猫仙郷

君が代プロジェクト

参加者の属性について

　猫好きなら誰もが『猫の幸せ』を願っていますよね。
　ところが、令和日本においては猫好き同士の間でさえ『猫の幸せの定義』が折り合わず、分断と断絶が深刻化してしまっています。
　自然崇拝の多神教である神道ベースの『君が代プロジェクト』においては、誰かの価値観だけが正しいという審判は行いませんが、各派の価値観と理念をお互いに知り合う必要はあると考えています。さもなければ、不幸な誤解を招くでしょう。

　とりわけ、既存の保護猫派が他派をバッシングする魔女裁判はあまりに醜悪で、独善的で、見るに堪えません。
　保護猫の幸せを願うのは尊いことですが、そのために『保護猫ではない猫』の幸せを願う他人を保護猫派が大挙して魔女裁判にかけるとあっては、逆に、あまりにも卑しい。
　保護猫が幸せになるために、他の猫を不幸にする必要があるのでしょうか？

　すべての猫の幸せを願う者。
　ただそれだけが、『君が代プロジェクト』の参加資格です。

　天使猫派が中心のプロジェクトではありますが、天使猫派はやむを得ない事情で飼えなくなった愛猫を、１頭につき100万円程度の費用を賄えれば責任持って保護してくれる保護猫派となら、盟友になれます。
　既存の保護猫派は様々な理由で天使猫派の価値観を受け容れられないかもしれませんが、飼えなくなった猫に100万円残す飼い主が、その猫を愛していないなんて、あまりにも極論ではありませんか？
　やむを得ない事情の最たるは飼い主の逝去です。

“ 私の猫を愛情をもって飼ってくれる人に全財産を譲ります ”

　これから増えるでしょう、このような遺言を残す飼い主は、猫を愛していないから、高齢なのに猫を飼ったのでしょうか？
　保護猫派が天使猫派の愛を頑なに否定し、理解してくれないのであれば、別に構いません。
　老猫ホームをはじめ、残された猫を優良な環境で終生飼養する責任を、飼い主の代わりに負ってくれる法人が既にありますので、そちらにお願いすればよいこと。
　まとまったお金を猫のために支払える天使猫派は、保護猫派のタダ働きなど必要としていません。
　とはいえ、なるべくなら老猫ホームよりも、愛してくれる一般家庭にお任せしたいとは思いますから、天使猫派の愛を理解してくれる保護猫派がいるなら、それに越したことはありません。


　お見合いする時に、相手の年収を問わない人なんて、イマドキ、ほとんどいませんよね。
　幸せにはお金が必要、自分事だったら、大多数は『当たり前』と主張するはずです。
　猫のために喜んで自腹を切れる、猫の飼育費用のために喜んで働ける、それこそが真の愛ですよね。


　最後に、私は天使猫派ですが、よかったら是非、属性一覧をご一読ください。
　どの属性の人にも一理あって、ちゃんと筋が通っていて、それぞれが最善と信じるやり方で、猫の幸せを願っているだけなのだと、ご理解を頂けるかと思います。

　もうやめて！　障子のライフはゼロよ！