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メリアの工房に着くと扉を開けリュイル達は中に入っていく。
時間の関係かここに来るまでに、営業している店があまり無かったのでメリアの工房に入れないかと思ったがそのようなことは無かった。
工房だけど店も兼ねているから入れるって事は営業してるんだよな。
戸締りをしないってことは無いだろうし。
わりと早い時間から店をやっているんだと思ったが、リュイル達が毎日通っているから当然か。
まぁ、いつもこの時間から開いているのか、リュイル達が来るから開けてるのかはわからないが。
「店ってどのくらいの時間から店を開けたりするんだ?」
ここに来るまでに通った職人工房の通りを見て気になったので、隣で俺の腕を抱えているリエッタさんに尋ねる。
冒険者はそれなりに朝早く行動するし、冒険者相手なら営業している店が多いと思ったけど、職人工房の通りでやっている店は意外と少なかった。
「開いているお店が少ないから気になったのね~。お店を開ける時間は特に決まってないわよ~。冒険者を相手にしていても、その店次第ね~、開けるのも閉めるのも、もちろん店を休みにするのもね~」
リエッタさんも店やってるし知っていると思って尋ねたけど、この職人工房の通りにある店とリエッタさんの店では相手にしている客層が違う事に気がついたが、リエッタさんは答えてくれる。
俺の依頼のためにリエッタさんも店を休みにしていたし、どのように営業するかは店側の自由なんだな。
「私達も中に入りましょ~」
俺の腕を抱えたリエッタさんは扉を開け中に入っていく。
引っ張られる形で中に入る俺の後をフィアはついてくる。
「あっ、お兄さん!来たんだね。なんだか連れて来られた感じだね」
カウンターでリュイルと話をしていたメリアが俺に気がつき声を掛けてくる。
引っ張られていればそんな風に見られても仕方が無い。
ここまで来る途中に引っ張られないように抵抗はしてみたけど無理だったよ。
レベルとステータスの差なんだろうなぁ。
「メリア、鍛冶をしていないのか?」
メリアの工房に来るといつも鍛冶をしていて、カウンターに出てこない印象なのだが。
店に入ってカウンターで話をしている姿ははじめてか。
「お兄さんが来るときはいつも鍛冶してるものね。最近はリュイル達が来るからね。それぞれの武器や防具を確認してもらってから鍛冶をすることにしてるのよ」
武器や防具をリュイル達に確認しながら作業しているのか。
メリアのこだわりなのか。
「使い手が満足出来る物を私は作りたいからね」
メリアの物作りに対する心意気か。
「希望を聞いてくれるしメリアに頼んでよかったわ」
「そうですわね。細かな調整もしてくれますし」
「色々と助言もくれる」
「聞けば教えてくれるしね」
「相談にも乗ってくれますよ」
メリアの言葉にリュイル達が答える。
リュイル達もメリアを信頼しているようだし武器と防具が出来上がるのが楽しみだ。
良いものが出来上がることだろう。
「鍛冶作業していないから汗でシャツがおっぱいに張り付いてなくて、お兄さんは残念かな?」
「!」
メリアの言葉を聞いたリエッタさんが無意識なんだろうけど、腕に力が入り抱えている俺の腕が圧迫されて痛い。
このままいったら俺の腕が。
リュイル達はこちらに視線を向けてくるが、メリアの言葉に納得した表情だ。
「そう、お兄さんに頼まれていた事をやっておいたよ。これはリエッタに渡したほうが良いかな」
メリアが一枚の紙を差し出しリエッタさんが受け取った事で腕が開放された。
俺の腕が無事でよかったよ。
「これは?」
「お兄さんに言われてテントの中を測ったものだよ。リエッタが測って確認するだろうけど参考にしてよ」
紙を受け取ったリエッタさんの疑問にメリアが答える。
前に言っておいた事をメリアはやっていてくれていたようだ。
