312 / 709
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第448話 記憶にない夢 1
しおりを挟む
なんとなく記憶にない中央の男性を見つめている内に、私の意識が薄れていく。
あぁここで眠ってしまうのはちょっと不味いと思いながら、瞼が閉じていくのを拒む事は出来なかった。
「サラ……ちゃん? ……どうやら御子は眠ってしまわれたようだわ。皆の者、静かにしておるのだぞ」
ガーグ老の言葉をぼんやりと聞きながら、私は意識を手放した。
次に目を開けると、先程までいた家具工房じゃなくなっている。
私がいる場所は、とても大きな木がある森の中だった。
おや?
これは、また香織ちゃんの夢を見ているんだろうか?
自分の実体がない事を感じるので、そう思ったのだけど……。
それにしては香織ちゃんの意識を微塵も感じる事が出来ない。
意識だけの状態で森の中にいるようだ。
森の中央にある大きな木に視線を向けると、先程天蓋付きベッドの天井に描かれていた木によく似ている気がする。
じゃあ今見ているのは、私の夢なのかしら?
寝る前まで見ていた風景を思い出して、再現しているのだろう。
出来れば、あの美しい人に会ってみたいなぁ~。
可愛らしい妖精達も見てみたいし……。
夢なら自分の思い通りに出来ないかと、心の中で男性に会いたいと強く願ってみた。
すると私の願い通り、目の前に美しい人が現れる。
おおっ!
自分の願い通り見れる夢なんて最高だ!
間近で見ても男性とは思えない程、綺麗な肌をしている。
豊かな銀髪が腰まで波打っていた。
私は今、意識だけの状態だから相手には見えないだろうと、少々無遠慮に観察を始める。
瞳はサファイヤのように青く、キラキラと輝いてみえた。
なんだろう、この人の瞳を見ていると吸い込まれそうな不思議な感覚がする。
着ている服は滑らかな素材で出来ているのか、艶々と光沢がある物だ。
幾重にもドレープが入っていて、足首の長さまである。
かなり複雑な作りになっていそうだ。
中にズボンは穿いていないのかしら?
少しだけ、裾をめくってみたい衝動に駆られる。
タイミングよく風が吹いたりは……。
その瞬間、周囲に風が舞った!
けれど肝心な男性の着ている服は、靡いたりせずガッカリしてしまう。
見えそうで見えないとかじゃなく、全く見えないなんてあの服は見た目以上に重いのか?
私が首を捻っていると、目の前の男性が口を開いた。
「ティーナは相変わらずだね。そんな事を簡単に風の精霊に願うものではないよ。お前達も、私に悪戯を仕掛けるとは……。後で、風の精霊王に伝えておこう」
はっ!?
ティーナって誰!?
私の事が見えているの?
そして裾を捲ろうとした事がバレてる!
「厳重に記憶を封印してあるのに、精神だけの状態でここにくるとは思わなかった。どこかで私の姿を見てしまったのかな? おや、瞳の色が変わっているね。少し封印が解けかけているのか……。あぁ、ティーナの気配を感じて竜族がやってくるよ」
???
私の夢の筈なのに、この人の話している内容がさっぱり理解出来ない。
って、ティーナは誰なんですか!
男性が空を見上げて、ある一点に視線を向けた。
つられて私も同じ方向を見ると、空に赤い点が浮かんでいる。
それが凄い勢いでこちらに近付いてくるにつれ、点ではなく徐々に姿を現した。
人生で初めて見る大きな赤いドラゴンだ!
カッコいい~!
普通は恐怖を感じるものなんだろうけど、私には感動の方が勝った。
ずっとドラゴンの背に乗って空を飛んでみたかったのよ!
