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 浴室の扉を誰かが開けたのか?
 俺がまだ入っていて出ていないんだけど。
 頭を洗いながら思っていると扉の閉まる音が浴室に響く。
 どうやら俺がまだ入っていることに気がついたようだ、脱いだ服が置いてあるから気がつくと思うのだけど気がつかなかったのか。


「何をやっているのかしら?」

「何って、頭を洗っているんだが」


 ん?聞かれたから答えたけど、その声はフィアか。
 どうして、フィアはみんなと一緒のはずじゃ。


「その声はフィアだよな。どうしたんだ?」

「私もお風呂に入りに来たのよ」

「俺が入っているんだが」

「そうね、ヒロは私と結婚しているのだから一緒でも良いじゃないかしら」


 そう言われれば、フィアは俺の嫁だし気にする事も無いか。
 髪を洗い流すのに手桶を手探りで探していると、頭にお湯がかけられる。


「これで、良かったかしら?」

「ああ、ありがとう」


 俺が何をやろうとしていた事をフィアが察してお湯をかけてくれた。
 そのまま数回ほど流してもらい すっきり。
 頭を上げ横を向くとそこには裸のフィアが、風呂だから裸なのは分かるが恥ずかしくないのか。
 思っていたけど綺麗な肌をしているし、柔らかそうなおっぱいは目の前にある。


「見とれてるのは分かるけど、私の身体と髪を洗ってくれないかしら?」


 フィアに見とれていると洗って欲しいとの催促。
 洗うのはかまわないがおっぱいを揺らしながら胸張って言う事じゃないよ。
 割り切りがいいのか大胆なのか、わからない。


「分かった身体を洗うタオルは持ってこなかったのか」

「タオル?」

「脱衣所に白いタオルがいくつか置いてあったとおもうんだが、無いなら良いよ」


 イスを用意し俺の前に座らせアイテムボックスからタオルを取り出しボディーソープをつけ背中を洗っていく。
 見て触って感じるが強大な能力を秘めているとは思えないほど華奢だ。
 背中を洗い流し前は自分で洗ってくれとタオルを出すとフィアはこちらに身体を反転させこちらを向く。
 目の前で揺れてるよ。


「前もお願いしますわ」

「恥ずかしくないのか?」

「いまさらでしょうに、宿では毎朝揉んでいたし、ドワーフのおっぱいだって揉んだでしょうに」


 確かにそうだけどさ。
 まぁ、言い訳はすまい、揉んだ事は事実だしな。
 タオルをあわ立てる。


「手で洗ってくれても良いですわよ」


 何故か笑顔で言ってくるフィア。
 酔っているわけではなさそうだけど、もしかしてメリアのおっぱいを直に揉んだ事に対抗しているのか。
 せっかくのフィアのお誘い、ありがたく受け取ろう。
 フィアのおっぱいは柔らかくて弾力があってぬるぬるのぽよぽよでもう、洗うというより揉みこんだ、フィアから頭に衝撃を貰うまで。
 フィアを見れば顔を真っ赤にしていた、やりすぎてしまった。
 それからは普通に洗い流し次は髪を洗う。
 綺麗な長い髪を丁寧に洗って流し、リンスをなじませた後は丁寧にリンスがなくなるまで洗い流す。
 フィアの髪を洗い終わった所で浴室の扉が開く音が響く。
 開いた扉の方を見れば裸のラルフィナさんがいた。


「あの、ラルフィナさんまだ俺が入っているんでけど」

「わかってはいるけど~、待ってられなくて入ってきちゃった」


 入ってきちゃったって、簡単に言うなぁ。
 裸だし追い出すわけにもいかないし、ラルフィナさんが良ければ良いか。
 隠そうともしないし。


「脱衣所に身体を洗うタオルがおいてあるので使ってください」

「わかったわ~」


 浴室からでて、タオルを手に浴室に戻ってくると、俺のそばまでやってくる。
 いやもう、フィアのおっぱいも凄かったけど、ラルフィナさんのおっぱいも凄い。
 揺れに揺れて俺の腕に当たって柔らかさを感じる。


「フィアちゃんの後ろで何やってるの~?」

「背中と髪を洗っていたんですよ」


 ラルフィナさんのおっぱいを見ながら答える。
 大きいと思っていたけど思っていた以上かも知れない。


「良いな~、私も洗ってもらえる?」

「ラルフィナさんが良ければ良いですけど」

「それじゃお願いね~、尻尾もおねがいね~」


 尻尾を触る事ができるとは、楽しみだ。


「私は、おっぱいを手で洗ってもらったわ、とても凄かったわよ」


 フィア、それラルフィナさんに言わなくても良いんじゃね。
 俺は嬉しかったし堪能したけどさ。
 言うだけ言って湯につかりにいちゃったよ。
  
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