「ここで話しているのもなんだし、出来上がっているテントを確認してよ。リュイル達は今日一日、お兄さんと一緒だよね。防具はいいから武器の確認をしておいて、話は後で聞くから」
リュイル達は俺と一緒に行動する事をメリアに伝えたようだな。
俺、フィア、リエッタさんはメリアの後についてテントのある裏庭へ。
リュイル達はメリアがいつも鍛冶をやっている作業場の方へ、毎日来ているから物が置いてある場所がわかるんだろうな。
裏庭に行くと前は骨組しか出来ていなかったテントとタープに加工したフォレストフロッグの皮が取り付けられていて仕上がっていた。
「良い感じ出来上がってるな」
「そうでしょう、骨組みはマナ鉱石だから強度はあるし耐久性もかなり良いわよ」
感想を言うとメリアは嬉しそうに笑顔で答える。
作ったものを褒められるのは嬉しいのだろう。
「ヒロくん。私は少しお仕事してくるからこれお願いね~」
テントの出来をメリアと話しているとリエッタさんから声がかかる。
リエッタさんは荷物から道具の入った袋を取り出すと着替えの荷物を俺に預けテントの方へ歩いていく。
仕事というのは俺の頼んだ依頼のためでテント中の広さを測るのだろう。
テントの入り口でリエッタさんは立ち止まり振り返えったので、どうかしたのかと思っていると。
「ヒロくん。預けた荷物は私の着替えが入っているから~、見てないからって中を見ちゃ駄目よ~」
笑顔でそんな事を行ってテントの中に入っていった。
「見ないの?」
隣にいるフィアが尋ねてくる。
「いや、見ないよ」
女性の着替えが入っているとわかっている荷物の中を見るわけにもいかないよ。
「見たとしてもリエッタは怒らないと思うわよ」
「そうだとしても、やらないよ」
確かに怒らないと俺も思う。
どんな着替えか気にはなるけどさすがにね。
リエッタさんの着替えの荷物はアイテムボックスに入れておこう。
「お兄さんは、荷物の中身よりこっちの方が良いんじゃない?」
メリアはそう言っておっぱいを持ち上げ上下に揺する。
そっちのほうが嬉しいのは確かだけど。
「そうだけど、今は遠慮しておくよ」
フィアが俺の方を見てるし、リエッタさんもいつテントから出てくるかわからないし。
メリアのおっぱいを揉みたいけど揉んでいる所を見られたら何を言われるか。
昨夜のこともあるしな。
「お兄さんには色々と良くして貰っているから、言ってくれればいつでも揉ませてあげるからね」
「その時はよろしく頼むよ」
「遠慮しなくて良いからね」
遠慮しなくてもと言われてもなぁ。
おっぱいを揉むためにメリアの所にこれないし、来るとなればフィアもついてくるからなぁ。
機会があったら頼むことにしよう。
「それとね、ミルアから伝言があるんだ」
「小屋の事か?」
「そう、完成したから確認しに来て欲しいって」
思ったとおり小屋は完成していたか。
数日で出来るような感じでミルアは話していたからな。
「この後、ミルアの所に行く予定なんだ」
「それで、リエッタが一緒にいてリュイル達も行動を一緒にするわけだね」
リュイル達が俺と一緒に行動する理由を知って頷いている。
「リュイル達は俺の護衛だからな」
「そういえばそうだったね」
メリアと話をしているとリエッタさんがテントから戻ってくる。
「終わったわよ~」
「お疲れ様、どうでした?」
「メリアが測っておいてくれたから確認するだけでよかったわ~」
測った数字が書き込まれている紙を見せてくる。
リエッタさんは測って数字が合ってるか確認するだけですんだのか。
「お兄さん、テントとタープはどうするの?」
「どうするって聞いて来るって事は、このままでも良いのか?」
「裏庭だし邪魔にならないしね、少し置いといて様子を見るのもありだよ」
「テントの中に敷く絨毯が出来るまで良いか?」
「問題ないよ」
「頼む。それと、テントとタープは出来上がっているわけだが支払いの方はどうしたらいい?」
