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小屋ではなく外で話合うべきだったか?
まぁ、寝るまでには時間があるし、話がそれたとしても問題はないか。
今までも雑談がどれだけ斜め上の方向に行って関係ない話題で楽しんでも、必要な情報の共有と話し合いはしていたし。
「ヒロさん、依頼に出発する前に荷物の事で話に出た着替えの事を覚えていますか?」
「ああ、覚えてる。俺とフィアがいるから着替えが無くても問題ないって事だったよな」
「ええ、その通りです。せっかくですから説明より見てもらった方がよいと思いまして、タイミング良くと言ってはなんですがフィアさんの服は血で汚れていましたので、服を脱いでもらいました」
もらいましたってリリィ、フィアはともかく俺は脱いだんじゃなく脱がされたんだけど。
みんなは俺に見られても気にしないし。
「みんなが裸なのは?」
「それは効率のためですね。ラムリアお願い」
「わかったわ」
ラムリアが脱いだ服に手をかざすと、服は淡く輝きを放ち光の粒子が舞い上がり小屋の中を照らす。
「はい、ヒロさん。フィアさん」
舞い上がる光の粒子が収まり服の輝きが消えると、リリィは俺とフィアが脱いだ服を差し出してくる。
「生活魔法?」
差し出された服を受け取りながら訪ねる。
「そうです。フィアさんの服に染み付いた血は綺麗になってると思いますよ」
リリィに言われてフィアは受け取った服を広げる。
広げた服を確認して見れば腕に染み付いていた血は綺麗になくなっていた。
これは、血が染みついていたと言われても分からないな。
「染みついた血が綺麗に消えてるな」
「本当ね、助かったわ、ラムリア」
「いえ、ヒロとフィアさんには助けてもらっているから」
フィアにお礼を言われて戸惑うラムリア。
しかし、今回はなぜラムリアなんだ?
街にいる時には洗濯物をリリィとリュイルに頼んでいたから使えるはずだが。
「生活魔法はリリィとリュイルも使えたよな?」
「使えますね」
「使えるわよ、というか私達は全員使えるわよ」
「そうなのか?」
アイシェラとレスティナに視線を向ける。
「使える」
「使えますよ」
アイシェラは頷きながらおっぱいを揺らし、レスティナはおっぱいを揺らし胸を張って答える。
二人とも見事に揺れてるなぁ。
全員が使えるなら、ラムリアだけが使う必要もないと思うんだが。
「ラムリアに使ってもらったのは、私たちの中で一番効果が高いからなんですよ。ヒロさん」
疑問に思っていたの答えをリリィに笑顔で教えてくれる。
顔に出てていたか。
「効果が高い?」
「なんて説明したらいいでしょうか。そうですねぇ」
リリィは頬に手を当て少し思案したのち口を開く。
「私達が全員が使える生活魔法なんですが、相性があるのか効果がみんな同じではないんですよ」
「使う人によって綺麗になる度合いが違う?」
「はい、その認識で大丈夫です。街でヒロさんに頼まれたぐらいの量でしたら、私とリュイルでも問題ないのですが」
服の量を気にするという事は、一度に綺麗に出来る量もラムリアがリュイル達の中で多いのか。
しかし、話をしているリリィちょっとした仕草で揺れるおっぱいが気になって仕方がない。
リリィは隣にいるから目の前でおっぱいが揺れる、揺れる。
「綺麗にするイメージだと、服装と回復支援職からレスティナと相性がようさそうな感じがするんだが」
「それは、なんとい言いましょうか、相性になるんでしょうねぇ」
リリィが視線をレスティナに向けたので、レスティナに視線を向ける。
まぁ、使える魔法でも向き不向きがあるんだな。
見た感じの印象で決めるのはよくないってことか。
レスティナを眺めていると綺麗になった下着を身に着け始めたので、俺も受け取った服を身に着ける。
「生活魔法で服が綺麗になるなら、確かに着替えがなくても問題はないか。全員が生活魔法が使えるなら俺とフィアがいなくても大丈夫じゃないのか?」
