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喧嘩
彼女と喧嘩してふて腐れてたら飼い猫とも喧嘩になった年下彼氏
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あーもういいよ! この分からず屋!
(SE:扉を勢いよく閉める音)
なんだよあいつ…! 男の多い飲み会には行かないで欲しい、ってそんなにしちゃいけないお願いなのか? 気にしすぎだよ~って、そんなの気にするに決まってるっつーの…。
(SE:みゃー)
ん? なんだ君こっちの部屋にいたのか? 僕らの声うるさかったのか? だったら悪い。けどさ、君もあいつが悪いと思わないか!?
(SE:みゃー)
だよなだよな! しかもこうやって僕が一方的に嫉妬したりする時ってさ、あいつ年上ぶるんだよな! それがまた腹立つの何のって!
…彼氏なんだから心配するっての。あいつは酔った男の怖さを知らないんだ。それくらい年上だったら知ってろっての!
(SE:みゃー!)
なんだよ!同意してくれてたんじゃないのか!?
あーもう、いいよ! 君もあいつの味方するんだな、勝手にしてろ!
(間)
…。でも、さ。
たしかに僕が心配しすぎなだけって気もするんだよな。あいつだって付き合いあるし。
あいつが浮気なんてするわけないし。あーでもさあ…あいつが酔った男に触られたりとか考えるだけで、僕嫌なんだよ…(涙声)
…もっとどーんと構えてた方が良いのかな、こういう時って。そっちのがいい男オーラ出るもんな。
(間)
あー! やっぱり無理ー!!
(SE:みゃー!)
だからごめんって!
(SE:ノックの音)
…あ? …はい、どーぞ。
(SE:扉を開ける音)
…なんだよ。
…え? ごめん、って? 私も悪かった…?
……。君、それでいいのか…?
僕君が男の多い飲み会に行くのやっぱり嫌だけど、君にも付き合いあるの知ってるから少しは我慢するよ…少しは。君が絡まれたりセクハラされたりするの、嫌、だけど…。
うん? 無理するなって…? 僕と喧嘩するくらいならいい、って…君どんだけ心広いの?
…ありがとな。うん、僕無理してたから嬉しいよ。ありがと、わがまま聞いてくれて。よっと、へへ、ぎゅー!
僕嫉妬深いし独占欲も強いから、今みたいに言う事もあると思うけどさ、その分君を大切にするから! いっぱいいっぱい大好き、可愛い、愛してる、って言うから!
僕、君を好きになって良かった。本当有り難う! 大好き!
(SE:みゃー!)
だからうるさくしてごめんって!(嬉し気)
(SE:扉を勢いよく閉める音)
なんだよあいつ…! 男の多い飲み会には行かないで欲しい、ってそんなにしちゃいけないお願いなのか? 気にしすぎだよ~って、そんなの気にするに決まってるっつーの…。
(SE:みゃー)
ん? なんだ君こっちの部屋にいたのか? 僕らの声うるさかったのか? だったら悪い。けどさ、君もあいつが悪いと思わないか!?
(SE:みゃー)
だよなだよな! しかもこうやって僕が一方的に嫉妬したりする時ってさ、あいつ年上ぶるんだよな! それがまた腹立つの何のって!
…彼氏なんだから心配するっての。あいつは酔った男の怖さを知らないんだ。それくらい年上だったら知ってろっての!
(SE:みゃー!)
なんだよ!同意してくれてたんじゃないのか!?
あーもう、いいよ! 君もあいつの味方するんだな、勝手にしてろ!
(間)
…。でも、さ。
たしかに僕が心配しすぎなだけって気もするんだよな。あいつだって付き合いあるし。
あいつが浮気なんてするわけないし。あーでもさあ…あいつが酔った男に触られたりとか考えるだけで、僕嫌なんだよ…(涙声)
…もっとどーんと構えてた方が良いのかな、こういう時って。そっちのがいい男オーラ出るもんな。
(間)
あー! やっぱり無理ー!!
(SE:みゃー!)
だからごめんって!
(SE:ノックの音)
…あ? …はい、どーぞ。
(SE:扉を開ける音)
…なんだよ。
…え? ごめん、って? 私も悪かった…?
……。君、それでいいのか…?
僕君が男の多い飲み会に行くのやっぱり嫌だけど、君にも付き合いあるの知ってるから少しは我慢するよ…少しは。君が絡まれたりセクハラされたりするの、嫌、だけど…。
うん? 無理するなって…? 僕と喧嘩するくらいならいい、って…君どんだけ心広いの?
…ありがとな。うん、僕無理してたから嬉しいよ。ありがと、わがまま聞いてくれて。よっと、へへ、ぎゅー!
僕嫉妬深いし独占欲も強いから、今みたいに言う事もあると思うけどさ、その分君を大切にするから! いっぱいいっぱい大好き、可愛い、愛してる、って言うから!
僕、君を好きになって良かった。本当有り難う! 大好き!
(SE:みゃー!)
だからうるさくしてごめんって!(嬉し気)
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