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27話 泊まって始めるDYI!なシャリオ
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「お帰りなさ……お兄ちゃん!?」
アビスを背負って帰ると、出迎えたマリカがアビスの惨状に泣き出した。
うん、気持ちはわかるけどな。
「アビスを寝かせたい。寝室まで案内してくれるか?」
「うっ、グスッ、こっちです」
「?えっと?」
部屋のドアを開けて中を見れば、汚れた布の塊が幾つかあるだけだ。
「ベッドは?」
床で寝るなんて、そんな習慣はこの国にないはずだ。
「去年の冬が寒かったから……暖をとるのに燃やしたんだ」
マジでか。
お前ら、そこまで困窮してたのか。
「……じゃあそこでいいから、寝かせられるようにしてくれ」
「うん」
薄い布を敷いた上にアビスを降ろすと部屋を見渡す。
なんか、やってやりたいことがいっぱい出てきたぞ?
「マリカ」
「はいっ」
「今日は飯、1人で作れるか?」
「う、うん。作れるよ」
「じゃあ俺は薬とか調達してくるから。シウムは川から水を運んでおいてくれ」
「わかったっ」
病人がいる時はいろいろと水が必要になるからな。
あー、寝具一式はファガルに持ってきてもらうか。
連絡鳥、鞄の中に持ってたよな?
あ、あった。
状況を書いて、用意して欲しいものを書いて、よし!
「ファガルまで飛んでくれ」
『ピ!』
連絡鳥は事前に登録してある人間のところに飛ぶ魔道具だ。ファガルのところまで真っ直ぐに飛んでくれることだろう。
「マリカ、少ししたらファガルかファガルのお使いさんが品物届けにくるから、受け取っておいてくれ」
「はーい」
んじゃ、俺は木材店だな。
地べたにそのまま寝てるとか、日本みたいに土禁でもないのに不衛生だ。
鞄を背負って家を出ると、シウムが追いかけてきた。
「なあ、シャリオ兄、兄ちゃん死なない?貴族は魔力で攻撃してくるんだろ?魔力で傷がついたら、平民は死んじまう」
そうだな。
貴族と平民の結婚が奨励されていないのも、それが原因だ。
男が貴族で女が平民だった場合、男の精を受け入れ続けているうちに女は弱ってその内死に至る。
魔力を貯めておける器官も無ければ、それをコントロールする道具も買えないからだ。
逆の場合は比較的長い間無事だけど、貴族の女が平民に惚れ込むことは、まあ、ないしなあ。
俺の場合も起きたら中まで綺麗にされているから、ファガルが処理をしてくれているんだろうと勝手に思っている。
まあ俺、魔力を受け入れても大丈夫なんだけどさ。
「シウム、大丈夫だからな。身体の中に入った魔力は出したし、血も止まっただろ?あとはアビスが目を覚ますのを待つだけだ。それまで俺も一緒にいるから、心配するな」
「んっ。兄ちゃんをよろしくお願いします」
「おう、任せとけ」
俺は力強くシウムの頭を撫でた。
☆
工場で削ってある木材を安く譲ってもらい、台車を借りて運んだ。
他にもセメントみたいになる資材や釘とか、俺の亜空間収納では収まりきらない量の材料を積み込んだ。
けど精霊達が手伝ってくれたから重さはそれほど感じなくてすんだ。
家に戻れば頼んで置いた荷物も届いていたし、アビスの寝ている部屋の隣室にそれらの荷物と資材を運びこんだ。
この家を、住みやすい家にする。そのぐらいはしてもいいだろう。
さーて、夕食も食ったし、アビスにも水分は取らせたし、改造開始だな。
「シャリオ兄、こんなたくさんの木、どうするの?」
「ん?お前らの寝床でも作ろうかと思って」
失敗しても、台所の火種とかに変わるだけだし。
「俺も手伝う!」
「おう頼んだ。じゃあここ、押さえててくれ」
「はーい」
「ここ、持てるか?」
「ん!」
まずは外枠を作って、釘を打ちつけてっと。
ああ、メジャーが欲しい!