「見張りを立てるという方法もありますが危険性が低くはないですからね」
言われればそうだよな、見張りを立てたからと言って何かに襲われないわけじゃないしな。
「フィアさんの結界なら襲われる事もありませんので、全部脱いで魔法を使用する事が安全に出来るんです。なので、ヒロさんとフィアさんがいれば着替えが無くてもと言ったんですよ」
「フィアの結界なら、俺は必要なくないか?」
「何を言っているのですか。ヒロさんがいなければフィアさんは来ないじゃないですか」
確かにそうだ。
フィアは俺と一緒に行動するし、俺の安全を優先してるな。
だから、俺とフィアがいればになるのか。
「ところで、リリィは下着を着ないのか?」
「下は穿いてますよ」
リュイル達は下着を身に着けているのに、隣でおっぱいを揺らしているリリィに聞けばそんな事を言う。
言われて視線を下げれば綺麗な脚と共に確認できた。
目の前で揺れるおっぱいに気を取られて気が付かなかったよ。
「上は?」
「ヒロさんが見ているようでしたらから、このままにしましたよ」
笑顔で言われてもねぇ。
俺の事を気遣ってしてくれたのか、嬉しいからお礼を言うべきか。
リリィの言葉を聞いたリュイル達が脱いでるし。
わざわざ脱がなくても。
「そうか、ありがとうで、いいのか?」
「レスティナも言っていましたけど、遠慮しなくてかまいませんよ」
レスティナの様におっぱいを揺らすリリィ。
魅力的な誘いだけど肝心な話を蔑ろにするわけにもいかない。
リリィの話はこれで終わりだろうし、後はフィアだな。
リュイル達の格好は気になるけど、ワイヴァーンに関する話し合いが始まれば気にならなくなるだろう、たぶん。
「後はフィアの話か」
「わかったわ。ヒロ、その前にお酒だしてもらえるかしら?」
ん?
話すのにお酒がいるの?
フィアにお酒出したらリュイル達にも出すようになるじゃん。
それでなくとも話の内容次第では飲ませて欲しいってことなのに。
フィアの言葉を聞いた目の前のリリィは嬉しそうにしてるし、視線をリュイル達に向ければ期待した目で俺を見てるじゃないか。
どうすんだよ。
まぁ、寝るまでには時間があるし、話がそれたとしても問題はないか。
今までも雑談がどれだけ斜め上の方向に行って関係ない話題で楽しんでも、必要な情報の共有と話し合いはしていたし。
「ヒロさん、依頼に出発する前に荷物の事で話に出た着替えの事を覚えていますか?」
「ああ、覚えてる。俺とフィアがいるから着替えが無くても問題ないって事だったよな」
「ええ、その通りです。せっかくですから説明より見てもらった方がよいと思いまして、タイミング良くと言ってはなんですがフィアさんの服は血で汚れていましたので、服を脱いでもらいました」
もらいましたってリリィ、フィアはともかく俺は脱いだんじゃなく脱がされたんだけど。
みんなは俺に見られても気にしないし。
「みんなが裸なのは?」
「それは効率のためですね。ラムリアお願い」
「わかったわ」
ラムリアが脱いだ服に手をかざすと、服は淡く輝きを放ち光の粒子が舞い上がり小屋の中を照らす。
「はい、ヒロさん。フィアさん」
舞い上がる光の粒子が収まり服の輝きが消えると、リリィは俺とフィアが脱いだ服を差し出してくる。
「生活魔法?」
差し出された服を受け取りながら訪ねる。
「そうです。フィアさんの服に染み付いた血は綺麗になってると思いますよ」
リリィに言われてフィアは受け取った服を広げる。
広げた服を確認して見れば腕に染み付いていた血は綺麗になくなっていた。
これは、血が染みついていたと言われても分からないな。
「染みついた血が綺麗に消えてるな」
「本当ね、助かったわ、ラムリア」
「いえ、ヒロとフィアさんには助けてもらっているから」
フィアにお礼を言われて戸惑うラムリア。
しかし、今回はなぜラムリアなんだ?