上空を見続けていると、ドラゴンの姿が真上になり急降下を始める。
かなりの速度で地面に向かってくるので、激突しないかハラハラしてしまう。
地上に近付くにつれ、そのドラゴンの姿が何故か小さくなり最後は人へと姿を変えた。
当然、ドラゴンだった人は地面に激突する事もなく綺麗に着地すると、こちらにスタスタと歩いてくる。
先程、竜族だと言っていたのは人の姿に変態出来る種族の事だったのか……。
「よう、ちい姫! ありゃ、体はどこに置き忘れてきたんだ?」
人の姿になった赤い髪に赤い目の青年は私にしっかりと目線を合わせているので、やはり意識だけの状態の姿を見る事が出来るんだろう。
それにしても、ちい姫とは一体……。
「何だ? 記憶が戻ってないのか? 契約している俺の事も忘れてるとは、つれないねぇ~。しかし、どうして守護を任せたあいつは傍にいないんだ?」
元ドラゴンの人が最初にいた男性に話しかける。
「今はその時ではないのだよ。今日は例外だ。封印された記憶が戻るのは、まだ先だからね」
「ちぇっ、久し振りにご主人様に会いにきたのに寂しいじゃんか。今だけ俺の事を思い出させてくれよ!」
「君に暴れられると困るんだけどなぁ。じゃあ特別に少しの間だけ記憶を戻そう。ティーナ、合言葉を覚えているかい? 夢は?」
突然、合言葉を言えとは……。
なんて無茶振りをする人なのかしら?
それでも振られたからには、答えてみせよう。
私は暫く考えて、これしかないと思った言葉を口にする。
「りゅうきち !(竜騎士)」
えっ!?
自分の声が出た事にも驚いたけど、何で幼児のような話し方になっているの?
そして答えた瞬間、全ての記憶が蘇る。
特に大きな混乱もなく今の記憶と混じりあった。
ティーナは私の名前で、この森は私が育った場所。
美しい姿をした男性は養い親で、初恋の人でもある世界樹の精霊王その人だ。
私はある役目のために、記憶を封じて転生させられたのね。
種族が違う所為で実らない恋心を忘れたい一心から、記憶を封印する事に同意した事も思い出す。
私の気配を感じて飛んできてくれたのは、契約した片割れの赤竜だ。
竜族の長老から卵を託され、私が魔力を注いで育てた可愛い子供の内の1人。
1つの卵に2体入っていて、孵化するのは難しいと言われたのだわ。
「ちぇいれいおう(精霊王)。ごぶちゃたちてましゅ(ご無沙汰してます)」
いやいや、すんなり記憶が戻ったのはいいとしても、この言葉遣いはどうなんだ。
「おかえりティーナ。あぁ、精神だけの状態で来てしまったから、負荷がかからないように自己防衛反応が起きているんだよ。今なら実体化出来るだろう?」
私は精霊王に言われて、記憶にある魔法を行使する。
すると精神だけの状態から、3歳児くらいの実体になった。
「ちい姫。また随分小さいな。どんな姿でも、俺のご主人様に変わりないけど……。正直もっとこう、メリハリのある体の方が好きだ。でも、会いたかったぜ~」
この少し乱暴な口調で話す方が、双子で生まれた兄の「セキちゃん」だ。
弟の「セイちゃん」は、大人になると少し畏まった口調に変わり寂しい思いをしたっけ。
「セキちゃん、ただいま~」
私は幼児体型の短い脚を必死に動かして、大好きなセキちゃんの足にしがみついた。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
あぁここで眠ってしまうのはちょっと不味いと思いながら、瞼が閉じていくのを拒む事は出来なかった。
「サラ……ちゃん? ……どうやら御子は眠ってしまわれたようだわ。皆の者、静かにしておるのだぞ」
ガーグ老の言葉をぼんやりと聞きながら、私は意識を手放した。
次に目を開けると、先程までいた家具工房じゃなくなっている。
私がいる場所は、とても大きな木がある森の中だった。
おや?
これは、また香織ちゃんの夢を見ているんだろうか?
