戦争はいらないFPSだ

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season1

7話 模擬実戦

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その後、チョコヒラも練習してギリギリ射撃はギリギリ490超えないくらいまでになった。

体力は一瞬で回復した。

「なんでお前らそんな体力あんの?僕こんだけ頑張ってちょっと前より付いたくらいなのに。」

「さぁ~ね。生まれつきなんじゃない?」

「遺伝とか?」

思ってみれば親も運動不足だ。代々インドア派なのだろうか。

今はレリアさんに呼び出され司令官室まで行く途中だ。

「失礼します。」

「どうそ。」

レリアさんの席の隣には護衛が2人いた。

護衛も責任持ってやらなきゃな。レリアさんを守る仕事だよ?

そしてニコニコしながら席を案内してくれるレリアさんまじ女神!

「今日は来てくれてありがとうございます。では早速話があるので…」

いきなり護衛を外した。

「なんでしょうか。」

「あなた方はもう模擬実戦をしてもいいくらいかと思いましてね。今日から試しにやってみましょう!」

「え…俺らが、模擬実戦?」

「そうです!実際にFPSカプセルに入ってもらいます。敵はAIなので、あなた達なら余裕だと思いますけどね!」

「わかりました。もう今からスタートですか?」

「わかりましたっ。30分だけですからね!」

完全に休みたいのが見通されてる。

まぁ特にやることもなく、レリアさんと雑談した。いつでも女神だ。


レリアがみんなの視点を見ながら模擬実戦が始まった。

「個人模擬実戦です。VR用センサーガンを上下に振ってください。」

人工知能が言うから従う。

「では、はじめ!」

「終了です。お疲れ様でした。所要時間 3.53秒」

「終了です。お疲れ様でした。所要時間 3.67秒」

「終了です。お疲れ様でした。所要時間 3.45秒」

「え?これが模擬実戦?」

「簡単すぎるね。」

あまりの速さにレリアが絶句していた。

「すごい…こんなの初めて見ました…まさかここまでできるとは思いませんでした…」

「そうですか?」

「結構簡単だったよな?」

「うん。俺もそう思う。」

「なら次行きましょう。今のは定点射撃ですので、次はAIに撃たれないように動きながら撃つ必要があります。もう一回やってみましょう!」

気のせいだろうかレリアさんの声が弱々しく聞こえた。

まぁこれも一瞬で終わらせ、不利状況、高山、味方負傷状況などなど様々な場合の練習があったがどれも簡単だ。

「では…プールにいきましょう…」

「大丈夫ですか?声が弱々しいですよ?」

「ありがとうございますね…ちょっと驚いて貧血になっただけなので。心配に足りません!」

「ならチョコ、ヒラメ。早く終わらせてレリアさんを休めさせるぞ。」

「「言われなくてもわかってる。」」

「ふふっ。優しいですね!」

女神すぎて集中できなくなる…

「で、なんで俺らがプールに来るんですか?」

ヒラメが言うと

「水面射撃です!まだFPSカプセルに水面は再現できないので、プールでやるんですよ!」

「ならなんでぼくらが練習するんですか?まさかほんとの実戦向けですか?」

「いや?ただ見てみたいなぁと思いまして。でもプールの射撃場は実戦向けですよ。」

ニコニコしてる…視力が回復しそうだ。

「なら期待に応えないとですね!」

言葉通り一瞬で終わらせた3人。

「今日はお疲れ様でした!そろそろFPS実戦しても大丈夫ですね!」

「ありがとうございました!」

「はい!」

「期待を無駄にしません!」

「やっぱり揃ってないね~。チームワーク大丈夫ですか?」

ニコニコしながら聞かれる。

「大…丈夫です。」

今日は午後の予定がなかったからレリアさんと一緒に4人でア◯ンジャーズ見た。
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