666 / 709
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第799話 迷宮都市 魔族との契約 7&侯爵になったルシファー
しおりを挟む
これは駄目だと思い、雫ちゃんへ縄を1本にしてはどうかと提案する。
このままだと、ルシファーはずっと縄に打たれ続ける事になりそうだよ。
それじゃ、あまりにも可哀想だ。
雫ちゃんは「仕方ないなぁ~」と笑い、その代わり1本で跳ぶ回数を20回に変更。
1本になったので、私とシルバーも試してみた。
タイミングを合わせ、回っている大縄の中に入る。
シルバーは縄の動きに反応し、楽しそうにジャンプしていた。
2本の縄で失敗したルシファーは、1本の縄が回る動きに合わせ慎重に中に入る。
今度は打たれず20回跳べた。
続いてセイさんが綱引きの勝負を持ちかける。
見た目が華奢な彼に勝てると思ったルシファーは、樹おじさんにアピールするため勝利宣言をした。
大縄の中心に赤いリボンを結び、半分以上引けたら勝ちとしスタートの笛を吹く。
笛を吹いた瞬間、ルシファーは縄と一緒に引きずられ速攻で負けた。
理由が分からない彼は唖然となり、次に勝つと言った手前、呆気なく負けたのが恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にする。
うん。きっと誰も勝てないから、そんなに落ち込まなくていいと思う。
見ていたメンバーの男性陣全員とセイさんが、何故か綱引きを始める。
1人対7人って……いくら何でも卑怯じゃないかしら?
それでも結果はセイさんの圧勝だった。
ルシファーは皆が踏ん張り切れず、引きずられる姿を顎が外れるくらい口を大きく開け見ている。
セイさんは本当に力が強いらしく、これには私も驚いてしまった。
兄は竹馬を用意して、庭を一周しろと指示する。
ルシファーは何度もバランスを崩して竹馬から落ちながら、なんとか一周した。
明日は全身が痣だらけになってそう……。
旭はバスケのゴールポストを出して、ダンクシュートを決めさせる。
HPが上がり筋力が増えた旭は、お手本を華麗に見せて雫ちゃんから格好いいと称賛され照れていた。
バスケの経験がないルシファーはドリブルするのに苦戦し、ダンクシュートはジャンプ力が足りてない。
時間が掛かりそうだと思った旭が、レイアップシュートに変更。
最初から、そうしてあげればいいのに……。
雫ちゃんといい、父親が好きなルシファーが嫌いなのかしら?
最後に雫ちゃんのお母さんが、子供達の意地悪に悪いと思ってか妖精さんに作った料理を食べさせた。
あっ、それは一番酷いお願いだよ!
異世界では食事が不要なルシファーだけど、食べられないわけじゃないようで何も警戒せず口にする。
彼に渡したのはマスタード増し増しのサンドイッチだった。
一口食べたあとで悶絶し、にこにこ笑っている雫ちゃんのお母さんを見て怯えた表情になる。
涙目になりながら最後まで完食すると、直ぐ異界へ帰ってしまった。
水曜日、木曜日もガーグ老の工房の庭でルシファーを召喚して、皆と契約を済ませる。
武闘派組は筋トレを、それ以外のメンバーは毎回違う内容を願っていた。
次の爵位に必要なMPは増えたかな?
「ルシファー、爵位は上がった?」
「伯爵になった。侯爵は30,000の魔力が必要だが、残りは28,000だな。それとLvが50になるのが条件だ」
1日の契約で増える魔力は4,650だから、あと6日必要か……。
100足りない分は、私が250の契約をすればいい。
Lvに関しては摩天楼のダンジョンで魔物を倒してもらおう。
「今のLvを教えてくれる?」
「……Lv20」
少し言い辛そうだったのは、皆のLvより低いと分かっていたからだろう。
翌週もダンジョン攻略を中止して、6日間ルシファーの爵位上げに付き合った。
水曜日には私の希望した侯爵になり、木曜と金曜にセイさんが摩天楼のダンジョンでLv50まで上げる事にした。
セイさん以外のメンバーは4日間連休になる。
迷宮都市から摩天楼のダンジョンまでセイさんは飛翔魔法で移動し、冒険者が活動しない夜間に50階までルシファーを召喚するそうだ。
土曜日には、私と青龍の巫女を奪還する契約が出来るかしら?
2日間空いた連休で何をしようかと考えていたら、樹おじさんがLv上げをしたいと言う。
丁度いいので、早崎さんと一緒に魔物を倒してもらおう。
ホーム内の広いグラウンドで早崎さんには摩天楼ダンジョン31階の魔物、樹おじさんには99階の魔物を出す。
2日間で早崎さんはLv50、樹おじさんはLv70になった。
前からおじさんは、やけにLv70に拘っていたけど念願だったのかとても嬉しそう。
これで問題なくなったと両手を上げ、バンザイしている。
一体、何の問題が……?
