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第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第766話 迷宮都市 オリビアさんへの報告
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セイさんから返事がないので、3人は既にカルドサリ王国を出たのだと気付く。
私が思っている以上に麒麟の移動速度は速いらしい。
本当にアシュカナ帝国へ向かったの?
ガーグ老達も合わせ、たった13人で帝国に乗り込むなんて……。
あぁ、でもケスラーの民達を治療すれば動ける人数は増えるのか。
3人共、ヒールを使用出来るので怪我人を治療するのは可能だ。
彼らの人数がどれくらいいるか不明だけど、戦闘力が高い種族みたいだから即戦力にはなりそうね。
リーダーの男性は妹を人質に取られているような事を言っていたから、父達と共闘し助け出そうとするかも知れない。
色々と心配は尽きないけど、残された私達は待っているしかなさそうだ。
「お兄ちゃん。セイさんの連絡がないから、お父さん達はもう国を出たんだと思う。明日から、どうする?」
「いつ帰ってくるか分からないし、俺達は普段通りダンジョンを攻略しよう」
「分かった。明日の朝、茜と一緒にオリビアさんの所へ報告してくるよ」
さりげなく父達の件を伝えに行くと言う。
実際は迷宮都市から離れた場所へ、グリフォンから落下した帝国兵の件を話しに行くんだけど……。
襲撃の最後に予想外の事態が起きた所為で、すっかり忘れていたのだ。
マッピングを使用し1人で撃退したから、騎獣に乗った帝国人の襲撃があったと兄は知らないだろう。
今回は後方支援の救護要員だったし。
旭は樹おじさんがいなくなり、不安そうな雫ちゃんの傍にいると言い実家へ帰った。
今夜は兄と茜の3人だから、久し振りに近所の店で外食しよう。
兄は旭がいないからか、お酒は飲まず普通に定食を食べていた。
食事をしながら、それまで黙ったままの茜が話し出す。
「姉さん。アシュカナ帝国は、別大陸にあるんだよね?」
「ええ、そう聞いてるわ。カルドサリ王国がある大陸とは違うそうよ」
「父さん達は最初から行く心算だったみたいだけど、世界地図もないのに場所が分かるものだろうか? 空を飛ぶにしても、ちゃんとした方角が分からなければ辿り着けないと思う」
「そうよねぇ。大雑把な地図はあるけど、本当に漫画みたいなものだし縮尺も合ってなさそうだわ」
「ガーグ老達が知っているんじゃないか? 始めから付いてくると予想してたかもな。女性化した樹おじさんは、お前そっくりだった。何度も間違え姫様と呼ぶくらいだし、王族の護衛をしてた彼らを当てにしたんだろう」
兄が茜の疑問に答えていた。
「そうだとしても移動速度がおかしい。騎獣は人を乗せて、そんなに速くは飛べない」
「麒麟とガルムか……。どちらも乗った経験がないな。テイムされていれば、主人のLvに比例するんだろうが……」
「父達は何か隠している気がする」
おっ、刑事の勘かしら?
「やっぱり~? 私も、父はスパイなんじゃないかと思ってるのよ!」
「いや姉さん……、スパイではないと思うよ。それは2人に一番向かない仕事だね」
「じゃあ、何を隠してるの?」
「例えば、前世の記憶……?」
「あぁ、この世界に生まれた記憶があるかも知れないという事か。2人は異世界に召喚されてから、あまり驚いた様子がない。ずっと気になってたんだが、記憶があるなら納得だ」
「記憶ねぇ~。そうだ! 私の記憶もおかしいの。検査を受けようと思ってたのよ! もしかして、私も前世があるのかな?」
「記憶の齟齬か……。実は俺も時々感じている。もしかして俺達は、この世界に生きていたのかも知れんな」
「何かそれって凄くワクワクするね。私は、どんな種族だったのかな? あっ、お兄ちゃんはきっと獣人だよ! 前に一度、そう思った事があるの」
「獣人? 副ギルドマスターのウォーリーさんや、薬師ギルドのゼリアさんみたいにか?」
「うん! なんか大きな猫みたいだった」
「猫って……。猫の獣人は、あまり強くなさそうだが」
「茜は何だろう?」
「姉さん、前世の記憶がありそうなのは父さん達だよ」
茜は苦笑し、飛躍した私達の話を聞いていた。
2人に確かめるのは、帰ってきた後にしよう。
竜の卵へ魔力を与え、この日は3人で川の字になり眠った。
翌日、月曜日。
メンバーを連れ異世界へ移転し、私と茜は冒険者ギルドのオリビアさんに会いに行く。
受付嬢へギルドマスターに面会したいと伝え、会議室へ移動する。
茜には、グリフォンに騎乗した帝国兵が落下した件を伝えておいた。
テイムされていない騎獣を追い払うのは、指示を出す笛を奪えば簡単に済む。
まさか、その場で振り落とすとは思わなかったけどね。
殆ど待つ必要もなく、オリビアさんが入ってきた。
「サラさん、おはようございます。ええっと、新しいメンバーの方ですか?」
あれ? 茜の紹介は、まだしてなかったかな?