自分の実体がない事を感じるので、そう思ったのだけど……。
それにしては香織ちゃんの意識を微塵も感じる事が出来ない。
意識だけの状態で森の中にいるようだ。
森の中央にある大きな木に視線を向けると、先程天蓋付きベッドの天井に描かれていた木によく似ている気がする。
じゃあ今見ているのは、私の夢なのかしら?
寝る前まで見ていた風景を思い出して、再現しているのだろう。
出来れば、あの美しい人に会ってみたいなぁ~。
可愛らしい妖精達も見てみたいし……。
夢なら自分の思い通りに出来ないかと、心の中で男性に会いたいと強く願ってみた。
すると私の願い通り、目の前に美しい人が現れる。
おおっ!
自分の願い通り見れる夢なんて最高だ!
間近で見ても男性とは思えない程、綺麗な肌をしている。
豊かな銀髪が腰まで波打っていた。
私は今、意識だけの状態だから相手には見えないだろうと、少々無遠慮に観察を始める。
瞳はサファイヤのように青く、キラキラと輝いてみえた。
なんだろう、この人の瞳を見ていると吸い込まれそうな不思議な感覚がする。
着ている服は滑らかな素材で出来ているのか、艶々と光沢がある物だ。
幾重にもドレープが入っていて、足首の長さまである。
かなり複雑な作りになっていそうだ。
中にズボンは穿いていないのかしら?
少しだけ、裾をめくってみたい衝動に駆られる。
タイミングよく風が吹いたりは……。
その瞬間、周囲に風が舞った!
けれど肝心な男性の着ている服は、靡いたりせずガッカリしてしまう。
見えそうで見えないとかじゃなく、全く見えないなんてあの服は見た目以上に重いのか?
私が首を捻っていると、目の前の男性が口を開いた。
「ティーナは相変わらずだね。そんな事を簡単に風の精霊に願うものではないよ。お前達も、私に悪戯を仕掛けるとは……。後で、風の精霊王に伝えておこう」
はっ!?
ティーナって誰!?
私の事が見えているの?
そして裾を捲ろうとした事がバレてる!
「厳重に記憶を封印してあるのに、精神だけの状態でここにくるとは思わなかった。どこかで私の姿を見てしまったのかな? おや、瞳の色が変わっているね。少し封印が解けかけているのか……。あぁ、ティーナの気配を感じて竜族がやってくるよ」
???
私の夢の筈なのに、この人の話している内容がさっぱり理解出来ない。
って、ティーナは誰なんですか!
男性が空を見上げて、ある一点に視線を向けた。
つられて私も同じ方向を見ると、空に赤い点が浮かんでいる。
それが凄い勢いでこちらに近付いてくるにつれ、点ではなく徐々に姿を現した。
人生で初めて見る大きな赤いドラゴンだ!
カッコいい~!
普通は恐怖を感じるものなんだろうけど、私には感動の方が勝った。
ずっとドラゴンの背に乗って空を飛んでみたかったのよ!
上空を見続けていると、ドラゴンの姿が真上になり急降下を始める。
かなりの速度で地面に向かってくるので、激突しないかハラハラしてしまう。
地上に近付くにつれ、そのドラゴンの姿が何故か小さくなり最後は人へと姿を変えた。
当然、ドラゴンだった人は地面に激突する事もなく綺麗に着地すると、こちらにスタスタと歩いてくる。
先程、竜族だと言っていたのは人の姿に変態出来る種族の事だったのか……。
「よう、ちい姫! ありゃ、体はどこに置き忘れてきたんだ?」
人の姿になった赤い髪に赤い目の青年は私にしっかりと目線を合わせているので、やはり意識だけの状態の姿を見る事が出来るんだろう。
それにしても、ちい姫とは一体……。
「何だ? 記憶が戻ってないのか? 契約している俺の事も忘れてるとは、つれないねぇ~。しかし、どうして守護を任せたあいつは傍にいないんだ?」
元ドラゴンの人が最初にいた男性に話しかける。
「今はその時ではないのだよ。今日は例外だ。封印された記憶が戻るのは、まだ先だからね」
「ちぇっ、久し振りにご主人様に会いにきたのに寂しいじゃんか。今だけ俺の事を思い出させてくれよ!」
「君に暴れられると困るんだけどなぁ。じゃあ特別に少しの間だけ記憶を戻そう。ティーナ、合言葉を覚えているかい? 夢は?」
突然、合言葉を言えとは……。
なんて無茶振りをする人なのかしら?
