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第四章 ヴィエナの狂信者
4-18 ナミディアの地へ
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いよいよ、春休みに入り、開拓団の出発の日となった。
クローディアが身代わりで誘拐されてから、引き続き冒険者ギルドに協力を要請し、魔法探知で彼女の捜索が行われている状況だ。
王都内にいるかと思っていたのだが、魔法探知の反応がなかったのだ。
秘密部屋に拉致されていると、クィンシーから聞いていたのだが、どのようにしたかは不明だが、外に連れ出されてしまったようである。
マルムス教対策委員会では、人員は期待できない。
一応、実働部隊の武官に教団の内偵をお願いしているが、官僚にどれほどできるか未知数である。期待はあまりしていない。
委員長は、事なかれ主義なようで、相変わらずの融和策を取っている。
どうせ政治で決まった、お気楽ポストなのだろう。
国王は、教団を快く思っていない。だが国王の意向が通っていない。
これが意味するところは何なのか?
別の関係筋からも教団を潰せるなら潰したいと漏らしているようだとの情報を得ている。融和策は望まれていないのである。
レヴィンはアウステリア王国も結構危ういバランスの下に成り立っている状態なのでは?と、思い始めていた。
レヴィンも開拓の細かい指示をした後、王都へ取って返すつもりであった。
クローディアを一刻も速く、助け出さねばならない。
そんな不安の渦巻く中での開拓団の船出となったのである。
もちろん、出発の日に合わせて中鬼族も王都の城壁外に集まっていた。
貴族や冒険者ギルド、商人などの口利きによって、彼等は人間に襲われる事なく集合できたようだ。中鬼族を見た開拓団の中には、小鬼族のあまりの変わり様に本当に小鬼族なのかと疑っている者もいた。
大開拓団が一路東へ向かう。
まるで大名行列の、いやそれ以上の規模である。北と東の交通路であるメルディナは宿屋の数がとても多いので、多くの者が宿泊する事ができるが、それでも全て入りきる訳ではない。
あぶれた者は城壁外でテントを張っての野宿である。
カルマに至っては、冒険者の数が多すぎて宿の手配は無理だろう。
なるべく多くの者にちゃんとした宿に泊まって欲しいレヴィンであったが、こればっかりはどうにもならない。
開拓団の中には戦える者も多くいる。なので護衛の数はほとんどいない。
魔物が出た場合、民が自ら剣を取って戦うのである。
道中の魔物すらどうにかできないならば、魔の森の近くである領都予定地付近に出没する魔物に対応できないだろう。
その場合は、冒険者を多く募集しなければならず、出費もかさむ。
町が出来てしまえば、カルマ同様に冒険者は自然と集まるだろう。
しかし、魔物の襲撃の心配は杞憂に終わった。
人が多すぎて襲おうとする魔物はいなかったようだ。
メルディナまでは、何事もなく進む。
レヴィンは大きめの馬車に乗っているが、その中のメンバーは入れ替わり立ち替わりしている。
色々と打ち合わせがあるのだ。
主に再確認だが、到着してからの作業の段取りや、効率の良い手順を再検討している。また、マルムス教関係の情報も逐一伝えてもらっている。
メルディナを出てカルマへの道程に入った。
道を行く冒険者の数も、荷馬車の数も王都―メルディナ間より増えてきている。
中鬼族も、特に問題を起こす事もなく、同行している。
中鬼族のガンジ・ダとジグド・ダを馬車に呼ぶ。
他のメンバーには、まず、警備担当者のゲルググを呼んだ。
馬車には、レヴィン、家宰候補、執事候補、ガンジ・ダ、ジグド・ダ、警備担当者が乗っている。
レヴィンの左右に中鬼族の二人がそして対面に残り三人が座る形となった。
中鬼族は体も大きくレヴィンは、サンドイッチの具のように挟み込まれて少しきつそうだ。
「まずは紹介しておこう。我が村の住人となる小鬼族の二人だ。え? 今は中鬼族? あ、そうなん?」
レヴィンは種族進化で小鬼族が中鬼族になっている事をやっと知った。
レヴィンが自己紹介を促すと、おずおずと自分の事を語り始める二人。
「儂は、ガンジ・ダと言います。中鬼司教をやっております。主に、祭祀や部族の者の取りまとめをしております。人間族の方々、よろしくお願い申し上げる」
「私は、ジグド・ダと言う。中鬼将軍をやっていて、部族の狩りや戦闘を仕切っていた。よろしくお願いする」
ゲルググは思ったよりまともな挨拶をされて驚いている。
しかも小鬼族から大きく姿を変え、人間のような外見になっているのだ。
彼は、所詮、魔物ふぜいと思って侮っていたようだ。
