この子の親になって下さい」と言ってきたのだが、見た目が好みだったので引き受けることにした。
愛早さくら
BL
タイトル通り
主人公、シーファはある日街を歩いていたらいきなり背後から声をかけられる。曰く、
「すみません、この子の親になって下さい」
驚きながら振り返るとそこにいたのは見ず知らずの物凄く好みの見た目をしたかっこいい男性。
見惚れながらシーファは気付けば頷いていた。
「は、い……俺でよければ……」
から始まる、特に何も起こらない話、にできました!
何も起こりません。
タイトルが全て。
ダイジェストというか、短く!終わらせられたかなと!(ようやく……
・いつもの。
・他の異世界話と同じ世界観。
・今度の主人公はミスティの弟。
・比較的雰囲気は軽めになると思います。
・男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・言い訳というか解説というかは近況ボード「突発短編」のコメントをどうぞ。
【完結】魔王様は勇者激推し!
福の島
BL
魔国のいちばん高い城、その一番奥に鎮座するのは孤高の魔王…ではなく限りなく優しいホワイト社長だった。
日本から転生し、魔王になった社畜は天性のオタクで魔王の力というチート持ち。
この世界でも誰か推せないかなぁとか思っていると…
…居た、勇者だ!!!
元虐められっ子イケメン勇者×少し抜けてるオタク魔王
男性妊娠はおまけ❶から
またおまけ含めて1万字前後です。
【BL】空と水の交わる場所~ゲーム世界で竜騎士になりました。
梅花
BL
現代でプレイしていたネットゲーム『空と水の交わる場所』に転生してしまった。
それはいいんだけれど(いや、良くない)ゲームと違うのは‥
男しかいないゲームになってること!
えっ!転生したのは俺の好みを詰め込んだアバターなのにっ!どうして性別だけ男なんだよ!
でも、ゲームと違って何故か竜騎士にもなっちゃった?
ただ、産まれたばかりの幼竜なので、竜にはまだまだ乗れません。
リアルで、がっつりやってたレイヤーの時に培った化粧や裁縫技術を使って洋服作ったり、趣味全開。
はい、ご都合主義です。
BLですが、まだイチャイチャすらしていません。
好きなものを詰め込んでいく予定です。
際ものです。
女装させるの大好きなので、苦手な方はご注意を!
完結して、修正中。
ムーンにて再度加筆修正したものを公開中です。
エブリスタにも改稿後を順次upしています
魔力ゼロの無能オメガのはずが嫁ぎ先の氷狼騎士団長に執着溺愛されて逃げられません!
松原硝子
BL
これは魔法とバース性のある異世界でのおはなし――。
15歳の魔力&バース判定で、神官から「魔力のほとんどないオメガ」と言い渡されたエリス・ラムズデール。
その途端、それまで可愛がってくれた両親や兄弟から「無能」「家の恥」と罵られて使用人のように扱われ、虐げられる生活を送ることに。
そんな中、エリスが21歳を迎える年に隣国の軍事大国ベリンガム帝国のヴァンダービルト公爵家の令息とアイルズベリー王国のラムズデール家の婚姻の話が持ち上がる。
だがヴァンダービルト公爵家の令息レヴィはベリンガム帝国の軍事のトップにしてその冷酷さと恐ろしいほどの頭脳から常勝の氷の狼と恐れられる騎士団長。しかもレヴィは戦場や公的な場でも常に顔をマスクで覆っているため、「傷で顔が崩れている」「二目と見ることができないほど醜い」という恐ろしい噂の持ち主だった。
そんな恐ろしい相手に子どもを嫁がせるわけにはいかない。ラムズデール公爵夫妻は無能のオメガであるエリスを差し出すことに決める。
「自分の使い道があるなら嬉しい」と考え、婚姻を大人しく受け入れたエリスだが、ベリンガム帝国へ嫁ぐ1週間前に階段から転げ落ち、前世――23年前に大陸の大戦で命を落とした帝国の第五王子、アラン・ベリンガムとしての記憶――を取り戻す。
前世では戦いに明け暮れ、今世では虐げられて生きてきたエリスは前世の祖国で平和でのんびりした幸せな人生を手に入れることを目標にする。
だが結婚相手のレヴィには驚きの秘密があった――!?
「きみとの結婚は数年で解消する。俺には心に決めた人がいるから」
初めて顔を合わせた日にレヴィにそう言い渡されたエリスは彼の「心に決めた人」を知り、自分の正体を知られてはいけないと誓うのだが……!?
銀髪×碧眼(33歳)の超絶美形の執着騎士団長に気が強いけど鈍感なピンク髪×蜂蜜色の目(20歳)が執着されて溺愛されるお話です。
BLが蔓延る異世界に転生したので大人しく僕もボーイズラブを楽しみます~愛されチートボーイは冒険者に溺愛される~
はるはう
BL
『童貞のまま死ぬかも』
気が付くと異世界へと転生してしまった大学生、奏人(かなと)。
目を開けるとそこは、男だらけのBL世界だった。
巨根の友人から夜這い未遂の年上医師まで、僕は今日もみんなと元気にS〇Xでこの世の窮地を救います!
果たして奏人は、この世界でなりたかったヒーローになれるのか?
※エロありの話には★マークがついています
【完結】寝る前に自家発電して下半身丸出しのまま眠ってしまった俺が、朝起こしに来た幼なじみに美味しく頂かれてしまう話
ルコ
BL
「ん、んんっ?んあぁぁぁっ??!」
俺、須藤 芽生(すどう めい)16歳。
朝、目が覚めたらなにやら下半身(局部)が湿った温かい何かに包まれていて、しかも時折絡み付くように吸引されている?
ん~尋常じゃないほど気持ちいい・・・も、もしや、俺、フェラチオされちゃってる?!えっ、えっ??夢にまで見たフェラ初体験中??!
う~む、あり得ない。ならこれはやっぱり夢か?夢だよな??夢にまで見ちゃってるんだよ。て事は俺の欲望が反映されているはずで・・・なら、今俺のモノを咥えているのは、昨日寝る前に自家発電のおかずにしたエロ動画「せーえきごっくん♡まりあちゃん♡♡」のまりあちゃんだろ?!あぁ・・・まりあちゃんが俺のを・・・
そう思って目を開けると、俺のチンコを咥えていたのは幼なじみの瀬名 樹(せな いつき)だった。
ーーーーーーーーー
タイトルそのまんまです!
R18には*を付けます。て、ほぼ付いてますねw
三万字くらいの短編です(番外編を入れると四万字くらい?)。勢いだけで書きました。
恋色模様
藍
BL
会社の同期に恋をしている。けれどモテるあいつは告白されても「好きな奴がいる」と断り続けているそうだ。じゃあ俺の失恋は決定だ。よーし、新しい恋をして忘れることにしよう!後ろ向きに前向きな受がなんやかんやしっかり囲まれていることに気づいていなかったお話。
■囲い込み攻✕無防備受■会社員✕会社員■リーマン要素がありません。ゆる設定。■飲酒してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる