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2章英雄と龍魔王
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「では……賛成多数で龍魔王の征伐は決定致します」
「ええ」
「クッ……皇帝が怒っても知らんぞ……」
「そして、その征伐に関しては団長を勤めるのは七英雄団所属四英雄サー・イリスです」
「ほう、あの若い娘か……新しい風が来て、良いではないか」
「ええ、彼女の強さはグラード王国の戦力ですから」
「待て……まさか、その化け物……を団長にする気か? もし、暴走したらどうする気だ?」
「その彼女に対する蔑称は慎んだ方が宜しいですよ首相」
「何を言うか……真実を言ったまでだ……」
「たとえ、過去に何があったとしても、現に僕は彼女に絶大な信頼を置いてます。それは人格だけではない、最年少で騎士団に入団し、あっという間に副団長に登りつめ、そして、冒険者に職を変更し、たった数年で、七英雄団の仲間入りをし、そして、四英雄という称号を獲得した。権力を称えろという訳ではないが、彼女の今までの努力は疑いのない事実……だから、彼女を信頼しても良いのではないでしょうか」
「クッ……過去は消えない事実だ。いつか、必ず災いをもたらすぞ……災厄と呼ばれた天使はな」
「ええ」
「クッ……皇帝が怒っても知らんぞ……」
「そして、その征伐に関しては団長を勤めるのは七英雄団所属四英雄サー・イリスです」
「ほう、あの若い娘か……新しい風が来て、良いではないか」
「ええ、彼女の強さはグラード王国の戦力ですから」
「待て……まさか、その化け物……を団長にする気か? もし、暴走したらどうする気だ?」
「その彼女に対する蔑称は慎んだ方が宜しいですよ首相」
「何を言うか……真実を言ったまでだ……」
「たとえ、過去に何があったとしても、現に僕は彼女に絶大な信頼を置いてます。それは人格だけではない、最年少で騎士団に入団し、あっという間に副団長に登りつめ、そして、冒険者に職を変更し、たった数年で、七英雄団の仲間入りをし、そして、四英雄という称号を獲得した。権力を称えろという訳ではないが、彼女の今までの努力は疑いのない事実……だから、彼女を信頼しても良いのではないでしょうか」
「クッ……過去は消えない事実だ。いつか、必ず災いをもたらすぞ……災厄と呼ばれた天使はな」
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