「これは、ご丁寧に……私は村の警備を担当するゲルググと言います。こちらこそよろしくお願いします」
レヴィンは、人間であろうと魔物であろうと、差別的でない人物を上に据えたかった。彼はゲルググをじっくり観察していた。
「以前、伝えたように、彼らには村を造ってもらう。そこで狩りだけでなく、農耕も行ってもらう。将来的には一つになる村だ。同じナミディアの仲間だと思って欲しい。あなたには、中鬼族に対する差別も取り締まってもらいたい。逆もまた然りだ」
「解りました。差別のないように取り計らいます」
それから、しばしの歓談時間となった。
見て聞いている分には、ゲルググには問題ないように思えた。
次は、当面、農民を代表する者を呼んだ。名前はドルガンだ。
彼は、魔物が農耕などできるのか懐疑的であったが、特に差別的な言動はなかった。
これは彼等自身も上流階級からだけでなく、時には平民からも差別的な言動を受ける事が多いためだと思われた。
また、彼には中鬼族への農業指導もお願いした。
流石にこれには、驚きを隠せないドルガンであったが、快諾してくれた。
同様に、技術者代表者レイレックと商人代表者・ブリアン・ファーノンも馬車に呼ぶ。レイレックは寡黙な技術者で、人間族も中鬼族も関係なく厳しい態度を取りそうな男だ。何も厳しい態度を禁止する訳ではない。あくまでも差別的な態度を禁止する訳であるから、その点心配はなさそうであった。あるとすれば、人間族と中鬼族の争いが起きてもスルーしそうな点くらいであろうか。そこは、仲介役としての大事な仕事なので、よろしくお願いしておく。
ブリアンは、典型的な商人であり、利をもたらす者ならば、誰とでも仲良くできる、つまり差別心があってもそれを面に出さない男であるので、心配はなさそうだ。中鬼族にも貨幣経済の概念を取り入れるつもりなので、彼等も商人の客となる。この二人も問題ないように思えた。
少なくともレヴィンがいる時は問題ないだろう。レヴィンが不在の時も多いと思われるので、その点は心配であった。
ガンジ・ダ達を帰して馬車に三人になった時に、執事候補のウォルターに尋ねた。
「彼等だけど、上手く溶け込めるかね?」
「すぐには無理でしょう。やはり時間が必要ですな。何か共通の団結できる何かがあればいいのですが」
共通の目標と言えば、ナミディアの開拓と発展だが、それ以外でも何か欲しいところである。
「とりあえず、最初は二日目の祭りだな。酒が絡めば、多少は仲良くなれるだろうよ」
懇親を目的とした祭りと称した、酒宴を行う予定だ。
まずは、そこに期待を寄せるレヴィンであった。
クローディアが身代わりで誘拐されてから、引き続き冒険者ギルドに協力を要請し、魔法探知で彼女の捜索が行われている状況だ。
王都内にいるかと思っていたのだが、魔法探知の反応がなかったのだ。
秘密部屋に拉致されていると、クィンシーから聞いていたのだが、どのようにしたかは不明だが、外に連れ出されてしまったようである。
マルムス教対策委員会では、人員は期待できない。
一応、実働部隊の武官に教団の内偵をお願いしているが、官僚にどれほどできるか未知数である。期待はあまりしていない。
委員長は、事なかれ主義なようで、相変わらずの融和策を取っている。
どうせ政治で決まった、お気楽ポストなのだろう。
国王は、教団を快く思っていない。だが国王の意向が通っていない。
これが意味するところは何なのか?
別の関係筋からも教団を潰せるなら潰したいと漏らしているようだとの情報を得ている。融和策は望まれていないのである。
レヴィンはアウステリア王国も結構危ういバランスの下に成り立っている状態なのでは?と、思い始めていた。
レヴィンも開拓の細かい指示をした後、王都へ取って返すつもりであった。
クローディアを一刻も速く、助け出さねばならない。
そんな不安の渦巻く中での開拓団の船出となったのである。
もちろん、出発の日に合わせて中鬼族も王都の城壁外に集まっていた。
貴族や冒険者ギルド、商人などの口利きによって、彼等は人間に襲われる事なく集合できたようだ。中鬼族を見た開拓団の中には、小鬼族のあまりの変わり様に本当に小鬼族なのかと疑っている者もいた。
大開拓団が一路東へ向かう。
まるで大名行列の、いやそれ以上の規模である。北と東の交通路であるメルディナは宿屋の数がとても多いので、多くの者が宿泊する事ができるが、それでも全て入りきる訳ではない。
あぶれた者は城壁外でテントを張っての野宿である。
カルマに至っては、冒険者の数が多すぎて宿の手配は無理だろう。
なるべく多くの者にちゃんとした宿に泊まって欲しいレヴィンであったが、こればっかりはどうにもならない。
開拓団の中には戦える者も多くいる。なので護衛の数はほとんどいない。
魔物が出た場合、民が自ら剣を取って戦うのである。