メリアは確か支払いを金銭ではなくマナ鉱石を希望していた。
リュイル達と拾い集めたんだけど、俺の依頼とリュイル達の依頼分のマナ鉱石を渡してもまだそれなりの量がある。
今更だが俺達はどれだけ拾ったんだって感じだ。
あの時は大きさを気にせずあるだけアイテムボックスに入れ込んだからなぁ。
おっぱいのこともあるしメリアになら全部渡しても良いと思ってる。
「マナ鉱石だよね。リュイル達の依頼が終わってからでも良いかな」
「俺はかまわないけど、支払いが遅くなるけど良いのか?」
「うん。たぶんマナ鉱石があったら色々作りたくなっちゃう気がしてね」
あまり使うことが出来ない鉱石を好きに使うことが出来るようになるならそうなるのも仕方が無いのか。
「わかった、リュイル達が支払いする時に俺の分も支払うよ」
「無理言ってごめんね」
「俺が損する訳じゃないからな、気にしなくていいさ」
「ありがとう。リュイル達も確認を終えているだろうし工房に戻ろうか」
工房に戻ると武器の確認は終わったようで、リュイル達はテーブルが置いてある場所で会話をしていた。
「メリア、リュイル達の武器に関しての話し合うなら終わるまで待つけど」
後はミルアの所に行くだけだし、その後に用事もないから別に急ぐ事でもない。
話し合い終わるのを待ってからミルアの所に行っても昼ぐらいまでには借りている家に戻る事は出来るだろう。
「大丈夫よ、すぐに終わるわ」
そう言ってメリアは会話しているリュイル達の所へ。
話し始めたと思ったらすぐにリュイル達と一緒に戻ってくる。
すぐに終わるって言ったけど本当にすぐだった。
「お兄さん。ミルアの所に行くよ」
戻ってくるなりそう言い放つ。
「メリアも行くのか?」
「もちろん。完成した小屋を見てみたいし、気になるからね」
ミルアの所へ行くのに、メリアが一緒になったからといて不都合があるわけじゃないし良いか。
小屋を作ったミルアと同じドワーフのメリアから見て小屋に何かあれば教えてくれるだろう。
時間の関係かここに来るまでに、営業している店があまり無かったのでメリアの工房に入れないかと思ったがそのようなことは無かった。
工房だけど店も兼ねているから入れるって事は営業してるんだよな。
戸締りをしないってことは無いだろうし。
わりと早い時間から店をやっているんだと思ったが、リュイル達が毎日通っているから当然か。
まぁ、いつもこの時間から開いているのか、リュイル達が来るから開けてるのかはわからないが。
「店ってどのくらいの時間から店を開けたりするんだ?」
ここに来るまでに通った職人工房の通りを見て気になったので、隣で俺の腕を抱えているリエッタさんに尋ねる。
冒険者はそれなりに朝早く行動するし、冒険者相手なら営業している店が多いと思ったけど、職人工房の通りでやっている店は意外と少なかった。
「開いているお店が少ないから気になったのね~。お店を開ける時間は特に決まってないわよ~。冒険者を相手にしていても、その店次第ね~、開けるのも閉めるのも、もちろん店を休みにするのもね~」
リエッタさんも店やってるし知っていると思って尋ねたけど、この職人工房の通りにある店とリエッタさんの店では相手にしている客層が違う事に気がついたが、リエッタさんは答えてくれる。
俺の依頼のためにリエッタさんも店を休みにしていたし、どのように営業するかは店側の自由なんだな。
「私達も中に入りましょ~」
俺の腕を抱えたリエッタさんは扉を開け中に入っていく。
引っ張られる形で中に入る俺の後をフィアはついてくる。
「あっ、お兄さん!来たんだね。なんだか連れて来られた感じだね」
カウンターでリュイルと話をしていたメリアが俺に気がつき声を掛けてくる。
引っ張られていればそんな風に見られても仕方が無い。
ここまで来る途中に引っ張られないように抵抗はしてみたけど無理だったよ。
レベルとステータスの差なんだろうなぁ。