それでも振られたからには、答えてみせよう。
私は暫く考えて、これしかないと思った言葉を口にする。
「りゅうきち !(竜騎士)」
えっ!?
自分の声が出た事にも驚いたけど、何で幼児のような話し方になっているの?
そして答えた瞬間、全ての記憶が蘇る。
特に大きな混乱もなく今の記憶と混じりあった。
ティーナは私の名前で、この森は私が育った場所。
美しい姿をした男性は養い親で、初恋の人でもある世界樹の精霊王その人だ。
私はある役目のために、記憶を封じて転生させられたのね。
種族が違う所為で実らない恋心を忘れたい一心から、記憶を封印する事に同意した事も思い出す。
私の気配を感じて飛んできてくれたのは、契約した片割れの赤竜だ。
竜族の長老から卵を託され、私が魔力を注いで育てた可愛い子供の内の1人。
1つの卵に2体入っていて、孵化するのは難しいと言われたのだわ。
「ちぇいれいおう(精霊王)。ごぶちゃたちてましゅ(ご無沙汰してます)」
いやいや、すんなり記憶が戻ったのはいいとしても、この言葉遣いはどうなんだ。
「おかえりティーナ。あぁ、精神だけの状態で来てしまったから、負荷がかからないように自己防衛反応が起きているんだよ。今なら実体化出来るだろう?」
私は精霊王に言われて、記憶にある魔法を行使する。
すると精神だけの状態から、3歳児くらいの実体になった。
「ちい姫。また随分小さいな。どんな姿でも、俺のご主人様に変わりないけど……。正直もっとこう、メリハリのある体の方が好きだ。でも、会いたかったぜ~」
この少し乱暴な口調で話す方が、双子で生まれた兄の「セキちゃん」だ。
弟の「セイちゃん」は、大人になると少し畏まった口調に変わり寂しい思いをしたっけ。
「セキちゃん、ただいま~」
私は幼児体型の短い脚を必死に動かして、大好きなセキちゃんの足にしがみついた。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
409
お気に入りに追加
6,067
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
転生してしまったので服チートを駆使してこの世界で得た家族と一緒に旅をしようと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
俺はクギミヤ タツミ。
今年で33歳の社畜でございます
俺はとても運がない人間だったがこの日をもって異世界に転生しました
しかし、そこは牢屋で見事にくそまみれになってしまう
汚れた囚人服に嫌気がさして、母さんの服を思い出していたのだが、現実を受け止めて抗ってみた。
すると、ステータスウィンドウが開けることに気づく。
そして、チートに気付いて無事にこの世界を気ままに旅することとなる。楽しい旅にしなくちゃな
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
死んでないのに異世界に転生させられた
三日月コウヤ
ファンタジー
今村大河(いまむらたいが)は中学3年生になった日に神から丁寧な説明とチート能力を貰う…事はなく勝手な神の個人的な事情に巻き込まれて異世界へと行く羽目になった。しかし転生されて早々に死にかけて、与えられたスキルによっても苦労させられるのであった。
なんでも出来るスキル(確定で出来るとは言ってない)
*冒険者になるまでと本格的に冒険者活動を始めるまで、メインヒロインの登場などが結構後の方になります。それら含めて全体的にストーリーの進行速度がかなり遅いですがご了承ください。
*カクヨム、アルファポリスでも投降しております
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。