街にいる時には洗濯物をリリィとリュイルに頼んでいたから使えるはずだが。
「生活魔法はリリィとリュイルも使えたよな?」
「使えますね」
「使えるわよ、というか私達は全員使えるわよ」
「そうなのか?」
アイシェラとレスティナに視線を向ける。
「使える」
「使えますよ」
アイシェラは頷きながらおっぱいを揺らし、レスティナはおっぱいを揺らし胸を張って答える。
二人とも見事に揺れてるなぁ。
全員が使えるなら、ラムリアだけが使う必要もないと思うんだが。
「ラムリアに使ってもらったのは、私たちの中で一番効果が高いからなんですよ。ヒロさん」
疑問に思っていたの答えをリリィに笑顔で教えてくれる。
顔に出てていたか。
「効果が高い?」
「なんて説明したらいいでしょうか。そうですねぇ」
リリィは頬に手を当て少し思案したのち口を開く。
「私達が全員が使える生活魔法なんですが、相性があるのか効果がみんな同じではないんですよ」
「使う人によって綺麗になる度合いが違う?」
「はい、その認識で大丈夫です。街でヒロさんに頼まれたぐらいの量でしたら、私とリュイルでも問題ないのですが」
服の量を気にするという事は、一度に綺麗に出来る量もラムリアがリュイル達の中で多いのか。
しかし、話をしているリリィちょっとした仕草で揺れるおっぱいが気になって仕方がない。
リリィは隣にいるから目の前でおっぱいが揺れる、揺れる。
「綺麗にするイメージだと、服装と回復支援職からレスティナと相性がようさそうな感じがするんだが」
「それは、なんとい言いましょうか、相性になるんでしょうねぇ」
リリィが視線をレスティナに向けたので、レスティナに視線を向ける。
まぁ、使える魔法でも向き不向きがあるんだな。
見た感じの印象で決めるのはよくないってことか。
レスティナを眺めていると綺麗になった下着を身に着け始めたので、俺も受け取った服を身に着ける。
「生活魔法で服が綺麗になるなら、確かに着替えがなくても問題はないか。全員が生活魔法が使えるなら俺とフィアがいなくても大丈夫じゃないのか?」
「見張りを立てるという方法もありますが危険性が低くはないですからね」
言われればそうだよな、見張りを立てたからと言って何かに襲われないわけじゃないしな。
「フィアさんの結界なら襲われる事もありませんので、全部脱いで魔法を使用する事が安全に出来るんです。なので、ヒロさんとフィアさんがいれば着替えが無くてもと言ったんですよ」
「フィアの結界なら、俺は必要なくないか?」
「何を言っているのですか。ヒロさんがいなければフィアさんは来ないじゃないですか」
確かにそうだ。
フィアは俺と一緒に行動するし、俺の安全を優先してるな。
だから、俺とフィアがいればになるのか。
「ところで、リリィは下着を着ないのか?」
「下は穿いてますよ」
リュイル達は下着を身に着けているのに、隣でおっぱいを揺らしているリリィに聞けばそんな事を言う。
言われて視線を下げれば綺麗な脚と共に確認できた。
目の前で揺れるおっぱいに気を取られて気が付かなかったよ。
「上は?」
「ヒロさんが見ているようでしたらから、このままにしましたよ」
笑顔で言われてもねぇ。
俺の事を気遣ってしてくれたのか、嬉しいからお礼を言うべきか。
リリィの言葉を聞いたリュイル達が脱いでるし。
わざわざ脱がなくても。
「そうか、ありがとうで、いいのか?」
「レスティナも言っていましたけど、遠慮しなくてかまいませんよ」
レスティナの様におっぱいを揺らすリリィ。
魅力的な誘いだけど肝心な話を蔑ろにするわけにもいかない。
リリィの話はこれで終わりだろうし、後はフィアだな。
リュイル達の格好は気になるけど、ワイヴァーンに関する話し合いが始まれば気にならなくなるだろう、たぶん。
「後はフィアの話か」
「わかったわ。ヒロ、その前にお酒だしてもらえるかしら?」
ん?
話すのにお酒がいるの?
フィアにお酒出したらリュイル達にも出すようになるじゃん。
それでなくとも話の内容次第では飲ませて欲しいってことなのに。
フィアの言葉を聞いた目の前のリリィは嬉しそうにしてるし、視線をリュイル達に向ければ期待した目で俺を見てるじゃないか。
どうすんだよ。
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