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メリアの工房から借りている家に帰る事にしたのだが、このまま家に帰るのはどうかと歩きながら思う。
昼を少し過ぎたくらいだし時間もある、どこかによって行くのも良いな。
こちらの世界の街を見て回るのも良いだろう、治安に不安があるけどフィアが隣にいてくれる。
市場を見て何か食材でも見つけようかな、見た目が知っている物に似たようなものは使い方も同じだから良いんだが、色や形が変わった物が結構あってどう使うのか分からないものがある。
なので見て回るだけでも面白かったりする。
市場で売っているのだから、食材なんだろうし栽培しているのかもしれないが。
鑑定で見ても簡単に食材とか食べられるとかしか出なかったりするし。
俺自身のレベルが低いからかもしれない、なにせ1のままだからなぁ。
フィアも鑑定を持ってはいるし俺とは違ってレベルが高いから聞けば物に関してはわかるだろう、けどどんな料理に使うとか食べ方まではわからないような気がする。
そうなると食材の知識がある人が一緒じゃないと市場に行っても見回るだけになるし、フィアもつまらないだろう。
それなら、家に帰っておやつでも出してあげた方がフィアは喜ぶ。
街中を歩いているしどこかに寄り道したい気もする。
「フィアはどこか行きたいとか、見たいなんて場所あるか?」
俺の隣を歩いているフィアに聞いてみる。
何か興味があるものがあると良いが。
「そうねぇ、ヒロが行く所ならどこでもいいわ」
俺の事を見ながら答える。
ですよねぇ。
なんとなくそんなような答えが返ってくるとは思ってたけど。
家に帰ってフィアと2人で何かおやつでも食べようかと思ったが、この場所からラルフィナさんのお店が割と近い。
お店で1人でいるだろうし、せっかくだしラルフィナさんも一緒に3人でおやつにするか。
ラルフィナさんに魔道具で聞きたいこともあるし。
向かう先をラルフィナさんのお店へ。
「あら、ラルフィナのお店にいくのね」
ラルフィナさんのお店が近くなったところでフィアが気が付く。
裏道みたいな場所で知っているお店はそこしかないからな。
「ああ、ちょっと魔道具で聞きたい事があって。それと1人でお店にいるだろうし一緒におやつでもどうかと思ってね」
「良いんじゃないかしら。ラルフィナの所ならお酒を飲めるわね」
メリアの所では飲む事が出来なかったからな。
ラルフィナさんの所でも酒を出すつもりはないぞ。
お店の事があって飲む事の出来ないラルフィナさんの前で酒を飲むなんてかわいそうだろ。
「飲めないラルフィナさんの前でフィアだけ酒を飲むなんてことはさせないよ」
「ラルフィナは飲めるはずよ」
そりゃ、お店を閉めた後なら問題ないだいだろうよ。
「飲めるだろうけど、お店を開けている最中はさすがに飲まないだろ」
「そうなの?」
「そうなのって、酒を飲みながら商売はしないだろ」
「そういうものなのね。でもラルフィナが良いっていったら良いわよね」
「まぁ、良いって言ったらな」
ラルフィナさんも酒は好きだからなぁ。
フィアが聞いたら良いわよって言って店閉めて飲み始めそうな予感がする。
でも、酒を飲みながらの商売をしないってのは俺の価値観だから、こっちではもしかしたら問題ない事かもしれない。
結構、違う事が多いからな、聞いてみるか。
「あっ!」
酒はともかく、おやつはフィアと一緒に選べば良いと思っていた。
家でおやつのつもりだったし。
場所がラルフィナさんのお店だ。
ラルフィナさんにはスキルの事を話していないから、目の前で使うわけにもいかない。
「どうしたの?」
「おやつ、どうしようかと思って。ラルフィナさんの前で俺のスキル使うわけにもいかないだろ」
「それならたぶん大丈夫よ。何かあれば私が何とかするわ」
「無理やりに誓約とかするなよ」
「そんな事にはならないわよ」
フィアには何やら確信持っているようだけど、なんだろうな。
話しているうちにお店にたどり着く。
扉を開けると扉についたベルが店内に鳴り響くと奥からラルフィナさんの声が聞こえる。
「いらっしゃ~い」
店内を見回していると、そういって店の奥からラルフィナさんが出てくる。
「あら~。どうしたの~、ヒロくんにフィアちゃん」
俺たちの姿を確認するなり笑顔で迎えてくれる。
「魔道具で聞きたい事があったのと、おやつを一緒にどうかと思って」
「あと、お酒ね」
「そうなのね~。うれしいわ~。ちょっと待っててね~」
そう言って店の扉にカギをかけ店を閉店にしたと思ったら、俺の手を掴み店の奥へ行くので俺は引っ張られるようにラルフィナさんについていく。
フィアは俺の後をついてきてる。
ラルフィナさん自身のお店だけど、閉店にしていいのかね?
