229 / 709
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第365話 オリー・リザルト 2 冒険者ギルドの解雇
しおりを挟む
会議室に入ると、既に副ギルドマスターと今回従魔登録をしにきた3人組の冒険者が席に着いていた。
6人全員で来る必要はないので、残りのパーティーメンバー3人はギルド1階に隣接している飲食店で待機でもしているんだろう。
真ん中に座っている少女は、後数年もすれば誰もが振り返るだろうというくらい綺麗な容姿をしている。
少女の右側にいる青年からは、何処か怜悧な印象を受けた。
左側にいる少年は、少女と同い年くらいだろうか?
いずれにしても、迷宮都市では見かけない程に若いパーティーだった。
ここのダンジョンはカルドサリ王国内にある大型ダンジョンの1つなので、当然攻略をしに来るのはB級冒険者ばかりだ。
大抵地方の地下10階層までのダンジョンを攻略した後に迷宮都市に来るので、30歳以上になっている。
それなのに、この3人は10代にしか見えなかった。
C級冒険者か?
リーダーは一番年長者に見える右側の青年だろう。
3人ともワイバーン製の革鎧を着ているので、そこそこ稼ぎはあるらしい。
体が華奢だから貴族出身の魔法士か……。
テイム魔法が使える貴族は多くない。
それはテイム魔法を秘匿していて、一族以外の人間に情報を渡す事がないからだ。
テイム魔法が使えるだけで、かなりのアドバンテージがあるので当然だろう。
同じように、一子相伝の魔法もあるくらいだからな。
ただ、どういう訳か公爵家や侯爵家の人間にはテイム魔法が使用出来る者がいない。
なので、少なくともテイムした人間は伯爵家以下の出身だろう。
俺は3人の身分を推測し、自分の方が上であると認識した。
ギルドマスターから冒険者には丁寧に接しろといつも言われていたが、その必要性を感じなかったので今回も普段通り必要な事のみを確認するために口を開く。
「従魔登録をしたいとか。テイムした方はどなたですか?」
俺にしてみれば最大限の対応だった。
テイムしたのは誰だ? と聞かなかった自分を褒めてやりたい。
すると、返事をすると思っていた青年ではなく少女が質問に答える。
「すみません、まずは貴方は誰でどういう立場の人ですか? 受付嬢からは、ギルドマスターが対応すると言われてたんですけど、貴方がギルドマスターなんですか?」
俺に自分から自己紹介をしろというのか!
貴族間では、身分の低い者から名前を名乗るのが礼儀だ。
そのため、俺は冒険者ギルドで働くようになって自分から名前を言った事はない。
今回は、俺がギルドマスターだと思われているようだから訂正する必要がある。
嫌々だったが名前を名乗る事にした。
「いえ、私はギルドマスターではありません。秘書のオリーです」
「では最初にそう仰って下さい。でなければ貴方がギルドマスターだと勘違いする所でした。そして秘書の方なら、何故他の2人について紹介をしないのですか? 紹介が無いと私達は誰かも分からない人達と同席する事になるんですが」
なんだこの少女は!
公爵家出身の俺に向かって説教か?
言われた言葉がとても不愉快で、つい顔を顰める。
「オリーさん、貴方は冒険者ギルドの職員に向いていないようです。今、思い切り顔に不快だと表情が出てましたよ。相手が年端もいかない小娘に、あって当然の常識を言われたくらいで腹が立つのなら秘書をお辞めなさい。交渉人としても失格です」
俺の態度に少女が更に言及し、あろうことか上から目線でギルド職員を辞めろとまで言ってくる。
その一瞬で頭に血が上り、これ以上同席するのは御免だと俺は会議室を出ていった。
何なんだ!
たかが冒険者の癖に、一体何様の心算で俺に意見なんてしやがる。
ムカムカとする気持ちを抑えきれないまま、自分の部屋に戻った。
冒険者ギルドの仕事は、本当に俺に向いてないな。
叔父が斡旋してくれた仕事だが、辞めてやろうか……。
王都に居る時は湯水のごとく使っていた金も、迷宮都市に来てからは反省し安宿に泊まり給料を貯金していた。
王都の屋敷を売却した時の金には、一切手を付けていない状態だ。
冒険者ギルドを辞めたとしても、暫くは暮らしていけるだろう。
部屋に戻ってから1時後、ギルドマスターがやってきた。
なにやら表情が硬い。
これはきっと先程の件について、何か言われるんだろうなと覚悟した。
流石に、会議室から対応中の冒険者を無視して出ていったのはまずかったか……。
「オリー。私の言った事が、理解出来なかったようで残念だよ。お前は、今日この場で解雇する」
突然予想外の言葉を聞き、先程まで自分から辞めようと思っていた事など吹き飛んでしまった。
「はっ? 俺を解雇って、どういう理由なんだ!」
「お前は、あの3人が毎週どれだけの素材を提出しているか知らないんだろう。参考までに教えてやるが、先週5日間の換金額は金貨495枚(4億9千5百万円)だ。これがどういう意味か分かるか?」
たった5日の換金額が金貨495枚だと!?
