香一 乙輪 少し不思議で怖い短編集

最悪の人生

最悪な世界に転生した、化物が人を殺して行く、そんな世界に、最初は1人だったけどどんどん仲間ができて行った、だけどできた仲間は次々に殺されていった、その世界で出来た恋人も死んだ、そんやなか、真実を知りその金持ちどもに復讐を果たすべく活動している軍団を知る、その中で活動していくうちにその軍団の本当の目的を知る、自分の脳みそのに偽りの記憶を写し、全員が幸せになるというものだった、その目的に疑問を抱きながら、不幸な日々を過ごしていた主人公はその計画に乗ってしまう、VIPの金持ちの中には直にこの世界に来て、死に、仲間を失い、壊れていく人を見て楽しんでる奴がいる、軍団は決死の覚悟でその金持ちと化物に襲われないための道具を奪い、自分らを元の世界に戻すことを約束させる、だがそんなに甘くはなかった、ここは脳の中を電子空間に持ってきただけの世界、世界の外からの干渉を防ぐすべは無かった、軍団のほとんどは殺さた、たが、主人公は金持ちが世界から逃げる時に運よく元の世界に戻れた、元の世界の恋人に最初に会いに行った、あった事を全て話したら、恋人に流れた、その時自分が狂った世界の中にいて、人との思考が変わっていたことに気づく、そのまま実家に帰っていると、頭に強い衝撃が走り気を失った。次に気がつくと、あの最悪の世界に戻っていた、どうやら逃げ出した事がバレてしまったらしい、そして、横には恋人も倒れていた、この世界のことを話したことがマズかったんだろう、恋人は目を覚まし、驚き絶望したが、すぐに立ち直り、あなたを元のあなたに戻してのこ世界を出る事を決意する、復讐の軍団に合流し考えを話すが、逆上され恋人が凌辱され殺された、この時、この世界もこの世界の人々も変わっているどころではない、壊れてしまっていることが分かる、この壊れている世界なんてもう必要ないのではないか、この世界だけではなく、この世界を見て笑う腐った人間どもも、そこからは早かった、その世界中に元の世界に戻る手段が分かったと発表し、その世界の人間を全て一箇所にまとめた、ざわめきが絶えない場所にダイナマイトをぶち込んだ、すると急に意識が遠のいていった、予想はしていた、この世界を終わらせようとしたんだ、こんな危険分子がのこのこと生かされるわけがない、、分かっていたがあのクソ野郎どもに一矢報いる事が出来た、それだけで良かったと思う、、
俺は死んだはずだった、でも、気がつくと元の世界にいた、恋人も生きていた、あの話をしても何も覚えていないようだった、俺は頭を殴られ無理やり連れてこられたから、あの世界のことを覚えていたんだろうか、、今となってはその記憶も薄れつつある、、、もう、あの世界の事は忘れて恋人と幸せに暮らしていこうと心に決めた。