138 / 709
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第274話 迷宮都市 服の新調 1
しおりを挟む
冒険者ギルドを出てから、まずは道具屋に行こう。
月曜日のダンジョンでの夕食は、すき焼きにしようと思っているので鉄鍋がないか調べにきたのだ。
でもその前に店内へ大型の従魔2匹を入れる訳にはいかないので、シルバーとフォレストは残念だけどホーム内に移動させる。
道具屋に入り料理道具が並べてある棚を見て回った。
スープを作る深鍋はあるけど、すき焼き用の浅い鍋は置いてない。
これは日本の製品を使用するしかないかな?
鍋を食べる文化がないから仕方ない。
ダンクさんやアマンダさんには、『バーベーキュー台』をプレゼントしてあるので似たような物だと思ってくれる筈。
序にすき焼き用の鍋もプレゼントしてあげよう。
いつもスープばかりじゃメニューは増えないだろうからね。
次に向かうのは、前回既製品を購入した普段着に着る服屋だ。
1着しか持っていなかったから、今日は5着くらい購入する予定。
2人は男性服が陳列されている方へ、私は女性服のコーナーへそれぞれ別行動をする。
古着ではない新品の服は既製品でも銀貨3枚(3万円)はする。
私はこの世界の女性の平均身長より低いので、サイズがなくて選べないのが残念だ。
デザインも日本と比べると無難な物が多い。
購買層が少ないから余り奇抜なデザインの服を作ると、在庫となるリスクが高いので売れるデザインだけを作っているからだろうな。
女性は大抵、足首が隠れる程長いスカートが主流だ。
ひざ丈のスカートなんて見た事もない。
冒険者の女性は動き易い女性用のズボンを穿く事が多い。
私も冒険者活動をする時は、古着のズボンを穿いている。
足首まであるスカートは、私の感覚からすると少し野暮ったい感じがするのだ。
というか、はっきり言ってダサイ。
まだ同じスカートでもワンピースの方が許せる。
今回は、緑色のワンピース1着・青色のワンピース1着・ブラウス3着・黒色のズボン3着を購入。
全部で銀貨15枚(15万円)もした。
日本だったら絶対に買わない値段の服だよ!
兄達も5着購入。
男性用の服は、ほぼデザインが同じなので色を変えただけの物になる。
異世界のお金を兄は持っていないので、旭が会計を済ませたようだ。
それは今朝2人の関係がバレた事に対する、兄へのお詫びの品ですか?
これで機嫌直して下さいという、袖の下的な?
まぁ旭が何気に一番のお金持ちだから銀貨15枚くらい、何て事ない金額だろうけど……。
11年分のダンジョンで攻略した魔物が、全てアイテムBOXに収納されているんだからね~。
全て換金し終わるのは、一体いつの事になるのやら……。
そしてリースナーのダンジョンで出現しなくなった、3体の魔物の換金はどうしたらいいんだろう。
旭には内緒にしてあるんだよ。
まぁこの先、リースナーのダンジョンを攻略する事はないからバレないだろう。
ただ換金出来ないオリハルコンゴーレム(金貨200枚・2億円)は、流石に勿体ないのでどこか別のダンジョンで出現している所を探す必要がありそうだ。
後どれくらい収納されているか聞いてないけど、10,000体以上は確実だろうなぁ。
一気に換金したら、オリハルコンが値崩れしそう……。
既製服の店を出て、本日のメインイベント高級服店の『華蘭』へ向かう。
人生初のオーダーメイドで服を注文するのだ!