俺の給料は銀貨30枚(30万円)なのに!
冒険者が、そんなに儲かるなんて知らなかった……。
「勘違いするなよ? 普通は毎週こんな量の魔物を狩ってきたり出来ない。彼らは、この迷宮都市で間違いなくトップにいる冒険者達だ。お前が不誠実な対応をしたお陰で、迷宮都市を去ったりしたら冒険者ギルドが受ける損害は計り知れない。冒険者に対して丁寧に接しろと何度も注意した筈。解雇の理由は従業員規則違反だ」
「そんな事、分かる訳ないだろう! くそっ、全てあの女の所為だ!」
そう叫ぶと、ギルドマスターは俺を憐れむように見て一言呟いた。
「まぁ、せいぜい残り短い時間を有効に生きるといい」
なんだ、その縁起でもない言葉は……。
俺はまだ35歳だ!
長命なハーフエルフよりは長生き出来ないだろうけど、まだ50年以上は死ぬ訳にはいかない。
ギルドマスターは、俺を秘書室から追い出して入室許可を取り消したのだった。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
6人全員で来る必要はないので、残りのパーティーメンバー3人はギルド1階に隣接している飲食店で待機でもしているんだろう。
真ん中に座っている少女は、後数年もすれば誰もが振り返るだろうというくらい綺麗な容姿をしている。
少女の右側にいる青年からは、何処か怜悧な印象を受けた。
左側にいる少年は、少女と同い年くらいだろうか?
いずれにしても、迷宮都市では見かけない程に若いパーティーだった。
ここのダンジョンはカルドサリ王国内にある大型ダンジョンの1つなので、当然攻略をしに来るのはB級冒険者ばかりだ。
大抵地方の地下10階層までのダンジョンを攻略した後に迷宮都市に来るので、30歳以上になっている。
それなのに、この3人は10代にしか見えなかった。
C級冒険者か?
リーダーは一番年長者に見える右側の青年だろう。
3人ともワイバーン製の革鎧を着ているので、そこそこ稼ぎはあるらしい。
体が華奢だから貴族出身の魔法士か……。
テイム魔法が使える貴族は多くない。
それはテイム魔法を秘匿していて、一族以外の人間に情報を渡す事がないからだ。
テイム魔法が使えるだけで、かなりのアドバンテージがあるので当然だろう。
同じように、一子相伝の魔法もあるくらいだからな。
ただ、どういう訳か公爵家や侯爵家の人間にはテイム魔法が使用出来る者がいない。
なので、少なくともテイムした人間は伯爵家以下の出身だろう。
俺は3人の身分を推測し、自分の方が上であると認識した。
ギルドマスターから冒険者には丁寧に接しろといつも言われていたが、その必要性を感じなかったので今回も普段通り必要な事のみを確認するために口を開く。
「従魔登録をしたいとか。テイムした方はどなたですか?」
俺にしてみれば最大限の対応だった。
テイムしたのは誰だ? と聞かなかった自分を褒めてやりたい。
すると、返事をすると思っていた青年ではなく少女が質問に答える。
「すみません、まずは貴方は誰でどういう立場の人ですか? 受付嬢からは、ギルドマスターが対応すると言われてたんですけど、貴方がギルドマスターなんですか?」
俺に自分から自己紹介をしろというのか!
貴族間では、身分の低い者から名前を名乗るのが礼儀だ。
そのため、俺は冒険者ギルドで働くようになって自分から名前を言った事はない。
今回は、俺がギルドマスターだと思われているようだから訂正する必要がある。
嫌々だったが名前を名乗る事にした。
「いえ、私はギルドマスターではありません。秘書のオリーです」
「では最初にそう仰って下さい。でなければ貴方がギルドマスターだと勘違いする所でした。そして秘書の方なら、何故他の2人について紹介をしないのですか? 紹介が無いと私達は誰かも分からない人達と同席する事になるんですが」
なんだこの少女は!