あぁ従魔達の登録があるから、王都の冒険者ギルドで冒険者登録をしたんだった。
「妹の茜です。よろしくお願いします」
私が紹介する前に、茜は自分から自己紹介をした。
「ギルドマスターのオリビアよ。妹……さんは強そうね」
今、妹には見えないという間があった気がする。
見た目が逆だから、姉に見えると言いたいんだろう。
「アマンダさんから聞いていると思いますが、結婚式で襲撃があった他にも迷宮都市から離れた場所に帝国人がいる可能性があります」
「あぁ、それなら連絡を受け回収済みです。迷宮都市へ入る前に、殆どの帝国人は死亡していましたが……。状況からすると、高い場所から落ちたような感じでした。遺体には複数の骨折が確認されています」
「騎獣から落ちたんでしょうか? 帝国人も間抜けですね~」
私はしれっと嘘を吐く。
ここで騎獣に指示を出す笛を、アイテムBOXへ収納したと言う訳にはいかない。
帝国人が発見されていなければ拙いと思い確認に来ただけだ。
昨日は帝国人の襲撃を予想し、迷宮都市は厳戒態勢を敷いていたから都市の外にも目を見張らせていたのかな。
万全な準備で臨んでくれた冒険者ギルド職員と衛兵達には、大変感謝している。
アシュカナ帝国の王から狙われていると知り、協力を願い出てくれたのだ。
「結構な人数の襲撃があったから暫くは大丈夫だと思いますけど、サラさんも充分に気を付けて下さい」
「はい、ありがとうございます」
一礼し部屋を出てたあと、冒険者ギルドからダンジョンまで、それぞれの従魔に騎乗し移動。
地下15階の安全地帯には、ダンクさんとアマンダさんのパーティーがいる。
攻略開始の今日は、地下1階から進む必要があるので同じ時間になったようだ。
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読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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ガーグ老達も合わせ、たった13人で帝国に乗り込むなんて……。
あぁ、でもケスラーの民達を治療すれば動ける人数は増えるのか。
3人共、ヒールを使用出来るので怪我人を治療するのは可能だ。
彼らの人数がどれくらいいるか不明だけど、戦闘力が高い種族みたいだから即戦力にはなりそうね。
リーダーの男性は妹を人質に取られているような事を言っていたから、父達と共闘し助け出そうとするかも知れない。
色々と心配は尽きないけど、残された私達は待っているしかなさそうだ。
「お兄ちゃん。セイさんの連絡がないから、お父さん達はもう国を出たんだと思う。明日から、どうする?」
「いつ帰ってくるか分からないし、俺達は普段通りダンジョンを攻略しよう」
「分かった。明日の朝、茜と一緒にオリビアさんの所へ報告してくるよ」
さりげなく父達の件を伝えに行くと言う。
実際は迷宮都市から離れた場所へ、グリフォンから落下した帝国兵の件を話しに行くんだけど……。
襲撃の最後に予想外の事態が起きた所為で、すっかり忘れていたのだ。
マッピングを使用し1人で撃退したから、騎獣に乗った帝国人の襲撃があったと兄は知らないだろう。
今回は後方支援の救護要員だったし。
旭は樹おじさんがいなくなり、不安そうな雫ちゃんの傍にいると言い実家へ帰った。
今夜は兄と茜の3人だから、久し振りに近所の店で外食しよう。
兄は旭がいないからか、お酒は飲まず普通に定食を食べていた。
食事をしながら、それまで黙ったままの茜が話し出す。
「姉さん。アシュカナ帝国は、別大陸にあるんだよね?」
「ええ、そう聞いてるわ。カルドサリ王国がある大陸とは違うそうよ」
「父さん達は最初から行く心算だったみたいだけど、世界地図もないのに場所が分かるものだろうか? 空を飛ぶにしても、ちゃんとした方角が分からなければ辿り着けないと思う」
「そうよねぇ。大雑把な地図はあるけど、本当に漫画みたいなものだし縮尺も合ってなさそうだわ」
「ガーグ老達が知っているんじゃないか? 始めから付いてくると予想してたかもな。女性化した樹おじさんは、お前そっくりだった。何度も間違え姫様と呼ぶくらいだし、王族の護衛をしてた彼らを当てにしたんだろう」
兄が茜の疑問に答えていた。
「そうだとしても移動速度がおかしい。騎獣は人を乗せて、そんなに速くは飛べない」
「麒麟とガルムか……。どちらも乗った経験がないな。テイムされていれば、主人のLvに比例するんだろうが……」
「父達は何か隠している気がする」
おっ、刑事の勘かしら?
