400 / 709
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第536話 椎名 響 14 スキップ申請 2&バイクの教習
しおりを挟む
ダンジョンに到着すると、今回はスキップ制度を受けるためパーティー全員分の入場料は不要だと言われる。
沙良に確認すると、迷宮都市のダンジョンは入場料が銀貨1枚(1万円)掛かるそうだ。
摩天楼のダンジョンは、銀貨3枚(3万円)だったが……。
あちらは大型ダンジョンで、攻略する冒険者がA級以上の猛者ばかりだから入場料が高かったのかも知れん。
一度潜ると半年以上は地上に帰還しないから、入場料なんて気にもしないだろう。
沙良から事前に地下1階の地図を渡されていたが、1階層が摩天楼のダンジョンより狭い気がする。
地図を確認すると、迷路状になっているようだ。
「これから、ファングボアとリザードマンを見付けて1匹ずつ討伐する様子を見ます。制限時間はありませんので準備が出来次第、移動を開始して下さい」
ギルドマスターの言葉を聞き、俺が先頭になり移動を始める。
妻はダンジョンを攻略するのが初めてだから、討伐対象以外の魔物はなるべく俺が倒す事にしよう。
道中に出現する魔物を剣で倒し、出現したファングボアを見付け走り出す。
すれ違いざま首を掻き切った。
この魔物は換金に本体も必要なので、魔石取りの必要はない。
沙良から借りたマジックバッグに収納すれば、俺の試験は終了だ。
次に妻がリザードマンの眉間を遠距離から魔法で撃つ。
倒れて動かなくなった魔物の首を槍で突き刺し、血抜き処理も完了。
俺達は2人ともギルドマスターから合格判定を受け、無事C級冒険者となる事が出来た。
妻が魔法を使用した際、少しだけ驚いた表情をギルドマスターはしていたが……。
呪文を唱えなかった所為だろうか?
まだダンジョンに残り魔物を狩る予定のため、ギルドマスターには先に帰ってもらう事にしたようだ。
その後、沙良にスライムから魔法を受け4属性魔法を覚えるよう言われる。
俺は不審に思われないよう、4匹の属性スライムから一度魔法を身に受けた。
魔物から魔法を避けずに受けるのは、心理的にかなり抵抗があるが……。
そしてステータスを確認する。
もう既に覚えている魔法だから変化はないだろう、そう思っていたが……。
なんと、魔法Lvが10から20へ変化している!
これは一体どういう事なんだ?
魔術書で覚えた魔法には、Lv制限が掛けられていたのか?
いよいよ、教会組織が怪しくなってきたな。
これが意図する事は魔法の弱体化だろう。
態々、呪文を唱えないと発動しない魔法に儀式と魔術書のセットか……。
かなり闇が深そうだ。
次は移動に使用する騎獣を妻にテイムさせるらしい。
現在、沙良がテイムしている魔物は3匹いて、シルバーウルフとハニービーに迷宮タイガーだそうだ。
うん?
ハニービーだと?
あれは群れを成す魔物じゃないか?
統率する魔物のテイムは、非常に難しいと聞いた覚えがある。
沙良が何でもない事のように、コロニーが54匹いると言った瞬間仰け反った。
なんでそんなに多いんだ!
もう戦闘集団を形成しているじゃないか!
俺が沙良のテイムした魔物に青ざめていると、妻がケンタウロスをテイムしたいと言い出し慌てて反対した。
それだけは止めてくれ……。
どうして上半身が人型の魔物を選ぶんだ。
そんな騎獣は嫌過ぎる。
俺達全員から必死の説得を受け、妻は納得いかない様子でシルバーウルフをテイムした。
初めて魅了魔法を使用したテイム方法を見たが、簡単すぎやしないか?
魅了を掛けた瞬間に、魔物が尻尾を振り妻に駆け寄ってくる。
「あなたの名前は『ボブ』よ!」
そして、妻のネーミングセンスはゼロらしい。
沙良の安易な名付けもどうかと思うが、こちらは更に酷かった。
『ボブ』と呼ばれたシルバーウルフが、心なしか意気消沈しているように見えるのは気の所為じゃないだろう。
魔物に人名を付ける妻のセンスが理解出来ない。
本日の予定を消化したので、ダンジョンを出た。
昼食はC級冒険者の昇格祝いを兼ねて、蟹懐石を雫ちゃんと結花さんを呼び一緒に食べる。
ここは沙良の奢りらしい。
B級冒険者として随分稼いでいるんだな。
沙良は、午後から雫ちゃんと結花さんを連れて教会へ儀式を受けに行くらしい。
それを聞いた尚人君から、バイクの運転の仕方を教えてほしいとお願いされた。
特に予定もないので了解すると賢也もバイクに乗りたいそうだ。
俺達は賢也の運転する車に乗り、〇ーレーを購入出来る店へ行く。
おおっ!