公爵邸に父親に会いに行く時やB級冒険者として行動する際必要になってくる。
子供達の夢と希望になるために、稼いでいる姿も見せておかないとね。
華蘭に入ると、サヨさんの旦那さんでもある老紳士が直ぐに対応してくれた。
何も言わずに別室に案内される。
女性の店員さんが、昨日奏屋に卸したばかりの2色のキウイフルーツが綺麗にカットされてある物と紅茶をテーブルに置き部屋を出た。
出された紅茶とキウイフルーツを食べて一息吐いた頃に、老紳士が部屋に入ってくる。
「お客様、昨日は家内が大変お世話になりました。頂いた夕食がとても美味しかったそうで、朝から嬉しそうに話してくれましたよ。そして先日は孫が大変ご迷惑をお掛けしました。お店が既に営業を終了しているにも拘わらず料理を食べさせて頂いたとか。息子の店にも、ダンジョン産の果物を沢山卸して下さり感謝しております」
そう言って、深々と頭を下げられてしまう。
私達のお祖父さんに当たる人に、そんな対応をしてもらう訳にはいかないので私達も直ぐに立ち上がる。
「こちらこそ色々と無理を聞いてもらって、ありがとうございます」
そして同じように90度のお辞儀をして返した。
お互い頭を下げ合って、笑いながら席に着く。
「本日はどのようなご用件でしょうか? まだ注文して頂いた品は完成出来ておりませんが……」
「はい、今日は3人分の服を注文しにきました。1人3着ずつお願いします。サヨさんがいらっしゃれば、デザインの相談に乗ってもらいたいんですが……」
「1人3着でございますね。では男性2人は私が対応致します。家内は2階におりますので、今から呼んできましょう」
老紳士はそう言って、部屋から一度出ていった。
ふぅ~、ドキドキするなぁ~。
オーダーメイドの服を注文するなんて、金額が幾らになるか……。
お金を沢山持っていても、金銭感覚が庶民のままなので不安なのだ。
前回シルバーウルフのマントを注文した時は、自分達で狩った魔物の皮を使用し尚且つ仕立て料は無料だったからね。
実際店で購入するとなると、金貨10枚(1,000万円)以上はかかりそう。
もうシルバーウルフのマントは、兄の解体ナイフと同じくらい私にとっては宝物だ。
中々着る機会がなくて残念だけど、リーシャの父親に会いに公爵邸に行く時は着る心算。
相手は大貴族だからね!
そのためにも、サヨさんに素敵なデザインを考えてもらいたい。
私達のお祖母ちゃんだから、相談出来る先があって良かった~。
貴族の服装なんて、私には全然分からないよ!
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
月曜日のダンジョンでの夕食は、すき焼きにしようと思っているので鉄鍋がないか調べにきたのだ。
でもその前に店内へ大型の従魔2匹を入れる訳にはいかないので、シルバーとフォレストは残念だけどホーム内に移動させる。
道具屋に入り料理道具が並べてある棚を見て回った。
スープを作る深鍋はあるけど、すき焼き用の浅い鍋は置いてない。
これは日本の製品を使用するしかないかな?
鍋を食べる文化がないから仕方ない。
ダンクさんやアマンダさんには、『バーベーキュー台』をプレゼントしてあるので似たような物だと思ってくれる筈。
序にすき焼き用の鍋もプレゼントしてあげよう。
いつもスープばかりじゃメニューは増えないだろうからね。
次に向かうのは、前回既製品を購入した普段着に着る服屋だ。
1着しか持っていなかったから、今日は5着くらい購入する予定。
2人は男性服が陳列されている方へ、私は女性服のコーナーへそれぞれ別行動をする。
古着ではない新品の服は既製品でも銀貨3枚(3万円)はする。
私はこの世界の女性の平均身長より低いので、サイズがなくて選べないのが残念だ。
デザインも日本と比べると無難な物が多い。
購買層が少ないから余り奇抜なデザインの服を作ると、在庫となるリスクが高いので売れるデザインだけを作っているからだろうな。
女性は大抵、足首が隠れる程長いスカートが主流だ。
ひざ丈のスカートなんて見た事もない。
冒険者の女性は動き易い女性用のズボンを穿く事が多い。
私も冒険者活動をする時は、古着のズボンを穿いている。
足首まであるスカートは、私の感覚からすると少し野暮ったい感じがするのだ。
というか、はっきり言ってダサイ。
まだ同じスカートでもワンピースの方が許せる。
今回は、緑色のワンピース1着・青色のワンピース1着・ブラウス3着・黒色のズボン3着を購入。
全部で銀貨15枚(15万円)もした。
日本だったら絶対に買わない値段の服だよ!
