531 / 709
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第664話 迷宮都市 ポーションの変化&石化を解除された竜の卵
しおりを挟む
ヒールを掛けたポーションをじっと見つめていると、瓶の中の液体がみるみる内に減っていき最後には紫の丸い玉に変化した。
おおっ、液体から個体になるとは驚きだ!
瓶を振ったらカラカラと音が鳴る。
取り出そうと瓶を傾けると、入り口の径より玉が大きく出てこない。
まるでラムネの中に入っているビーダマみたいね。
ここはウィンドボールの出番だろう。
トレントが切れるならガラス瓶も大丈夫だと思い、丸い玉が出るようポーション瓶を半分に切断し玉を取り出した。
指で摘むと硬い感触がする。
紫色なので、癒し草の花と同じようだ。
次にハイポーション・エクスポーション・『MAXポーション』へヒールを掛ける。
結果はポーション同様、紫の丸い玉への変化だった。
ただ、その色味が段々と濃くなっている。
一体、何の玉になったんだろう?
序にエーテルとハイエーテルも試してみよう。
予想通り赤の丸い玉に変化した。
こちらもエーテルとハイエーテルでは、玉の色に差が出ている。
エリクサーは持っていないため、どうなるか分からず残念。
奏伯父さんは伯爵だからエリクサーを持っているかしら?
でも貴重な品を私の実験用には渡してくれないか……。
エリクサーは金貨1枚(100万円)だからなぁ~。
丸い玉に変化した物は後で父に鑑定してもらおう。
私は実家へ戻り、サヨさんが起こした型紙を母と一緒に裁断していった。
夕方セイさんを連れ、異世界の家へ移転して房へ兄達を迎えにいく。
ガーグ老にお礼のショートブレッドを渡し、皆でホームへ戻った。
雫ちゃんとお母さんも呼び夕食は実家で食べる事にする。
シュウゲンさんはサヨさんの姿を見て、嬉しそうにしていた。
父がセイさんは会社の後輩で、奏伯父さんとパーティーを組んでいた冒険者だと話すと、身内以外に異世界へ転移していた日本人がいると知り、サヨさんが驚いていた。
私はパーティーを組んでいるので、これからホーム内で一緒に生活する事を伝える。
セイさんは私達の関係を知っているから、
「お孫さんが増えて嬉しいですね」
とサヨさんとシュウゲンさんを見ながら微笑んでいた。
異世界に家族のいない彼を思ってか、サヨさんがセイさんの両手を握り優しく声をかける。
「これから仲良くしていきましょうね」
「はい。よろしくお願いします」
セイさんの紹介が済んだ所で、料理をサヨさんと母と一緒に作り出した。
テーブルには3人がそれぞれ作った料理が並ぶ。
夕食のメニューは、帆立の刺身・帆立のバター焼き・帆立フライ・帆立グラタンと帆立尽くし。
ダンジョンの地下28階で帆立の魔物を全滅させたから、大きな貝柱を取り出し使用したのだ。
他にも樹おじさん用に迷宮ウナギの蒲焼や、祖父の好きな肉じゃがとカレイの煮付けをサヨさんが作っている。
食事をしながらセイさんに雫ちゃん達が住んでいた部屋が空いているので、兄のマンションに引っ越ししませんかと聞いてみたら意外な答えが返ってきた。
なんとそのまま、兄達と一緒に住むと言う。
最上階の部屋は広いから3人でも住めると思うけど、2人は新婚さんだよ?
まぁ付き合いが長い分、新婚と言っても今までの延長と変わらないか……。
しかし、それはどうなんだろう。
兄も旭も知っていたのか特に反対しなかった。
3人で事前に相談済みだったのかしら?
兄達が良いなら、セイさんと一緒に住んでもらおう。
夜がとても気になったけど……、音とか大丈夫?
食後に竜の卵の石化が解除された報告をし、アイテムBOXから取り出して皆へ披露した。
サヨさんは初めて見る竜の卵に驚きつつ、石化が解除され綺麗な状態になった卵の表面へ優しく触れる。
「この子は混ざり竜ね。光竜と風竜とは、また珍しいわ。母親が光竜みたいだから、父親の属性で生まれた風竜に魔力を与えられなかったのよ。可哀想に……」
そう呟くと涙を零す。
サヨさんは竜の生態に詳しいの? あまり一般的な知識じゃないと思うんだけど……。
「石化を解除しても、この子は育たないわ。魔力を与えられる親がいないのでは、どうしようもない」
「あっ、私が出来るみたいです」
「えっ!?」
兄と旭にセイさん以外が全員口を揃えて私を注目する。
「方法は分かりませんが、手を触れると勝手に魔力を吸収しますよ?」
「ちなみに俺達も触れたが、魔力は吸収されなかった」
兄が自分達は出来ないと伝えていた。
シュウゲンさんと奏伯父さんが卵と私を交互に見遣り、「まさか……」と声を出す。
いやいや、私が産んだ卵じゃありませんよ! 1mもある卵を産める訳ないじゃん!