俺とフィア以外は店内にはいなかったけどさ。
お店をすぐに閉店して、店の奥に引っ張られるとは思いもしなかったよ。
昼を少し過ぎたくらいだし時間もある、どこかによって行くのも良いな。
こちらの世界の街を見て回るのも良いだろう、治安に不安があるけどフィアが隣にいてくれる。
市場を見て何か食材でも見つけようかな、見た目が知っている物に似たようなものは使い方も同じだから良いんだが、色や形が変わった物が結構あってどう使うのか分からないものがある。
なので見て回るだけでも面白かったりする。
市場で売っているのだから、食材なんだろうし栽培しているのかもしれないが。
鑑定で見ても簡単に食材とか食べられるとかしか出なかったりするし。
俺自身のレベルが低いからかもしれない、なにせ1のままだからなぁ。
フィアも鑑定を持ってはいるし俺とは違ってレベルが高いから聞けば物に関してはわかるだろう、けどどんな料理に使うとか食べ方まではわからないような気がする。
そうなると食材の知識がある人が一緒じゃないと市場に行っても見回るだけになるし、フィアもつまらないだろう。
それなら、家に帰っておやつでも出してあげた方がフィアは喜ぶ。
街中を歩いているしどこかに寄り道したい気もする。
「フィアはどこか行きたいとか、見たいなんて場所あるか?」
俺の隣を歩いているフィアに聞いてみる。
何か興味があるものがあると良いが。
「そうねぇ、ヒロが行く所ならどこでもいいわ」
俺の事を見ながら答える。
ですよねぇ。
なんとなくそんなような答えが返ってくるとは思ってたけど。
家に帰ってフィアと2人で何かおやつでも食べようかと思ったが、この場所からラルフィナさんのお店が割と近い。
お店で1人でいるだろうし、せっかくだしラルフィナさんも一緒に3人でおやつにするか。
ラルフィナさんに魔道具で聞きたいこともあるし。
向かう先をラルフィナさんのお店へ。
「あら、ラルフィナのお店にいくのね」
ラルフィナさんのお店が近くなったところでフィアが気が付く。
裏道みたいな場所で知っているお店はそこしかないからな。
「ああ、ちょっと魔道具で聞きたい事があって。それと1人でお店にいるだろうし一緒におやつでもどうかと思ってね」
「良いんじゃないかしら。ラルフィナの所ならお酒を飲めるわね」
メリアの所では飲む事が出来なかったからな。
ラルフィナさんの所でも酒を出すつもりはないぞ。
お店の事があって飲む事の出来ないラルフィナさんの前で酒を飲むなんてかわいそうだろ。
「飲めないラルフィナさんの前でフィアだけ酒を飲むなんてことはさせないよ」
「ラルフィナは飲めるはずよ」
そりゃ、お店を閉めた後なら問題ないだいだろうよ。
「飲めるだろうけど、お店を開けている最中はさすがに飲まないだろ」
「そうなの?」
「そうなのって、酒を飲みながら商売はしないだろ」
「そういうものなのね。でもラルフィナが良いっていったら良いわよね」
「まぁ、良いって言ったらな」
ラルフィナさんも酒は好きだからなぁ。
フィアが聞いたら良いわよって言って店閉めて飲み始めそうな予感がする。
でも、酒を飲みながらの商売をしないってのは俺の価値観だから、こっちではもしかしたら問題ない事かもしれない。
結構、違う事が多いからな、聞いてみるか。
「あっ!」
酒はともかく、おやつはフィアと一緒に選べば良いと思っていた。
家でおやつのつもりだったし。
場所がラルフィナさんのお店だ。
ラルフィナさんにはスキルの事を話していないから、目の前で使うわけにもいかない。
「どうしたの?」
「おやつ、どうしようかと思って。ラルフィナさんの前で俺のスキル使うわけにもいかないだろ」
「それならたぶん大丈夫よ。何かあれば私が何とかするわ」
「無理やりに誓約とかするなよ」
「そんな事にはならないわよ」
フィアには何やら確信持っているようだけど、なんだろうな。
話しているうちにお店にたどり着く。
扉を開けると扉についたベルが店内に鳴り響くと奥からラルフィナさんの声が聞こえる。
「いらっしゃ~い」
店内を見回していると、そういって店の奥からラルフィナさんが出てくる。
「あら~。どうしたの~、ヒロくんにフィアちゃん」
俺たちの姿を確認するなり笑顔で迎えてくれる。
「魔道具で聞きたい事があったのと、おやつを一緒にどうかと思って」
「あと、お酒ね」
「そうなのね~。うれしいわ~。ちょっと待っててね~」
そう言って店の扉にカギをかけ店を閉店にしたと思ったら、俺の手を掴み店の奥へ行くので俺は引っ張られるようにラルフィナさんについていく。
フィアは俺の後をついてきてる。
ラルフィナさん自身のお店だけど、閉店にしていいのかね?
俺とフィア以外は店内にはいなかったけどさ。
お店をすぐに閉店して、店の奥に引っ張られるとは思いもしなかったよ。
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