Lv上げの様子を見にきた父が、樹おじさんの肩を良かったなと言い叩いていた。
2人の様子に疑問を感じながら竜の卵に魔力を与え、その日は就寝。
翌日、土曜日。
父と樹おじさんと一緒に異世界の家へ移転して、戻ったセイさんと再会。
ルシファーを召喚して、アシュカナ帝国に攫われた巫女を奪還する契約を交わす。
今回、契約の対価には魔力300を提示する。
侯爵になったルシファーは、樹おじさんに胸を張り必ず連れてきますと豪語した。
いや、契約者は私なんだけど……。
まぁ、本人がやる気になっているならいいか。
初めて会った時より、かなり体格が良くなっているのは武闘派組に課せられた筋トレの成果だろう。
元々、顔立ちは整っているのでルシファーの名前に恥じない青年になったと言える。
年齢が若いから、まだ威厳はないけど年を重ねれば父親のようになるかしら?
不器用さも色々な契約を達成したので少しは改善出来たと思う。
ルシファーに1人でアシュカナ帝国へ行けるか確認すると、一度でも魔族を召喚した場所なら何処にでも移動出来るそうだ。
前回、青龍の巫女を攫ったのはアシュカナ帝国人なので、その際使用した召喚陣へ移転するらしい。
私達には消えて見えなくなる召喚陣だけど、魔族が痕跡を感知出来のは都合がいいな。
ルシファーが移転するのを見送ったあとは、吉報を待とう。
ただ短期間で男爵から侯爵へと上がった分、実力不足は否めない。
最悪、契約を実行する途中で死んでも本体は異界にあるから大丈夫かな?
少々、人でなしな事を考えつつ彼が頑張ってくれるのを祈った。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
このままだと、ルシファーはずっと縄に打たれ続ける事になりそうだよ。
それじゃ、あまりにも可哀想だ。
雫ちゃんは「仕方ないなぁ~」と笑い、その代わり1本で跳ぶ回数を20回に変更。
1本になったので、私とシルバーも試してみた。
タイミングを合わせ、回っている大縄の中に入る。
シルバーは縄の動きに反応し、楽しそうにジャンプしていた。
2本の縄で失敗したルシファーは、1本の縄が回る動きに合わせ慎重に中に入る。
今度は打たれず20回跳べた。
続いてセイさんが綱引きの勝負を持ちかける。
見た目が華奢な彼に勝てると思ったルシファーは、樹おじさんにアピールするため勝利宣言をした。
大縄の中心に赤いリボンを結び、半分以上引けたら勝ちとしスタートの笛を吹く。
笛を吹いた瞬間、ルシファーは縄と一緒に引きずられ速攻で負けた。
理由が分からない彼は唖然となり、次に勝つと言った手前、呆気なく負けたのが恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にする。
うん。きっと誰も勝てないから、そんなに落ち込まなくていいと思う。
見ていたメンバーの男性陣全員とセイさんが、何故か綱引きを始める。
1人対7人って……いくら何でも卑怯じゃないかしら?
それでも結果はセイさんの圧勝だった。
ルシファーは皆が踏ん張り切れず、引きずられる姿を顎が外れるくらい口を大きく開け見ている。
セイさんは本当に力が強いらしく、これには私も驚いてしまった。
兄は竹馬を用意して、庭を一周しろと指示する。
ルシファーは何度もバランスを崩して竹馬から落ちながら、なんとか一周した。
明日は全身が痣だらけになってそう……。
旭はバスケのゴールポストを出して、ダンクシュートを決めさせる。
HPが上がり筋力が増えた旭は、お手本を華麗に見せて雫ちゃんから格好いいと称賛され照れていた。
バスケの経験がないルシファーはドリブルするのに苦戦し、ダンクシュートはジャンプ力が足りてない。
時間が掛かりそうだと思った旭が、レイアップシュートに変更。
最初から、そうしてあげればいいのに……。
雫ちゃんといい、父親が好きなルシファーが嫌いなのかしら?
最後に雫ちゃんのお母さんが、子供達の意地悪に悪いと思ってか妖精さんに作った料理を食べさせた。
あっ、それは一番酷いお願いだよ!
異世界では食事が不要なルシファーだけど、食べられないわけじゃないようで何も警戒せず口にする。
彼に渡したのはマスタード増し増しのサンドイッチだった。
一口食べたあとで悶絶し、にこにこ笑っている雫ちゃんのお母さんを見て怯えた表情になる。
涙目になりながら最後まで完食すると、直ぐ異界へ帰ってしまった。
水曜日、木曜日もガーグ老の工房の庭でルシファーを召喚して、皆と契約を済ませる。
武闘派組は筋トレを、それ以外のメンバーは毎回違う内容を願っていた。
次の爵位に必要なMPは増えたかな?