そもそも私は人間だし、変な勘違いをしないでほしい。
「沙良ちゃんは、どうなってるんだ?」
癒し草に花を咲かせたのを知っている奏伯父さんが、父を見て疑問を投げる。
父は無言で首を横に振り、代わりに樹おじさんが口を開く。
「ふっ、不思議だな~。娘の能力は特殊だから、『手紙の人』が何か特別なものを与えてるかも知れないよ!」
私だけ、ホーム・マッピング・召喚と規格外の能力を持っているのは確かだ。
考えても答えは分からないため、竜の卵に魔力を与えられるだけで良しとしよう。
「沙良お姉ちゃんが魔力を与えられるなら、この竜の卵は孵るんだよね?」
雫ちゃんに聞かれ返事をする。
「多分、大丈夫だと思うよ」
何故かセイさんが太鼓判を押してくれたし。
「それじゃあ、竜の赤ちゃんが生まれるの楽しみだね!」
ニコニコと笑って言う雫ちゃんに、その場が和んだ。
卵を再びアイテムBOXに収納し、サヨさんを奏伯父さんと一緒に華蘭まで送り届ける。
ホームへ戻ってから、父に鑑定をお願いしよう。
さて、ポーションが変化した丸い玉は何かしら?
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
おおっ、液体から個体になるとは驚きだ!
瓶を振ったらカラカラと音が鳴る。
取り出そうと瓶を傾けると、入り口の径より玉が大きく出てこない。
まるでラムネの中に入っているビーダマみたいね。
ここはウィンドボールの出番だろう。
トレントが切れるならガラス瓶も大丈夫だと思い、丸い玉が出るようポーション瓶を半分に切断し玉を取り出した。
指で摘むと硬い感触がする。
紫色なので、癒し草の花と同じようだ。
次にハイポーション・エクスポーション・『MAXポーション』へヒールを掛ける。
結果はポーション同様、紫の丸い玉への変化だった。
ただ、その色味が段々と濃くなっている。
一体、何の玉になったんだろう?
序にエーテルとハイエーテルも試してみよう。
予想通り赤の丸い玉に変化した。
こちらもエーテルとハイエーテルでは、玉の色に差が出ている。
エリクサーは持っていないため、どうなるか分からず残念。
奏伯父さんは伯爵だからエリクサーを持っているかしら?
でも貴重な品を私の実験用には渡してくれないか……。
エリクサーは金貨1枚(100万円)だからなぁ~。
丸い玉に変化した物は後で父に鑑定してもらおう。
私は実家へ戻り、サヨさんが起こした型紙を母と一緒に裁断していった。
夕方セイさんを連れ、異世界の家へ移転して房へ兄達を迎えにいく。
ガーグ老にお礼のショートブレッドを渡し、皆でホームへ戻った。
雫ちゃんとお母さんも呼び夕食は実家で食べる事にする。
シュウゲンさんはサヨさんの姿を見て、嬉しそうにしていた。
父がセイさんは会社の後輩で、奏伯父さんとパーティーを組んでいた冒険者だと話すと、身内以外に異世界へ転移していた日本人がいると知り、サヨさんが驚いていた。
私はパーティーを組んでいるので、これからホーム内で一緒に生活する事を伝える。
セイさんは私達の関係を知っているから、
「お孫さんが増えて嬉しいですね」
とサヨさんとシュウゲンさんを見ながら微笑んでいた。
異世界に家族のいない彼を思ってか、サヨさんがセイさんの両手を握り優しく声をかける。
「これから仲良くしていきましょうね」
「はい。よろしくお願いします」
セイさんの紹介が済んだ所で、料理をサヨさんと母と一緒に作り出した。
テーブルには3人がそれぞれ作った料理が並ぶ。
夕食のメニューは、帆立の刺身・帆立のバター焼き・帆立フライ・帆立グラタンと帆立尽くし。
ダンジョンの地下28階で帆立の魔物を全滅させたから、大きな貝柱を取り出し使用したのだ。
他にも樹おじさん用に迷宮ウナギの蒲焼や、祖父の好きな肉じゃがとカレイの煮付けをサヨさんが作っている。
食事をしながらセイさんに雫ちゃん達が住んでいた部屋が空いているので、兄のマンションに引っ越ししませんかと聞いてみたら意外な答えが返ってきた。
なんとそのまま、兄達と一緒に住むと言う。
最上階の部屋は広いから3人でも住めると思うけど、2人は新婚さんだよ?