結婚してから諦めた憧れのバイクが目の前にある。
賢也が何にしようか楽しそうに迷っている姿を眺めながら俺も欲しいなと思っていると、息子が俺に託した預金が増えていたから好きなのを選んでいいと言ってくれた!
俺はその申し出を喜んで受け、同じように夢中でバイクを見て回る。
どうせならと、後ろに人を乗せる仕様の物にした。
若返った体なら、ツーリングにもいけるだろう。
いずれ双子の雅人と遥斗が召喚された時、体が小さい状態になるから後ろに乗せてやればいい。
賢也も同じ事を考えたのか、後部座席がある物にしたようだ。
電子メニューから購入する商品を選びお金を支払った後、バイクを尚人君がアイテムBOXに収納する。
それから広い道路へ移動し、最初にバイクを傷が付かないよう横倒しにして起こし方から教えた。
これが出来ないと転倒した時に困るからな。
持ち上げるコツを教えたが、2人はLvが高く筋力値もある所為かコツは不要であったようだ。
まぁ、俺も片手で起こせるんだが……。
2人は車の免許を持っているから、そこまで詳しい説明は不要だった。
要はアクセルとブレーキにハンドル操作さえ覚えれば、バイクを運転する事は難しくない。
2人共、3時間もすれば乗れるようになった。
今から何処にツーリングに行こうか話している。
いやいや、気が早すぎる。
もう少し練習してからにしろよ?
それに沙良のホーム内は、半径30Kmしか移動出来ないんじゃなかったか?
これは最初にホーム設定した、自宅アパートからの距離なんだろうか……。
それとも、既に2ケ所設定済みの場所からも半径30Km移動出来るのか?
その場合は沙良のアパートから賢也のマンションまで30Km離れているため、移動可能なのは直線距離だと90Kmになる。
沙良は調べてないだろうから、後で聞いておくか……。
その日の夕食は、再び家族が揃った状態での食事となった。
沙良が日本酒を飲み出した俺に、鰻の肝焼きを出してくれる。
おお、気が利くな~。
鰻は毎日食べても飽きないぞ!
明日は早朝から子供達に炊き出しをした後、家具職人に稽古を付けてもらう予定らしい。
沙良達がお世話になっているご老人は、どんな方達だろうか?
異世界には道場などないから、無料で稽古を付けてくれるとはかなり奇特なご老人達のようだ。
親として、お礼をしなければならんな。
沙良達が帰った後、再び元気になった体で頑張ってしまった。
若返りの反動は暫く続くらしい。
賢也も大変だったと言っていた。
あいつの場合は相手がいないから、さぞかし困ったに違いない。
俺は妻と一緒に召喚されて良かったな。
独りだったら、毎晩卵型のお世話になる所だった。
まぁ、美佐子も嫌がってはいないから夜は問題ないだろう。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
沙良に確認すると、迷宮都市のダンジョンは入場料が銀貨1枚(1万円)掛かるそうだ。
摩天楼のダンジョンは、銀貨3枚(3万円)だったが……。
あちらは大型ダンジョンで、攻略する冒険者がA級以上の猛者ばかりだから入場料が高かったのかも知れん。
一度潜ると半年以上は地上に帰還しないから、入場料なんて気にもしないだろう。
沙良から事前に地下1階の地図を渡されていたが、1階層が摩天楼のダンジョンより狭い気がする。
地図を確認すると、迷路状になっているようだ。
「これから、ファングボアとリザードマンを見付けて1匹ずつ討伐する様子を見ます。制限時間はありませんので準備が出来次第、移動を開始して下さい」
ギルドマスターの言葉を聞き、俺が先頭になり移動を始める。
妻はダンジョンを攻略するのが初めてだから、討伐対象以外の魔物はなるべく俺が倒す事にしよう。
道中に出現する魔物を剣で倒し、出現したファングボアを見付け走り出す。
すれ違いざま首を掻き切った。
この魔物は換金に本体も必要なので、魔石取りの必要はない。
沙良から借りたマジックバッグに収納すれば、俺の試験は終了だ。
次に妻がリザードマンの眉間を遠距離から魔法で撃つ。
倒れて動かなくなった魔物の首を槍で突き刺し、血抜き処理も完了。
俺達は2人ともギルドマスターから合格判定を受け、無事C級冒険者となる事が出来た。
妻が魔法を使用した際、少しだけ驚いた表情をギルドマスターはしていたが……。
呪文を唱えなかった所為だろうか?
