ドグラマ3

登場人物紹介

登場人物紹介

魔人会の３幹部。
元は超科学犯罪組織ヤゴスの改造人間であり大幹部。
123年の眠りを経て荒廃した未来の日本で甦った。未来で組織再興を画策する。

●牛嶋 五郎次(うしじまごろうつぐ)
1644年(正保元年)～1674年(延宝二年)
徳川光国公を賊から守り死亡。
享年三十歳。
水牛型改造人間。
ヤゴス七幹部の一人。
堅牛魔人。(けんぎゅうまじん)
2028年復活。(384歳)
2030年冷凍睡眠に就く。(386歳)
2153年目覚める。(509歳)
本物の侍。
採取したDNAから複製されたクローンだが、記憶を持っている為オリジナルと変わらない。
ヤゴスにより改造人間として甦る。
三人の中でも最強の戦闘能力を誇り、総統に絶対の忠誠を誓う。無口。

●大神 唯桜(おおがみいお)
2005年～
狼型改造人間。
同七幹部の一人。
爆狼魔人。(ばくろうまじん)
2030年冷凍睡眠に就く。(25歳)
2153年目覚める。(148歳)
元某暴力団若頭。
暴力団同士の抗争により十一人相手に暴れた結果、全員死亡させた容疑で死刑になった。
死体をヤゴスが回収、後に改造人間として甦る。
総統を組長と仰ぎ、オヤジと呼ぶほど慕っている。
短気、短絡、単純の三拍子に加え、粗野で野蛮で下品である。ビビ子曰くこれに好戦的で破滅的が加わる。
長所などおよそ無いが、何故か人を惹き付ける。無類のウワバミ。

●蛇穴 美紅(さらぎみく)
2008年～
蛇型改造人間。
同七幹部の一人。
誘蛇魔人。(ゆうじゃまじん)
2030年冷凍睡眠に就く。(22歳)
2153年目覚める。(145歳)
元SMクラブの従業員。
常連客の熱烈なファンに付きまとわれ刺殺される。
死体をヤゴスが回収、後に改造人間として甦る。
キツイ性格だがポーズと見る声もあり、唯桜曰くビジネス女王様と揶揄されるが、実際唯桜にだけはかなりキツく当たっている。
戦闘能力は先の二人に譲る物の、偵察、監視、解析、分析等においては軍事衛生を操るなど国家に匹敵する能力を持つ。またあらゆる毒物などの薬品類も生成する能力を持つ。

●総統ゲニウス(東 要七郎)
1888年～
2030年冷凍睡眠に就く。(142歳)
2152年目覚める。(264歳)
超科学犯罪組織ヤゴスの創設者にして、天才科学者。
自らの研究により老化を遅らせる事に成功しており、40代前後の見た目をしている。
唯桜達三人の生みの親にして、絶対の忠誠を誓う現人神。
元日本陸軍将校。階級は不明。
類稀なる頭脳を駆使して資金調達から組織の創設、運営、計画立案、作戦の指揮まで、あらゆる事をこなす。
現在265歳だが何故か子供の姿になっている。
理由は本人にも解らない模様。
世界征服の野望を持つ。

●ヤーゴ
(推定二十代前半)
魔人会番頭。
元は広域犯罪組織ネグラムに出入りする、雇われ構成員。実は腕利き。
外部の人間ながら裏の仕事は何でもそつ無くこなす為、幹部のルービーに気に入られていた。
魔人会旗揚げ立案者。

●ビビ子(ビビアン)
(推定十代後半)
元バイヤン会の五枚看板が一人。
現在は魔人会食客扱い。
童顔小柄で非常に幼い外見をしている。
魔法に良く似た魔歌を歌い、様々な力を発揮する。
牛嶋を追って魔人会と出会い調査目的で行動を共にしているが、正体は知られている。美紅に憧れを抱いている。

●ジン
(推定30代後半)
元バイヤン会五枚看板の一人で総隊長。
卓越した精神と肉体を持ち、高い戦闘技術と豊富な経験を持つバイヤン会のカリスマ。牛嶋により隊が全滅した事を切っ掛けにチャコと共に牛嶋を追う。

●チャコ
(推定20代前半)
元バイヤン会五枚看板の一人。
若き天才の異名を持つ。
精神的にまだ未熟な部分もあるが、有り余る才能で五枚看板の一角を担う。
ジンを尊敬している。実は女好き。

●スイフト
(年齢不明)
現代でヤゴス壊滅の任に就いていた。
警視庁特技研の実動部隊隊員『九条大揮』(くじょうだいき)がその正体。
海上保安庁で国外からの様々な勢力に対抗する為に開発された戦闘甲冑を警視庁が対ヤゴス用に譲り受けた。
改造魔人に匹敵する戦闘力を持ち、ヤゴスの脅威から日本を守っていた。
未来で再び三人の前に立ちはだかる。
なぜ存在するのか、目的は何か等、謎が多い。

●ロット
(推定20代後半)
荒廃した未来の日本で活躍する戦士。
様々な悪党や災害、その他脅威から人々を守り去って行くその姿は、尊敬と親愛を込めて『伝説の勇者』とまで呼ばれている。
その能力は人間離れしており、正に伝説級の実力を持つ。
好奇心旺盛で若干ナルシスト。