砕けた鏡と増えた太陽


周囲を砂漠に囲まれた国。

とにかく暑い……。

太陽を睨んで王さまは言いました。

「誰か、あの忌々しい太陽を砕いてしまえ! 成功した者には、何でも望みの褒美をとらせるぞ 」

国中にお触れが回され、我こそはと名乗りを挙げたのは……。


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