まだダンジョンに残り魔物を狩る予定のため、ギルドマスターには先に帰ってもらう事にしたようだ。
その後、沙良にスライムから魔法を受け4属性魔法を覚えるよう言われる。
俺は不審に思われないよう、4匹の属性スライムから一度魔法を身に受けた。
魔物から魔法を避けずに受けるのは、心理的にかなり抵抗があるが……。
そしてステータスを確認する。
もう既に覚えている魔法だから変化はないだろう、そう思っていたが……。
なんと、魔法Lvが10から20へ変化している!
これは一体どういう事なんだ?
魔術書で覚えた魔法には、Lv制限が掛けられていたのか?
いよいよ、教会組織が怪しくなってきたな。
これが意図する事は魔法の弱体化だろう。
態々、呪文を唱えないと発動しない魔法に儀式と魔術書のセットか……。
かなり闇が深そうだ。
次は移動に使用する騎獣を妻にテイムさせるらしい。
現在、沙良がテイムしている魔物は3匹いて、シルバーウルフとハニービーに迷宮タイガーだそうだ。
うん?
ハニービーだと?
あれは群れを成す魔物じゃないか?
統率する魔物のテイムは、非常に難しいと聞いた覚えがある。
沙良が何でもない事のように、コロニーが54匹いると言った瞬間仰け反った。
なんでそんなに多いんだ!
もう戦闘集団を形成しているじゃないか!
俺が沙良のテイムした魔物に青ざめていると、妻がケンタウロスをテイムしたいと言い出し慌てて反対した。
それだけは止めてくれ……。
どうして上半身が人型の魔物を選ぶんだ。
そんな騎獣は嫌過ぎる。
俺達全員から必死の説得を受け、妻は納得いかない様子でシルバーウルフをテイムした。
初めて魅了魔法を使用したテイム方法を見たが、簡単すぎやしないか?
魅了を掛けた瞬間に、魔物が尻尾を振り妻に駆け寄ってくる。
「あなたの名前は『ボブ』よ!」
そして、妻のネーミングセンスはゼロらしい。
沙良の安易な名付けもどうかと思うが、こちらは更に酷かった。
『ボブ』と呼ばれたシルバーウルフが、心なしか意気消沈しているように見えるのは気の所為じゃないだろう。
魔物に人名を付ける妻のセンスが理解出来ない。
本日の予定を消化したので、ダンジョンを出た。
昼食はC級冒険者の昇格祝いを兼ねて、蟹懐石を雫ちゃんと結花さんを呼び一緒に食べる。
ここは沙良の奢りらしい。
B級冒険者として随分稼いでいるんだな。
沙良は、午後から雫ちゃんと結花さんを連れて教会へ儀式を受けに行くらしい。
それを聞いた尚人君から、バイクの運転の仕方を教えてほしいとお願いされた。
特に予定もないので了解すると賢也もバイクに乗りたいそうだ。
俺達は賢也の運転する車に乗り、〇ーレーを購入出来る店へ行く。
おおっ!
結婚してから諦めた憧れのバイクが目の前にある。
賢也が何にしようか楽しそうに迷っている姿を眺めながら俺も欲しいなと思っていると、息子が俺に託した預金が増えていたから好きなのを選んでいいと言ってくれた!
俺はその申し出を喜んで受け、同じように夢中でバイクを見て回る。
どうせならと、後ろに人を乗せる仕様の物にした。
若返った体なら、ツーリングにもいけるだろう。
いずれ双子の雅人と遥斗が召喚された時、体が小さい状態になるから後ろに乗せてやればいい。
賢也も同じ事を考えたのか、後部座席がある物にしたようだ。
電子メニューから購入する商品を選びお金を支払った後、バイクを尚人君がアイテムBOXに収納する。
それから広い道路へ移動し、最初にバイクを傷が付かないよう横倒しにして起こし方から教えた。
これが出来ないと転倒した時に困るからな。
持ち上げるコツを教えたが、2人はLvが高く筋力値もある所為かコツは不要であったようだ。
まぁ、俺も片手で起こせるんだが……。
2人は車の免許を持っているから、そこまで詳しい説明は不要だった。
要はアクセルとブレーキにハンドル操作さえ覚えれば、バイクを運転する事は難しくない。
2人共、3時間もすれば乗れるようになった。
今から何処にツーリングに行こうか話している。
いやいや、気が早すぎる。
もう少し練習してからにしろよ?