「メリア、鍛冶をしていないのか?」
メリアの工房に来るといつも鍛冶をしていて、カウンターに出てこない印象なのだが。
店に入ってカウンターで話をしている姿ははじめてか。
「お兄さんが来るときはいつも鍛冶してるものね。最近はリュイル達が来るからね。それぞれの武器や防具を確認してもらってから鍛冶をすることにしてるのよ」
武器や防具をリュイル達に確認しながら作業しているのか。
メリアのこだわりなのか。
「使い手が満足出来る物を私は作りたいからね」
メリアの物作りに対する心意気か。
「希望を聞いてくれるしメリアに頼んでよかったわ」
「そうですわね。細かな調整もしてくれますし」
「色々と助言もくれる」
「聞けば教えてくれるしね」
「相談にも乗ってくれますよ」
メリアの言葉にリュイル達が答える。
リュイル達もメリアを信頼しているようだし武器と防具が出来上がるのが楽しみだ。
良いものが出来上がることだろう。
「鍛冶作業していないから汗でシャツがおっぱいに張り付いてなくて、お兄さんは残念かな?」
「!」
メリアの言葉を聞いたリエッタさんが無意識なんだろうけど、腕に力が入り抱えている俺の腕が圧迫されて痛い。
このままいったら俺の腕が。
リュイル達はこちらに視線を向けてくるが、メリアの言葉に納得した表情だ。
「そう、お兄さんに頼まれていた事をやっておいたよ。これはリエッタに渡したほうが良いかな」
メリアが一枚の紙を差し出しリエッタさんが受け取った事で腕が開放された。
俺の腕が無事でよかったよ。
「これは?」
「お兄さんに言われてテントの中を測ったものだよ。リエッタが測って確認するだろうけど参考にしてよ」
紙を受け取ったリエッタさんの疑問にメリアが答える。
前に言っておいた事をメリアはやっていてくれていたようだ。
「ここで話しているのもなんだし、出来上がっているテントを確認してよ。リュイル達は今日一日、お兄さんと一緒だよね。防具はいいから武器の確認をしておいて、話は後で聞くから」
リュイル達は俺と一緒に行動する事をメリアに伝えたようだな。
俺、フィア、リエッタさんはメリアの後についてテントのある裏庭へ。
リュイル達はメリアがいつも鍛冶をやっている作業場の方へ、毎日来ているから物が置いてある場所がわかるんだろうな。
裏庭に行くと前は骨組しか出来ていなかったテントとタープに加工したフォレストフロッグの皮が取り付けられていて仕上がっていた。
「良い感じ出来上がってるな」
「そうでしょう、骨組みはマナ鉱石だから強度はあるし耐久性もかなり良いわよ」
感想を言うとメリアは嬉しそうに笑顔で答える。
作ったものを褒められるのは嬉しいのだろう。
「ヒロくん。私は少しお仕事してくるからこれお願いね~」
テントの出来をメリアと話しているとリエッタさんから声がかかる。
リエッタさんは荷物から道具の入った袋を取り出すと着替えの荷物を俺に預けテントの方へ歩いていく。
仕事というのは俺の頼んだ依頼のためでテント中の広さを測るのだろう。
テントの入り口でリエッタさんは立ち止まり振り返えったので、どうかしたのかと思っていると。
「ヒロくん。預けた荷物は私の着替えが入っているから~、見てないからって中を見ちゃ駄目よ~」
笑顔でそんな事を行ってテントの中に入っていった。
「見ないの?」
隣にいるフィアが尋ねてくる。
「いや、見ないよ」
女性の着替えが入っているとわかっている荷物の中を見るわけにもいかないよ。
「見たとしてもリエッタは怒らないと思うわよ」
「そうだとしても、やらないよ」
確かに怒らないと俺も思う。
どんな着替えか気にはなるけどさすがにね。
リエッタさんの着替えの荷物はアイテムボックスに入れておこう。
「お兄さんは、荷物の中身よりこっちの方が良いんじゃない?」
メリアはそう言っておっぱいを持ち上げ上下に揺する。
そっちのほうが嬉しいのは確かだけど。
「そうだけど、今は遠慮しておくよ」