それっぽいの買ってくるの忘れたぜ。
「私はどうしたらいい?」
「食器とか洗ってくれるか?終わったら、アビスの近くについていてやってくれ。目が覚めたら教えてな」
アビスを放っておくわけにはいかないし。容態が変わることは、もうないと思うけども。
「はい!」
「しかしこれ、お前らが大きくなっても重さに耐えられるか?」
出来上がったベッド1号を見て、形には満足してるけど釘打ちのベッドに強度が心配になる。
はめ込むタイプなら安心できたんだろうけど、そんな高度な技を持ってないしなー。
『重さにたえられるようにすればいいの?』
『木、かたくする!』
『めっちゃくっつくようにする!』
『くっつくのいいねえ!』
『えい、木と木、くっついて同化しろ!』
『おー!』
……釘がなくてもくっついたぞ。
「シャリオ兄ー、なんか急にしっかりしたぞ?」
「う、うん、そうだな……よ、よし、あと2つ、さっさと作っちまうぞ!」
「はーい」
☆
新しくできたベッドにアビスを移し、身体を拭き清めて綺麗な服を着せた。
下のお世話は、側近が持ってきてくれた清潔を保つ下着に任せる。
回数制限とかはあるようだが、そんな服があるなんて知らなかったから相談しておいてよかったよ。
なんでも遠征に行く時に彼らが身につける物なんだって。
結局、今日は目……覚めなかったな。
早く起きろよ、アビス。
起きてこないと、シウムとマリカが泣くぞ?
「お前らももう寝ろよ。俺はリビングで寝てるから、何かあったら起こしてくれ」
「はーい」
時々様子は見にくるけどな。
アビスが日常生活の支障がなくなるまでは泊まる気で、リビングに長椅子兼簡易ベッドも作ったのだ。
「シャリオ兄、ふかふか布団、ありがとう」
「うん、今度ファガルに礼を言ってやってくれ」
「うん」
用意したのはファガルだからな。
さーてと、コイツらが寝てる間に、隣の部屋を風呂場に改造してやるか。
そうすれば家の中で洗濯もできるようになるしな。
あんまり大きすぎても水を運ぶのが大変だ。
下水は一応通ってるみたいだから、排水は……ん、問題無さそうだな。
これをここに繋いで……んー、流れない。角度か?
「ふわぁ」
こりゃあ徹夜だなあ。
アビスを背負って帰ると、出迎えたマリカがアビスの惨状に泣き出した。
うん、気持ちはわかるけどな。
「アビスを寝かせたい。寝室まで案内してくれるか?」
「うっ、グスッ、こっちです」
「?えっと?」
部屋のドアを開けて中を見れば、汚れた布の塊が幾つかあるだけだ。
「ベッドは?」
床で寝るなんて、そんな習慣はこの国にないはずだ。
「去年の冬が寒かったから……暖をとるのに燃やしたんだ」
マジでか。
お前ら、そこまで困窮してたのか。
「……じゃあそこでいいから、寝かせられるようにしてくれ」
「うん」
薄い布を敷いた上にアビスを降ろすと部屋を見渡す。
なんか、やってやりたいことがいっぱい出てきたぞ?
「マリカ」
「はいっ」
「今日は飯、1人で作れるか?」
「う、うん。作れるよ」
「じゃあ俺は薬とか調達してくるから。シウムは川から水を運んでおいてくれ」
「わかったっ」
病人がいる時はいろいろと水が必要になるからな。
あー、寝具一式はファガルに持ってきてもらうか。
連絡鳥、鞄の中に持ってたよな?
あ、あった。
状況を書いて、用意して欲しいものを書いて、よし!
