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イヤーズ
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もうやめにしようね
そんな簡単な言葉で消えていく思い出たちが
もう少し、ここにいたいって僕に告げる
僕はばかみたいだ
バ力なんだ、わかっている。
でもさ、やっぱり
つらいな
なあ、わかるかよ
告げずにいた言葉たちは深海に潜ってあえいでいるよ
ねえ、おしえてよ
こころ離れた後の想いたちはどこへ行ってしまうのかを
はあああ
春告げる風はなまぬるくて
新しく生活を始めて僕は息は、だけどまだ白くて
おかしいな、さむいんだ、震えて仕方ないよ
十分だよ、もちろん、わかってる
わかってるよ、しってるし、わかってる
全部、全部すべて、、いままでも、これからも
でもね、わからない
つらいなあ
君がふと見せるつらそうな泣き顔を
見て見ぬふりなんてできないんだ
だけど気丈にふるまっている君は僕なんていらないとそう
もちろん知ってる、察して、気が付いてないふりをする
君が傷ついていないふりをするのを
僕が知らないふりをするのを
僕らは分かち合って、でも、もうさよならなんだと
こころは、頭は、見てみないふりして、知らないふりして
ねえ、ばかみたいじゃない、バカなんだよ、バカ野郎
ふうううと軽くため息して
はあああと息を吸って
歌う。ただ、想いながら。
身をこころをよじりながら、切り刻み、歌う。
なにも、君が感じないように。
ただ幸せであれと願い歌う。
たのむから
もう、いいから、僕はなんだっていいから
どうか、お願いします、もう哀しみを
どうか、やすらぎを、日差しの香りのするやらかい毛布のような優しいベールを
どうか、もう傷つかないように、もう悲しまないように
もう、泣かないようにもう、さよならを告げなくて済むように
かけてあげてください、それだけがいまの祈りなんです
はあああ、吐く息が白い
寒いね、寒いねと言い合いして
手をつないだ、忘れないよ、忘れたくともね
わかってるよ、わかってる
大丈夫なんだね、わかってる
でも、ちゃんとわかってる
なくせない、想いたちは深海で
太陽の香りのする君が笑顔でまた現れるように
ひっそりと、生きていくよ
だから、もう
さよならだね、もうやめにしようね
って僕たちはまた、顔を見合わせながら
わかってる、わかってるyear s
戻らない時を想って
そんな簡単な言葉で消えていく思い出たちが
もう少し、ここにいたいって僕に告げる
僕はばかみたいだ
バ力なんだ、わかっている。
でもさ、やっぱり
つらいな
なあ、わかるかよ
告げずにいた言葉たちは深海に潜ってあえいでいるよ
ねえ、おしえてよ
こころ離れた後の想いたちはどこへ行ってしまうのかを
はあああ
春告げる風はなまぬるくて
新しく生活を始めて僕は息は、だけどまだ白くて
おかしいな、さむいんだ、震えて仕方ないよ
十分だよ、もちろん、わかってる
わかってるよ、しってるし、わかってる
全部、全部すべて、、いままでも、これからも
でもね、わからない
つらいなあ
君がふと見せるつらそうな泣き顔を
見て見ぬふりなんてできないんだ
だけど気丈にふるまっている君は僕なんていらないとそう
もちろん知ってる、察して、気が付いてないふりをする
君が傷ついていないふりをするのを
僕が知らないふりをするのを
僕らは分かち合って、でも、もうさよならなんだと
こころは、頭は、見てみないふりして、知らないふりして
ねえ、ばかみたいじゃない、バカなんだよ、バカ野郎
ふうううと軽くため息して
はあああと息を吸って
歌う。ただ、想いながら。
身をこころをよじりながら、切り刻み、歌う。
なにも、君が感じないように。
ただ幸せであれと願い歌う。
たのむから
もう、いいから、僕はなんだっていいから
どうか、お願いします、もう哀しみを
どうか、やすらぎを、日差しの香りのするやらかい毛布のような優しいベールを
どうか、もう傷つかないように、もう悲しまないように
もう、泣かないようにもう、さよならを告げなくて済むように
かけてあげてください、それだけがいまの祈りなんです
はあああ、吐く息が白い
寒いね、寒いねと言い合いして
手をつないだ、忘れないよ、忘れたくともね
わかってるよ、わかってる
大丈夫なんだね、わかってる
でも、ちゃんとわかってる
なくせない、想いたちは深海で
太陽の香りのする君が笑顔でまた現れるように
ひっそりと、生きていくよ
だから、もう
さよならだね、もうやめにしようね
って僕たちはまた、顔を見合わせながら
わかってる、わかってるyear s
戻らない時を想って
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