公爵家出身の俺に向かって説教か?
言われた言葉がとても不愉快で、つい顔を顰める。
「オリーさん、貴方は冒険者ギルドの職員に向いていないようです。今、思い切り顔に不快だと表情が出てましたよ。相手が年端もいかない小娘に、あって当然の常識を言われたくらいで腹が立つのなら秘書をお辞めなさい。交渉人としても失格です」
俺の態度に少女が更に言及し、あろうことか上から目線でギルド職員を辞めろとまで言ってくる。
その一瞬で頭に血が上り、これ以上同席するのは御免だと俺は会議室を出ていった。
何なんだ!
たかが冒険者の癖に、一体何様の心算で俺に意見なんてしやがる。
ムカムカとする気持ちを抑えきれないまま、自分の部屋に戻った。
冒険者ギルドの仕事は、本当に俺に向いてないな。
叔父が斡旋してくれた仕事だが、辞めてやろうか……。
王都に居る時は湯水のごとく使っていた金も、迷宮都市に来てからは反省し安宿に泊まり給料を貯金していた。
王都の屋敷を売却した時の金には、一切手を付けていない状態だ。
冒険者ギルドを辞めたとしても、暫くは暮らしていけるだろう。
部屋に戻ってから1時後、ギルドマスターがやってきた。
なにやら表情が硬い。
これはきっと先程の件について、何か言われるんだろうなと覚悟した。
流石に、会議室から対応中の冒険者を無視して出ていったのはまずかったか……。
「オリー。私の言った事が、理解出来なかったようで残念だよ。お前は、今日この場で解雇する」
突然予想外の言葉を聞き、先程まで自分から辞めようと思っていた事など吹き飛んでしまった。
「はっ? 俺を解雇って、どういう理由なんだ!」
「お前は、あの3人が毎週どれだけの素材を提出しているか知らないんだろう。参考までに教えてやるが、先週5日間の換金額は金貨495枚(4億9千5百万円)だ。これがどういう意味か分かるか?」
たった5日の換金額が金貨495枚だと!?
俺の給料は銀貨30枚(30万円)なのに!
冒険者が、そんなに儲かるなんて知らなかった……。
「勘違いするなよ? 普通は毎週こんな量の魔物を狩ってきたり出来ない。彼らは、この迷宮都市で間違いなくトップにいる冒険者達だ。お前が不誠実な対応をしたお陰で、迷宮都市を去ったりしたら冒険者ギルドが受ける損害は計り知れない。冒険者に対して丁寧に接しろと何度も注意した筈。解雇の理由は従業員規則違反だ」
「そんな事、分かる訳ないだろう! くそっ、全てあの女の所為だ!」
そう叫ぶと、ギルドマスターは俺を憐れむように見て一言呟いた。
「まぁ、せいぜい残り短い時間を有効に生きるといい」
なんだ、その縁起でもない言葉は……。
俺はまだ35歳だ!
長命なハーフエルフよりは長生き出来ないだろうけど、まだ50年以上は死ぬ訳にはいかない。
ギルドマスターは、俺を秘書室から追い出して入室許可を取り消したのだった。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
428
お気に入りに追加
6,067
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
結婚記念日をスルーされたので、離婚しても良いですか?
秋月一花
恋愛
本日、結婚記念日を迎えた。三周年のお祝いに、料理長が腕を振るってくれた。私は夫であるマハロを待っていた。……いつまで経っても帰ってこない、彼を。
……結婚記念日を過ぎてから帰って来た彼は、私との結婚記念日を覚えていないようだった。身体が弱いという幼馴染の見舞いに行って、そのまま食事をして戻って来たみたいだ。
彼と結婚してからずっとそう。私がデートをしてみたい、と言えば了承してくれるものの、当日幼馴染の女性が体調を崩して「後で埋め合わせするから」と彼女の元へ向かってしまう。埋め合わせなんて、この三年一度もされたことがありませんが?
もう我慢の限界というものです。
「離婚してください」
「一体何を言っているんだ、君は……そんなこと、出来るはずないだろう?」
白い結婚のため、可能ですよ? 知らないのですか?
あなたと離婚して、私は第二の人生を歩みます。
※カクヨム様にも投稿しています。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。