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第二章
宿屋の中庭……冒険者用のプレート
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ここはタルキニアの町の宿屋の中庭。翌日の朝、私は椅子に座りテーブルに寄りかかりながらグレイと話をしていた。
あれから私とグレイは宿屋に着く。その後、グレイが宿屋の主人と話をし部屋に案内してもらう。部屋は勿論、別だ。
私は部屋に入ると荷物を床に無造作に置きベッドにゴロンと横になる。
その後、しばらくしてグレイが『夕食だ』と呼びにきた。私は部屋を出てグレイと宿屋の食堂に向かう。
まだグレイとはまともに会話できない。グレイも、なぜか口数が少なくなっていた。
食堂でも、ぎこちない会話になる。
食べ終わり一緒に部屋に戻りながら会話をした。でも、いつもより話が弾まない。そのままお互い自分の部屋に入る。
私は疲れていたせいかベッドに横になるとすぐ寝てしまった。
現在、私とグレイは昨日のことがなかったかのようにこれからのことについて話をしている。
「ルイ、これからどうする?」
「んー、そうだなぁ。どうせレベル上げするなら、ただ魔物を倒すんじゃなくて。もっと意欲的になれて、達成感があるといいんだけどなぁ」
「なるほど、達成感か。そうだな、それなら冒険者ギルドに登録するか?」
それを聞き私は目を輝かせながら、バンッとテーブルを両手で叩き立ち上がった。と同時に身を乗り出す。
「冒険者ギルド!? 行く行く、絶対に登録する!」
「あ、ああ。……そうなると、俺も久々に登録の更新しておくか」
「グレイもくるの?」
なんでグレイもくるのか不思議に思う。それに私だけでも多分、大丈夫だ。
「当然だ! お前に何かあったら……あーいや、問題でも起こされたら面倒だからな」
グレイの顔が赤くなった。
……もしかして、私の心配してくれてるの? そうだとしても、ただの親切心だよね。意外とグレイ、優しいし。
だけど、なんで言ったあと顔が赤くなったのかな? 別に変なこと言ってなかったと思う。
そうこう考えているとグレイは、自分のプレートをバッグから取り出した。
「ここをみてくれ、」
そう言いプレートに描かれた魔法陣の上にある◇のマークを指差す。
私はそう言われグレイのプレートの◇をみる。
「この、ひし形のマーク部分を触ると……」
◇のマークをグレイが触った。
するとプレートに記載されていたステータスなどが消え、冒険者ギルドの登録内容やレベルなどが書き込まれる。
……って、これまるでゲームみたい。ここ異世界だよね? ゲームの世界じゃないはず。
それに、初めてプレートの説明された時も思ったけど。プレート自体、どんな仕組みなわけ? まぁ、そのうち分かるかな。
そう頭の中で色々と突っ込みながらグレイの説明を聞く。
「なんか凄いね。このプレート」
「そうだな。確か、最初にこの世界に召喚された聖女が造った物らしい」
「なるほど、そういう事かぁ」
そっか、そうだよね。流石にこの世界の人だけじゃ、こんなゲーム的な物を造れない。でもその聖女って、どんな人だったんだろう。
「それで、この――」
グレイは延々と冒険者用のプレートについて説明する。それを私は、興味津々と聞いていた。
その後、しばらくしてグレイは説明し終える。
そして私とグレイは、部屋に戻り身支度を整えたあと、冒険者ギルドに向かったのだった。
あれから私とグレイは宿屋に着く。その後、グレイが宿屋の主人と話をし部屋に案内してもらう。部屋は勿論、別だ。
私は部屋に入ると荷物を床に無造作に置きベッドにゴロンと横になる。
その後、しばらくしてグレイが『夕食だ』と呼びにきた。私は部屋を出てグレイと宿屋の食堂に向かう。
まだグレイとはまともに会話できない。グレイも、なぜか口数が少なくなっていた。
食堂でも、ぎこちない会話になる。
食べ終わり一緒に部屋に戻りながら会話をした。でも、いつもより話が弾まない。そのままお互い自分の部屋に入る。
私は疲れていたせいかベッドに横になるとすぐ寝てしまった。
現在、私とグレイは昨日のことがなかったかのようにこれからのことについて話をしている。
「ルイ、これからどうする?」
「んー、そうだなぁ。どうせレベル上げするなら、ただ魔物を倒すんじゃなくて。もっと意欲的になれて、達成感があるといいんだけどなぁ」
「なるほど、達成感か。そうだな、それなら冒険者ギルドに登録するか?」
それを聞き私は目を輝かせながら、バンッとテーブルを両手で叩き立ち上がった。と同時に身を乗り出す。
「冒険者ギルド!? 行く行く、絶対に登録する!」
「あ、ああ。……そうなると、俺も久々に登録の更新しておくか」
「グレイもくるの?」
なんでグレイもくるのか不思議に思う。それに私だけでも多分、大丈夫だ。
「当然だ! お前に何かあったら……あーいや、問題でも起こされたら面倒だからな」
グレイの顔が赤くなった。
……もしかして、私の心配してくれてるの? そうだとしても、ただの親切心だよね。意外とグレイ、優しいし。
だけど、なんで言ったあと顔が赤くなったのかな? 別に変なこと言ってなかったと思う。
そうこう考えているとグレイは、自分のプレートをバッグから取り出した。
「ここをみてくれ、」
そう言いプレートに描かれた魔法陣の上にある◇のマークを指差す。
私はそう言われグレイのプレートの◇をみる。
「この、ひし形のマーク部分を触ると……」
◇のマークをグレイが触った。
するとプレートに記載されていたステータスなどが消え、冒険者ギルドの登録内容やレベルなどが書き込まれる。
……って、これまるでゲームみたい。ここ異世界だよね? ゲームの世界じゃないはず。
それに、初めてプレートの説明された時も思ったけど。プレート自体、どんな仕組みなわけ? まぁ、そのうち分かるかな。
そう頭の中で色々と突っ込みながらグレイの説明を聞く。
「なんか凄いね。このプレート」
「そうだな。確か、最初にこの世界に召喚された聖女が造った物らしい」
「なるほど、そういう事かぁ」
そっか、そうだよね。流石にこの世界の人だけじゃ、こんなゲーム的な物を造れない。でもその聖女って、どんな人だったんだろう。
「それで、この――」
グレイは延々と冒険者用のプレートについて説明する。それを私は、興味津々と聞いていた。
その後、しばらくしてグレイは説明し終える。
そして私とグレイは、部屋に戻り身支度を整えたあと、冒険者ギルドに向かったのだった。
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