「ルシファー、爵位は上がった?」
「伯爵になった。侯爵は30,000の魔力が必要だが、残りは28,000だな。それとLvが50になるのが条件だ」
1日の契約で増える魔力は4,650だから、あと6日必要か……。
100足りない分は、私が250の契約をすればいい。
Lvに関しては摩天楼のダンジョンで魔物を倒してもらおう。
「今のLvを教えてくれる?」
「……Lv20」
少し言い辛そうだったのは、皆のLvより低いと分かっていたからだろう。
翌週もダンジョン攻略を中止して、6日間ルシファーの爵位上げに付き合った。
水曜日には私の希望した侯爵になり、木曜と金曜にセイさんが摩天楼のダンジョンでLv50まで上げる事にした。
セイさん以外のメンバーは4日間連休になる。
迷宮都市から摩天楼のダンジョンまでセイさんは飛翔魔法で移動し、冒険者が活動しない夜間に50階までルシファーを召喚するそうだ。
土曜日には、私と青龍の巫女を奪還する契約が出来るかしら?
2日間空いた連休で何をしようかと考えていたら、樹おじさんがLv上げをしたいと言う。
丁度いいので、早崎さんと一緒に魔物を倒してもらおう。
ホーム内の広いグラウンドで早崎さんには摩天楼ダンジョン31階の魔物、樹おじさんには99階の魔物を出す。
2日間で早崎さんはLv50、樹おじさんはLv70になった。
前からおじさんは、やけにLv70に拘っていたけど念願だったのかとても嬉しそう。
これで問題なくなったと両手を上げ、バンザイしている。
一体、何の問題が……?
Lv上げの様子を見にきた父が、樹おじさんの肩を良かったなと言い叩いていた。
2人の様子に疑問を感じながら竜の卵に魔力を与え、その日は就寝。
翌日、土曜日。
父と樹おじさんと一緒に異世界の家へ移転して、戻ったセイさんと再会。
ルシファーを召喚して、アシュカナ帝国に攫われた巫女を奪還する契約を交わす。
今回、契約の対価には魔力300を提示する。
侯爵になったルシファーは、樹おじさんに胸を張り必ず連れてきますと豪語した。
いや、契約者は私なんだけど……。
まぁ、本人がやる気になっているならいいか。
初めて会った時より、かなり体格が良くなっているのは武闘派組に課せられた筋トレの成果だろう。
元々、顔立ちは整っているのでルシファーの名前に恥じない青年になったと言える。
年齢が若いから、まだ威厳はないけど年を重ねれば父親のようになるかしら?
不器用さも色々な契約を達成したので少しは改善出来たと思う。
ルシファーに1人でアシュカナ帝国へ行けるか確認すると、一度でも魔族を召喚した場所なら何処にでも移動出来るそうだ。
前回、青龍の巫女を攫ったのはアシュカナ帝国人なので、その際使用した召喚陣へ移転するらしい。
私達には消えて見えなくなる召喚陣だけど、魔族が痕跡を感知出来のは都合がいいな。
ルシファーが移転するのを見送ったあとは、吉報を待とう。
ただ短期間で男爵から侯爵へと上がった分、実力不足は否めない。
最悪、契約を実行する途中で死んでも本体は異界にあるから大丈夫かな?
少々、人でなしな事を考えつつ彼が頑張ってくれるのを祈った。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
374
お気に入りに追加
6,067
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
結婚記念日をスルーされたので、離婚しても良いですか?
秋月一花
恋愛
本日、結婚記念日を迎えた。三周年のお祝いに、料理長が腕を振るってくれた。私は夫であるマハロを待っていた。……いつまで経っても帰ってこない、彼を。
……結婚記念日を過ぎてから帰って来た彼は、私との結婚記念日を覚えていないようだった。身体が弱いという幼馴染の見舞いに行って、そのまま食事をして戻って来たみたいだ。
彼と結婚してからずっとそう。私がデートをしてみたい、と言えば了承してくれるものの、当日幼馴染の女性が体調を崩して「後で埋め合わせするから」と彼女の元へ向かってしまう。埋め合わせなんて、この三年一度もされたことがありませんが?
もう我慢の限界というものです。
「離婚してください」
「一体何を言っているんだ、君は……そんなこと、出来るはずないだろう?」
白い結婚のため、可能ですよ? 知らないのですか?
あなたと離婚して、私は第二の人生を歩みます。
※カクヨム様にも投稿しています。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。