フィアが俺の方を見てるし、リエッタさんもいつテントから出てくるかわからないし。
メリアのおっぱいを揉みたいけど揉んでいる所を見られたら何を言われるか。
昨夜のこともあるしな。
「お兄さんには色々と良くして貰っているから、言ってくれればいつでも揉ませてあげるからね」
「その時はよろしく頼むよ」
「遠慮しなくて良いからね」
遠慮しなくてもと言われてもなぁ。
おっぱいを揉むためにメリアの所にこれないし、来るとなればフィアもついてくるからなぁ。
機会があったら頼むことにしよう。
「それとね、ミルアから伝言があるんだ」
「小屋の事か?」
「そう、完成したから確認しに来て欲しいって」
思ったとおり小屋は完成していたか。
数日で出来るような感じでミルアは話していたからな。
「この後、ミルアの所に行く予定なんだ」
「それで、リエッタが一緒にいてリュイル達も行動を一緒にするわけだね」
リュイル達が俺と一緒に行動する理由を知って頷いている。
「リュイル達は俺の護衛だからな」
「そういえばそうだったね」
メリアと話をしているとリエッタさんがテントから戻ってくる。
「終わったわよ~」
「お疲れ様、どうでした?」
「メリアが測っておいてくれたから確認するだけでよかったわ~」
測った数字が書き込まれている紙を見せてくる。
リエッタさんは測って数字が合ってるか確認するだけですんだのか。
「お兄さん、テントとタープはどうするの?」
「どうするって聞いて来るって事は、このままでも良いのか?」
「裏庭だし邪魔にならないしね、少し置いといて様子を見るのもありだよ」
「テントの中に敷く絨毯が出来るまで良いか?」
「問題ないよ」
「頼む。それと、テントとタープは出来上がっているわけだが支払いの方はどうしたらいい?」
メリアは確か支払いを金銭ではなくマナ鉱石を希望していた。
リュイル達と拾い集めたんだけど、俺の依頼とリュイル達の依頼分のマナ鉱石を渡してもまだそれなりの量がある。
今更だが俺達はどれだけ拾ったんだって感じだ。
あの時は大きさを気にせずあるだけアイテムボックスに入れ込んだからなぁ。
おっぱいのこともあるしメリアになら全部渡しても良いと思ってる。
「マナ鉱石だよね。リュイル達の依頼が終わってからでも良いかな」
「俺はかまわないけど、支払いが遅くなるけど良いのか?」
「うん。たぶんマナ鉱石があったら色々作りたくなっちゃう気がしてね」
あまり使うことが出来ない鉱石を好きに使うことが出来るようになるならそうなるのも仕方が無いのか。
「わかった、リュイル達が支払いする時に俺の分も支払うよ」
「無理言ってごめんね」
「俺が損する訳じゃないからな、気にしなくていいさ」
「ありがとう。リュイル達も確認を終えているだろうし工房に戻ろうか」
工房に戻ると武器の確認は終わったようで、リュイル達はテーブルが置いてある場所で会話をしていた。
「メリア、リュイル達の武器に関しての話し合うなら終わるまで待つけど」
後はミルアの所に行くだけだし、その後に用事もないから別に急ぐ事でもない。
話し合い終わるのを待ってからミルアの所に行っても昼ぐらいまでには借りている家に戻る事は出来るだろう。
「大丈夫よ、すぐに終わるわ」
そう言ってメリアは会話しているリュイル達の所へ。
話し始めたと思ったらすぐにリュイル達と一緒に戻ってくる。
すぐに終わるって言ったけど本当にすぐだった。
「お兄さん。ミルアの所に行くよ」
戻ってくるなりそう言い放つ。
「メリアも行くのか?」
「もちろん。完成した小屋を見てみたいし、気になるからね」
ミルアの所へ行くのに、メリアが一緒になったからといて不都合があるわけじゃないし良いか。
小屋を作ったミルアと同じドワーフのメリアから見て小屋に何かあれば教えてくれるだろう。
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