それに沙良のホーム内は、半径30Kmしか移動出来ないんじゃなかったか?
これは最初にホーム設定した、自宅アパートからの距離なんだろうか……。
それとも、既に2ケ所設定済みの場所からも半径30Km移動出来るのか?
その場合は沙良のアパートから賢也のマンションまで30Km離れているため、移動可能なのは直線距離だと90Kmになる。
沙良は調べてないだろうから、後で聞いておくか……。
その日の夕食は、再び家族が揃った状態での食事となった。
沙良が日本酒を飲み出した俺に、鰻の肝焼きを出してくれる。
おお、気が利くな~。
鰻は毎日食べても飽きないぞ!
明日は早朝から子供達に炊き出しをした後、家具職人に稽古を付けてもらう予定らしい。
沙良達がお世話になっているご老人は、どんな方達だろうか?
異世界には道場などないから、無料で稽古を付けてくれるとはかなり奇特なご老人達のようだ。
親として、お礼をしなければならんな。
沙良達が帰った後、再び元気になった体で頑張ってしまった。
若返りの反動は暫く続くらしい。
賢也も大変だったと言っていた。
あいつの場合は相手がいないから、さぞかし困ったに違いない。
俺は妻と一緒に召喚されて良かったな。
独りだったら、毎晩卵型のお世話になる所だった。
まぁ、美佐子も嫌がってはいないから夜は問題ないだろう。
-------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
-------------------------------------
366
お気に入りに追加
6,067
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る
Greis
ファンタジー
旧題:引きこもり転生エルフ、強制的に旅に出される
・2021/10/29 第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞 こちらの賞をアルファポリス様から頂く事が出来ました。
実家暮らし、25歳のぽっちゃり会社員の俺は、日ごろの不摂生がたたり、読書中に死亡。転生先は、剣と魔法の世界の一種族、エルフだ。一分一秒も無駄にできない前世に比べると、だいぶのんびりしている今世の生活の方が、自分に合っていた。次第に、兄や姉、友人などが、見分のために外に出ていくのを見送る俺を、心配しだす両親や師匠たち。そしてついに、(強制的に)旅に出ることになりました。
※のんびり進むので、戦闘に関しては、話数が進んでからになりますので、ご注意ください。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
スローライフは仲間と森の中で(仮)
武蔵@龍
ファンタジー
神様の間違えで、殺された主人公は、異世界に転生し、仲間たちと共に開拓していく。
書くの初心者なので、温かく見守っていただければ幸いです(≧▽≦) よろしくお願いしますm(_ _)m
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
勇者を否定されて追放されたため使いどころを失った、勇者の証しの無駄遣い
網野ホウ
ファンタジー
「勇者じゃないと言われて追放されたので、帰り方が見つかるまで異世界でスローライフすることにした」から改題しました。
※小説家になろうで先行連載してます。
何の取り柄もない凡人の三波新は、異世界に勇者として召喚された。
他の勇者たちと力を合わせないと魔王を討伐できず、それぞれの世界に帰ることもできない。
しかし召喚術を用いた大司祭とそれを命じた国王から、その能力故に新のみが疎まれ、追放された。
勇者であることも能力のことも、そして異世界のことも一切知らされていない新は、現実世界に戻る方法が見つかるまで、右も左も分からない異世界で生活していかなければならない。
そんな新が持っている能力とは?
そんな新が見つけた仕事とは?
戻り方があるかどうか分からないこの異世界でのスローライフ、スタートです。
死んでないのに異世界に転生させられた
三日月コウヤ
ファンタジー
今村大河(いまむらたいが)は中学3年生になった日に神から丁寧な説明とチート能力を貰う…事はなく勝手な神の個人的な事情に巻き込まれて異世界へと行く羽目になった。しかし転生されて早々に死にかけて、与えられたスキルによっても苦労させられるのであった。
なんでも出来るスキル(確定で出来るとは言ってない)
*冒険者になるまでと本格的に冒険者活動を始めるまで、メインヒロインの登場などが結構後の方になります。それら含めて全体的にストーリーの進行速度がかなり遅いですがご了承ください。
*カクヨム、アルファポリスでも投降しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。