道中の魔物すらどうにかできないならば、魔の森の近くである領都予定地付近に出没する魔物に対応できないだろう。
その場合は、冒険者を多く募集しなければならず、出費もかさむ。
町が出来てしまえば、カルマ同様に冒険者は自然と集まるだろう。
しかし、魔物の襲撃の心配は杞憂に終わった。
人が多すぎて襲おうとする魔物はいなかったようだ。
メルディナまでは、何事もなく進む。
レヴィンは大きめの馬車に乗っているが、その中のメンバーは入れ替わり立ち替わりしている。
色々と打ち合わせがあるのだ。
主に再確認だが、到着してからの作業の段取りや、効率の良い手順を再検討している。また、マルムス教関係の情報も逐一伝えてもらっている。
メルディナを出てカルマへの道程に入った。
道を行く冒険者の数も、荷馬車の数も王都―メルディナ間より増えてきている。
中鬼族も、特に問題を起こす事もなく、同行している。
中鬼族のガンジ・ダとジグド・ダを馬車に呼ぶ。
他のメンバーには、まず、警備担当者のゲルググを呼んだ。
馬車には、レヴィン、家宰候補、執事候補、ガンジ・ダ、ジグド・ダ、警備担当者が乗っている。
レヴィンの左右に中鬼族の二人がそして対面に残り三人が座る形となった。
中鬼族は体も大きくレヴィンは、サンドイッチの具のように挟み込まれて少しきつそうだ。
「まずは紹介しておこう。我が村の住人となる小鬼族の二人だ。え? 今は中鬼族? あ、そうなん?」
レヴィンは種族進化で小鬼族が中鬼族になっている事をやっと知った。
レヴィンが自己紹介を促すと、おずおずと自分の事を語り始める二人。
「儂は、ガンジ・ダと言います。中鬼司教をやっております。主に、祭祀や部族の者の取りまとめをしております。人間族の方々、よろしくお願い申し上げる」
「私は、ジグド・ダと言う。中鬼将軍をやっていて、部族の狩りや戦闘を仕切っていた。よろしくお願いする」
ゲルググは思ったよりまともな挨拶をされて驚いている。
しかも小鬼族から大きく姿を変え、人間のような外見になっているのだ。
彼は、所詮、魔物ふぜいと思って侮っていたようだ。
「これは、ご丁寧に……私は村の警備を担当するゲルググと言います。こちらこそよろしくお願いします」
レヴィンは、人間であろうと魔物であろうと、差別的でない人物を上に据えたかった。彼はゲルググをじっくり観察していた。
「以前、伝えたように、彼らには村を造ってもらう。そこで狩りだけでなく、農耕も行ってもらう。将来的には一つになる村だ。同じナミディアの仲間だと思って欲しい。あなたには、中鬼族に対する差別も取り締まってもらいたい。逆もまた然りだ」
「解りました。差別のないように取り計らいます」
それから、しばしの歓談時間となった。
見て聞いている分には、ゲルググには問題ないように思えた。
次は、当面、農民を代表する者を呼んだ。名前はドルガンだ。
彼は、魔物が農耕などできるのか懐疑的であったが、特に差別的な言動はなかった。
これは彼等自身も上流階級からだけでなく、時には平民からも差別的な言動を受ける事が多いためだと思われた。
また、彼には中鬼族への農業指導もお願いした。
流石にこれには、驚きを隠せないドルガンであったが、快諾してくれた。
同様に、技術者代表者レイレックと商人代表者・ブリアン・ファーノンも馬車に呼ぶ。レイレックは寡黙な技術者で、人間族も中鬼族も関係なく厳しい態度を取りそうな男だ。何も厳しい態度を禁止する訳ではない。あくまでも差別的な態度を禁止する訳であるから、その点心配はなさそうであった。あるとすれば、人間族と中鬼族の争いが起きてもスルーしそうな点くらいであろうか。そこは、仲介役としての大事な仕事なので、よろしくお願いしておく。
ブリアンは、典型的な商人であり、利をもたらす者ならば、誰とでも仲良くできる、つまり差別心があってもそれを面に出さない男であるので、心配はなさそうだ。中鬼族にも貨幣経済の概念を取り入れるつもりなので、彼等も商人の客となる。この二人も問題ないように思えた。
少なくともレヴィンがいる時は問題ないだろう。レヴィンが不在の時も多いと思われるので、その点は心配であった。
ガンジ・ダ達を帰して馬車に三人になった時に、執事候補のウォルターに尋ねた。
「彼等だけど、上手く溶け込めるかね?」
「すぐには無理でしょう。やはり時間が必要ですな。何か共通の団結できる何かがあればいいのですが」
共通の目標と言えば、ナミディアの開拓と発展だが、それ以外でも何か欲しいところである。
「とりあえず、最初は二日目の祭りだな。酒が絡めば、多少は仲良くなれるだろうよ」
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