人魚姫は帰れなくなった

七つの海を束ねる人魚の国の女王に、七人の娘たち。
その末っ子アリーチェ。
落ち着いているように見えて好奇心を秘めたその末っ子は、成人式を控えた数か月前に泣き虫なヘタレ少年に出会った。
彼を助けていく中で彼女の運命は大きく変わっていくことになった。
24h.ポイント 0pt
1
小説 192,183 位 / 192,183件 恋愛 57,270 位 / 57,270件

あなたにおすすめの小説

DOTING WAR~パパと彼との溺愛戦争~

来栖もよもよ&来栖もよりーぬ
恋愛
 国王である父:青龍ローゼン、母:アジサイ(妖狐の一族・故人)から産まれた一人娘・エヴリンは亡き母の忘れ形見と言うことで父から大変溺愛されて育った。  しかし、それに驕ることなく素直にのびのびと母譲りの美貌に育ったエヴリン姫も既に十七歳となり、婿候補が必要なお年頃。  一般の人間と違うため、寿命も長いし一定の時期で成長は止まる。それが大体女性は二十五歳、男性は三十歳。  だが若いままでいられるのも良いことばかりではなく、体の成長が止まるため女性は子供を産めない。極端に体の老化が遅くなるため、お腹の子供も成長しないため授からなくなるのだ。そのため十八歳までには相手を決めて結婚・出産というのが通常の流れではあるが、何しろ溺愛で名高いローゼンである。ちょっとでも気に入らないと難癖をつけてすぐに縁談を断ってしまう。  だがエヴリンには幼馴染みの吸血鬼の一族であるグレンにずっと片思いをしていた。彼が婚姻を申し込んでくれたら嬉しいのに……と思っていたが、国王が婚約者候補を選ぶイベントをするという。  ……これは自分の手で何とかせねばならない。  私はグレンとの結婚に向かって突き進むわ!  と諦めないグレンとエヴリンⅤS父との戦いが切って落とされるのであった──という展開のラブコメでございます。

空は火を愛で、火は空を請う

港瀬つかさ
恋愛
小さなこの国を、北へ南へ、東へ西へ、旅を続ける二人連れがいた。片や、優れた才を持ちながらもどこにも寄る辺を持たない人間の術者、空彦。片や、幼い子供のような気性のままの炎の妖、火華。奇縁によって出会った二人は、ただ、旅をしている。どこへ行くとも、何をするとも決まっていない、気まぐれな旅だ。 友のように、同胞のように、家族のように。少しずつ互いの存在を己の内側に刻んでいく二人が、最後に辿り着く、その場所は。 これは、人と異形が、縁を紡ぐ、物語。 ※なろう、カクヨム、アルファポリスに掲載しています。

泡になるはずだった人魚姫を救ったのは、王子の側近でした

ユーリ
恋愛
愛する王子の命を奪うことができず、海に飛び込んだ人魚姫。 そのまま泡となって消えてしまう…はずだった。 人魚姫が泡になってしまう直前、彼女を海から救い上げたのは、姫が愛した王子…ではなく、その側近でした。 一途な姫と彼女にひたすらに愛を注ぎ込む男の話。

【完結】負けず嫌いでツヨツヨな人魚姫は、絶対に隣国の王女なんかに王子さまを渡さない!

鬼ヶ咲あちたん
恋愛
この人魚姫、諦めない! 王子さまが隣国の王女と結婚? どうして? 助けたの私だよ? 図々しく恩人面をしている王女に、6人姉妹の最強の末っ子・負けず嫌いでツヨツヨの人魚姫が大好きな王子さまを大人しく渡すわけがない。これは決して海の泡にならない人魚姫の物語。

求職令嬢は恋愛禁止な竜騎士団に、子竜守メイドとして採用されました。

待鳥園子
恋愛
グレンジャー伯爵令嬢ウェンディは父が友人に裏切られ、社交界デビューを目前にして無一文になってしまった。 父は異国へと一人出稼ぎに行ってしまい、行く宛てのない姉を心配する弟を安心させるために、以前邸で働いていた竜騎士を頼ることに。 彼が働くアレイスター竜騎士団は『恋愛禁止』という厳格な規則があり、そのため若い女性は働いていない。しかし、ウェンディは竜力を持つ貴族の血を引く女性にしかなれないという『子竜守』として特別に採用されることになり……。 子竜守として働くことになった没落貴族令嬢が、不器用だけどとても優しい団長と恋愛禁止な竜騎士団で働くために秘密の契約結婚をすることなってしまう、ほのぼの子竜育てありな可愛い恋物語。 ※完結まで毎日更新です。

< 小話まとめ >悪役令嬢はやめて、侯爵子息になります

立風花
恋愛
連載中の「悪役令嬢はやめて、侯爵子息になります」の「小説家になろう」の後書きで掲載を始めた小話をまとめたものです。 初見の方にはバラバラのエピソードのまとめの投稿であることを、先にお詫び致します。開いていただいたのに申し訳ありません。 読まなくても本編にはもちろん影響はありません。 それぞれのキャラクターの視点で、本編には入らなかったお話や後日談になどを書かせていただいてます。 もっと本編がお楽しみいただける小話です 時々覗いて楽しんでもらえたら嬉しいです。 掲載は新着ではなく話数順に並べ替えております。 初めは本文に無理に掲載したり、おまけ章を作ったのですが収まりが悪くて最終的にこの形にしてみました。 各話にタイトルと視点をつけさせて頂きました ※小話で見たい登場人物などあればお知らせください。出来るだけ楽しんで頂ける小話にしたいと思ってます。筆力不足で無理なものもあるかもしれませんが、頑張ります!

鉛の柩に眠る彼

ROSE
恋愛
宵闇の国の王女・ドルチェは運命の番が見つからず焦っていたところ、魔法の鏡に導かれ朽ちた塔の柩に辿り着く。生まれ変わっても離れられない運命の鎖で繋がれた番は絶世の美男ではあるもののドルチェの好みとはかけ離れた騒がしい婬魔だった。 「今更離れられるわけないでしょ。諦めなよ、番様」 微笑まれるだけで思考停止してしまうブランに振り回されるドルチェの生活が始まった。

おとぎ話のお姫さまに転生したようですが王子さまの様子が変です

ミズメ
恋愛
修道院で過ごすヘンリエッタには、前世の記憶があった。本を読むのが好きな、日本人の記憶だ。 いばら姫にシンデレラ、人魚姫……たくさんのお姫さまたちが登場するこのおとぎ話のような世界で、彼女はある日気がついた。 「わたし、人魚姫の恋路を邪魔したあの王女ですね」 魔女に人魚に狼に……何でもアリなこの世界ですが、せっかく魔法が使えるので人魚姫の悲恋もわたしが何とかします!そう思っていたのに、ヘンリエッタは何故か王子に追いかけ回されるのだった。 「――へえ。姫は追いかけっこがしたいんだね?」 ✳︎アンデルセン、グリム童話、おとぎ話が色々混ざっています。 苦手な方はご注意ください。 ✳︎ゆるふわっとした気持ちでご覧ください ✳︎2019.8.24改題、改稿しました。大まかな流れは同じです ✳︎小説家になろうにも掲載中。別名です。

処理中です...