まぁ付き合いが長い分、新婚と言っても今までの延長と変わらないか……。
しかし、それはどうなんだろう。
兄も旭も知っていたのか特に反対しなかった。
3人で事前に相談済みだったのかしら?
兄達が良いなら、セイさんと一緒に住んでもらおう。
夜がとても気になったけど……、音とか大丈夫?
食後に竜の卵の石化が解除された報告をし、アイテムBOXから取り出して皆へ披露した。
サヨさんは初めて見る竜の卵に驚きつつ、石化が解除され綺麗な状態になった卵の表面へ優しく触れる。
「この子は混ざり竜ね。光竜と風竜とは、また珍しいわ。母親が光竜みたいだから、父親の属性で生まれた風竜に魔力を与えられなかったのよ。可哀想に……」
そう呟くと涙を零す。
サヨさんは竜の生態に詳しいの? あまり一般的な知識じゃないと思うんだけど……。
「石化を解除しても、この子は育たないわ。魔力を与えられる親がいないのでは、どうしようもない」
「あっ、私が出来るみたいです」
「えっ!?」
兄と旭にセイさん以外が全員口を揃えて私を注目する。
「方法は分かりませんが、手を触れると勝手に魔力を吸収しますよ?」
「ちなみに俺達も触れたが、魔力は吸収されなかった」
兄が自分達は出来ないと伝えていた。
シュウゲンさんと奏伯父さんが卵と私を交互に見遣り、「まさか……」と声を出す。
いやいや、私が産んだ卵じゃありませんよ! 1mもある卵を産める訳ないじゃん!
そもそも私は人間だし、変な勘違いをしないでほしい。
「沙良ちゃんは、どうなってるんだ?」
癒し草に花を咲かせたのを知っている奏伯父さんが、父を見て疑問を投げる。
父は無言で首を横に振り、代わりに樹おじさんが口を開く。
「ふっ、不思議だな~。娘の能力は特殊だから、『手紙の人』が何か特別なものを与えてるかも知れないよ!」
私だけ、ホーム・マッピング・召喚と規格外の能力を持っているのは確かだ。
考えても答えは分からないため、竜の卵に魔力を与えられるだけで良しとしよう。
「沙良お姉ちゃんが魔力を与えられるなら、この竜の卵は孵るんだよね?」
雫ちゃんに聞かれ返事をする。
「多分、大丈夫だと思うよ」
何故かセイさんが太鼓判を押してくれたし。
「それじゃあ、竜の赤ちゃんが生まれるの楽しみだね!」
ニコニコと笑って言う雫ちゃんに、その場が和んだ。
卵を再びアイテムBOXに収納し、サヨさんを奏伯父さんと一緒に華蘭まで送り届ける。
ホームへ戻ってから、父に鑑定をお願いしよう。
さて、ポーションが変化した丸い玉は何かしら?
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
408
お気に入りに追加
6,067
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
異世界でスローライフとか無理だから!
まる
ファンタジー
突如青白い光に包まれ目を開ければ、目の前には邪神崇拝者(見た目で勝手に判断)の群れが!
信用できそうもない場所から飛び出していざ行かん見慣れぬ世界へ。
○○○○○○○○○○
※ふんわり設定。誤字脱字、表現の未熟さが目につきます。
閲覧、しおり、お気に入り登録ありがとうございます!
男装の皇族姫
shishamo346
ファンタジー
辺境の食糧庫と呼ばれる領地の領主の息子として誕生したアーサーは、実の父、平民の義母、腹違いの義兄と義妹に嫌われていた。
領地では、妖精憑きを嫌う文化があるため、妖精憑きに愛されるアーサーは、領地民からも嫌われていた。
しかし、領地の借金返済のために、アーサーの母は持参金をもって嫁ぎ、アーサーを次期領主とすることを母の生家である男爵家と契約で約束させられていた。
だが、誕生したアーサーは女の子であった。帝国では、跡継ぎは男のみ。そのため、アーサーは男として育てられた。
そして、十年に一度、王都で行われる舞踏会で、アーサーの復讐劇が始まることとなる。
なろうで妖精憑きシリーズの一つとして書いていたものをこちらで投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。