兄達も5着購入。
男性用の服は、ほぼデザインが同じなので色を変えただけの物になる。
異世界のお金を兄は持っていないので、旭が会計を済ませたようだ。
それは今朝2人の関係がバレた事に対する、兄へのお詫びの品ですか?
これで機嫌直して下さいという、袖の下的な?
まぁ旭が何気に一番のお金持ちだから銀貨15枚くらい、何て事ない金額だろうけど……。
11年分のダンジョンで攻略した魔物が、全てアイテムBOXに収納されているんだからね~。
全て換金し終わるのは、一体いつの事になるのやら……。
そしてリースナーのダンジョンで出現しなくなった、3体の魔物の換金はどうしたらいいんだろう。
旭には内緒にしてあるんだよ。
まぁこの先、リースナーのダンジョンを攻略する事はないからバレないだろう。
ただ換金出来ないオリハルコンゴーレム(金貨200枚・2億円)は、流石に勿体ないのでどこか別のダンジョンで出現している所を探す必要がありそうだ。
後どれくらい収納されているか聞いてないけど、10,000体以上は確実だろうなぁ。
一気に換金したら、オリハルコンが値崩れしそう……。
既製服の店を出て、本日のメインイベント高級服店の『華蘭』へ向かう。
人生初のオーダーメイドで服を注文するのだ!
公爵邸に父親に会いに行く時やB級冒険者として行動する際必要になってくる。
子供達の夢と希望になるために、稼いでいる姿も見せておかないとね。
華蘭に入ると、サヨさんの旦那さんでもある老紳士が直ぐに対応してくれた。
何も言わずに別室に案内される。
女性の店員さんが、昨日奏屋に卸したばかりの2色のキウイフルーツが綺麗にカットされてある物と紅茶をテーブルに置き部屋を出た。
出された紅茶とキウイフルーツを食べて一息吐いた頃に、老紳士が部屋に入ってくる。
「お客様、昨日は家内が大変お世話になりました。頂いた夕食がとても美味しかったそうで、朝から嬉しそうに話してくれましたよ。そして先日は孫が大変ご迷惑をお掛けしました。お店が既に営業を終了しているにも拘わらず料理を食べさせて頂いたとか。息子の店にも、ダンジョン産の果物を沢山卸して下さり感謝しております」
そう言って、深々と頭を下げられてしまう。
私達のお祖父さんに当たる人に、そんな対応をしてもらう訳にはいかないので私達も直ぐに立ち上がる。
「こちらこそ色々と無理を聞いてもらって、ありがとうございます」
そして同じように90度のお辞儀をして返した。
お互い頭を下げ合って、笑いながら席に着く。
「本日はどのようなご用件でしょうか? まだ注文して頂いた品は完成出来ておりませんが……」
「はい、今日は3人分の服を注文しにきました。1人3着ずつお願いします。サヨさんがいらっしゃれば、デザインの相談に乗ってもらいたいんですが……」
「1人3着でございますね。では男性2人は私が対応致します。家内は2階におりますので、今から呼んできましょう」
老紳士はそう言って、部屋から一度出ていった。
ふぅ~、ドキドキするなぁ~。
オーダーメイドの服を注文するなんて、金額が幾らになるか……。
お金を沢山持っていても、金銭感覚が庶民のままなので不安なのだ。
前回シルバーウルフのマントを注文した時は、自分達で狩った魔物の皮を使用し尚且つ仕立て料は無料だったからね。
実際店で購入するとなると、金貨10枚(1,000万円)以上はかかりそう。
もうシルバーウルフのマントは、兄の解体ナイフと同じくらい私にとっては宝物だ。
中々着る機会がなくて残念だけど、リーシャの父親に会いに公爵邸に行く時は着る心算。
相手は大貴族だからね!
そのためにも、サヨさんに素敵なデザインを考えてもらいたい。
私達のお祖母ちゃんだから、相談出来る先があって良かった~。
貴族の服装なんて、私には全然分からないよ!
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
464
お気に入りに追加
6,072
あなたにおすすめの小説
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。