「やっぱり~? 私も、父はスパイなんじゃないかと思ってるのよ!」
「いや姉さん……、スパイではないと思うよ。それは2人に一番向かない仕事だね」
「じゃあ、何を隠してるの?」
「例えば、前世の記憶……?」
「あぁ、この世界に生まれた記憶があるかも知れないという事か。2人は異世界に召喚されてから、あまり驚いた様子がない。ずっと気になってたんだが、記憶があるなら納得だ」
「記憶ねぇ~。そうだ! 私の記憶もおかしいの。検査を受けようと思ってたのよ! もしかして、私も前世があるのかな?」
「記憶の齟齬か……。実は俺も時々感じている。もしかして俺達は、この世界に生きていたのかも知れんな」
「何かそれって凄くワクワクするね。私は、どんな種族だったのかな? あっ、お兄ちゃんはきっと獣人だよ! 前に一度、そう思った事があるの」
「獣人? 副ギルドマスターのウォーリーさんや、薬師ギルドのゼリアさんみたいにか?」
「うん! なんか大きな猫みたいだった」
「猫って……。猫の獣人は、あまり強くなさそうだが」
「茜は何だろう?」
「姉さん、前世の記憶がありそうなのは父さん達だよ」
茜は苦笑し、飛躍した私達の話を聞いていた。
2人に確かめるのは、帰ってきた後にしよう。
竜の卵へ魔力を与え、この日は3人で川の字になり眠った。
翌日、月曜日。
メンバーを連れ異世界へ移転し、私と茜は冒険者ギルドのオリビアさんに会いに行く。
受付嬢へギルドマスターに面会したいと伝え、会議室へ移動する。
茜には、グリフォンに騎乗した帝国兵が落下した件を伝えておいた。
テイムされていない騎獣を追い払うのは、指示を出す笛を奪えば簡単に済む。
まさか、その場で振り落とすとは思わなかったけどね。
殆ど待つ必要もなく、オリビアさんが入ってきた。
「サラさん、おはようございます。ええっと、新しいメンバーの方ですか?」
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「妹の茜です。よろしくお願いします」
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「ギルドマスターのオリビアよ。妹……さんは強そうね」
今、妹には見えないという間があった気がする。
見た目が逆だから、姉に見えると言いたいんだろう。
「アマンダさんから聞いていると思いますが、結婚式で襲撃があった他にも迷宮都市から離れた場所に帝国人がいる可能性があります」
「あぁ、それなら連絡を受け回収済みです。迷宮都市へ入る前に、殆どの帝国人は死亡していましたが……。状況からすると、高い場所から落ちたような感じでした。遺体には複数の骨折が確認されています」
「騎獣から落ちたんでしょうか? 帝国人も間抜けですね~」
私はしれっと嘘を吐く。
ここで騎獣に指示を出す笛を、アイテムBOXへ収納したと言う訳にはいかない。
帝国人が発見されていなければ拙いと思い確認に来ただけだ。
昨日は帝国人の襲撃を予想し、迷宮都市は厳戒態勢を敷いていたから都市の外にも目を見張らせていたのかな。
万全な準備で臨んでくれた冒険者ギルド職員と衛兵達には、大変感謝している。
アシュカナ帝国の王から狙われていると知り、協力を願い出てくれたのだ。
「結構な人数の襲撃があったから暫くは大丈夫だと思いますけど、サラさんも充分に気を付けて下さい」
「はい、ありがとうございます」
一礼し部屋を出てたあと、冒険者ギルドからダンジョンまで、それぞれの従魔に騎乗し移動。
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