「ファガルまで飛んでくれ」
『ピ!』
連絡鳥は事前に登録してある人間のところに飛ぶ魔道具だ。ファガルのところまで真っ直ぐに飛んでくれることだろう。
「マリカ、少ししたらファガルかファガルのお使いさんが品物届けにくるから、受け取っておいてくれ」
「はーい」
んじゃ、俺は木材店だな。
地べたにそのまま寝てるとか、日本みたいに土禁でもないのに不衛生だ。
鞄を背負って家を出ると、シウムが追いかけてきた。
「なあ、シャリオ兄、兄ちゃん死なない?貴族は魔力で攻撃してくるんだろ?魔力で傷がついたら、平民は死んじまう」
そうだな。
貴族と平民の結婚が奨励されていないのも、それが原因だ。
男が貴族で女が平民だった場合、男の精を受け入れ続けているうちに女は弱ってその内死に至る。
魔力を貯めておける器官も無ければ、それをコントロールする道具も買えないからだ。
逆の場合は比較的長い間無事だけど、貴族の女が平民に惚れ込むことは、まあ、ないしなあ。
俺の場合も起きたら中まで綺麗にされているから、ファガルが処理をしてくれているんだろうと勝手に思っている。
まあ俺、魔力を受け入れても大丈夫なんだけどさ。
「シウム、大丈夫だからな。身体の中に入った魔力は出したし、血も止まっただろ?あとはアビスが目を覚ますのを待つだけだ。それまで俺も一緒にいるから、心配するな」
「んっ。兄ちゃんをよろしくお願いします」
「おう、任せとけ」
俺は力強くシウムの頭を撫でた。
☆
工場で削ってある木材を安く譲ってもらい、台車を借りて運んだ。
他にもセメントみたいになる資材や釘とか、俺の亜空間収納では収まりきらない量の材料を積み込んだ。
けど精霊達が手伝ってくれたから重さはそれほど感じなくてすんだ。
家に戻れば頼んで置いた荷物も届いていたし、アビスの寝ている部屋の隣室にそれらの荷物と資材を運びこんだ。
この家を、住みやすい家にする。そのぐらいはしてもいいだろう。
さーて、夕食も食ったし、アビスにも水分は取らせたし、改造開始だな。
「シャリオ兄、こんなたくさんの木、どうするの?」
「ん?お前らの寝床でも作ろうかと思って」
失敗しても、台所の火種とかに変わるだけだし。
「俺も手伝う!」
「おう頼んだ。じゃあここ、押さえててくれ」
「はーい」
「ここ、持てるか?」
「ん!」
まずは外枠を作って、釘を打ちつけてっと。
ああ、メジャーが欲しい!
それっぽいの買ってくるの忘れたぜ。
「私はどうしたらいい?」
「食器とか洗ってくれるか?終わったら、アビスの近くについていてやってくれ。目が覚めたら教えてな」
アビスを放っておくわけにはいかないし。容態が変わることは、もうないと思うけども。
「はい!」
「しかしこれ、お前らが大きくなっても重さに耐えられるか?」
出来上がったベッド1号を見て、形には満足してるけど釘打ちのベッドに強度が心配になる。
はめ込むタイプなら安心できたんだろうけど、そんな高度な技を持ってないしなー。
『重さにたえられるようにすればいいの?』
『木、かたくする!』
『めっちゃくっつくようにする!』
『くっつくのいいねえ!』
『えい、木と木、くっついて同化しろ!』
『おー!』
……釘がなくてもくっついたぞ。
「シャリオ兄ー、なんか急にしっかりしたぞ?」
「う、うん、そうだな……よ、よし、あと2つ、さっさと作っちまうぞ!」
「はーい」
☆
新しくできたベッドにアビスを移し、身体を拭き清めて綺麗な服を着せた。
下のお世話は、側近が持ってきてくれた清潔を保つ下着に任せる。
回数制限とかはあるようだが、そんな服があるなんて知らなかったから相談しておいてよかったよ。
なんでも遠征に行く時に彼らが身につける物なんだって。
結局、今日は目……覚めなかったな。
早く起きろよ、アビス。
起きてこないと、シウムとマリカが泣くぞ?
「お前らももう寝ろよ。俺はリビングで寝てるから、何かあったら起こしてくれ」
「はーい」
時々様子は見にくるけどな。
アビスが日常生活の支障がなくなるまでは泊まる気で、リビングに長椅子兼簡易ベッドも作ったのだ。
「シャリオ兄、ふかふか布団、ありがとう」
「うん、今度ファガルに礼を言ってやってくれ」
「うん」
用意したのはファガルだからな。
さーてと、コイツらが寝てる間に、隣の部屋を風呂場に改造してやるか。
そうすれば家の中で洗濯もできるようになるしな。
あんまり大きすぎても水を運ぶのが大変だ。
下水は一応通ってるみたいだから、排水は……ん、問題無さそうだな。
これをここに繋いで……んー、流れない。角度か?
「ふわぁ」
こりゃあ徹夜だなあ。
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