僕と兄ちゃんのキズナ

てつじん

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第18話 翔真の浣腸

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「ママー、兄ちゃん、お腹、痛いってー」

「なーに、どうしたの?」
「翔真、大丈夫?」
「ちょっとママにお腹見せて」

ママはそう言って、部屋でうずくまって横になっている兄ちゃんの頭に手を乗せた。
病院で看護師さんをやっているママは、こういうとき頼りになってすっごくカッコいい。

「ほら、上向いてお腹出して」

兄ちゃんは顔をしかめ、お腹を押さえながら仰向けになった。
ママは兄ちゃんのシャツをめくり上げて、お腹に手を当てて様子を見た。

「どこか痛いの?」

「そこじゃない‥‥」
「もっと、下のほう‥‥」

「胃じゃあないのね‥‥」

アイツも近くに寄ってきて、ズボンをおへそのずっと下まで下ろした。

「この方が触りやすいでしょ」

「そうね」
「ありがとう」

ママがアイツにお礼を言った。
でもアイツにはきっと別の目的があったんだと思う。
だって、あともうちょっとで兄ちゃんのおチンチンの毛が見えるところまで、ズボンとパンツを下げたんだもん。

「ココ?」

「うん、そこらへんが痛い‥‥」
「あっ、そこ痛ッ‥‥」

「ねぇ、翔馬‥‥」
「あんた一体、いつからウンチ出てない?」

「ずっと‥‥」

「1日や2日じゃないでしょ」

「今日で3日くらい‥‥」

「やっぱね‥‥」
「翔真、あんた便秘よ、便秘」
「だって大腸のとこ、こんなに硬いもの」
「ウンチ、たくさん溜まってる」
「ねぇ、お父さん、家にアレあったかしら」

「おお、アレか」
「使うのか、アレ」
「多分、あったと思うよ」

アイツはそう言って、ゴソゴソと引出しの奥から何やら持ってきた。

「ママ、ほら、これだろ」

「そうそう、これよ、これこれ」
「翔真、ママがいま浣腸してあげるから」
「ほら、パンツ脱ぎなさい」

「ママ、いいよ、オレ、自分でやっから‥‥」

兄ちゃん、さすがに6年生にもなってママに浣腸されるのは抵抗があるみたい。

「何言ってんの、あなた1人じゃ、まだ浣腸はムリよ」
「赤ちゃんの頃なんか、随分とやってあげたのよ」
「体質、変わってないのね」
「ほら、早くパンツ脱いでお尻出して」

兄ちゃん、おチンチンに毛も生えてるし、絶対恥ずかしいに決まってる。

「ママ、僕が代わりに兄ちゃんに浣腸やってあげるよ」

「篤志じゃ無理よ」
「子供がやったら、危ないわ」

「さすがに翔真も年頃だから、恥ずかしいんだよな」
「お父さんがやってあげるよ」
「家庭用の浣腸だから、医師免許も要らないし」

「あ、そうね、じゃあ、お父さん、お願いね」
「翔真、お父さんが浣腸してくれるって」
「いい加減、怖がってないで観念しなさい」

「よし、じゃあ、翔真、トイレでやるか」
「ママ、翔真が恥ずかしがって緊張するから、見に来ないでやってくれないか」

「臭いから行かないわよーん」

ママはちょっとすねちゃったみたい。
兄ちゃんはアイツに手を引っ張られるようにしてトイレへ連れて行かれた。

「篤志はここに居なさい」

ママはそう言ったけど、僕は兄ちゃんが心配だったから一緒に付いて行った。

「僕、兄ちゃんの応援するから」

「臭いわよー」

「いいの」

「そう、じゃあ、好きにしなさい」

兄ちゃんは立っているのがやっとみたいで、トイレに入るとアイツにズボンとパンツを脱がされた。
下半身裸の状態でトイレの壁に向かって手を突き、お尻をアイツの前に突き出している。

「足、広げろ」

兄ちゃんは言われた通り、足を肩幅くらいに広げた。
その股の間から、アイツは兄ちゃんのおチンチンを握った。

「今日はこっちも元気ないな」

当たり前だろ‥‥
兄ちゃん、お腹痛いんだから‥‥

「じゃあ、翔真、浣腸入れるぞ」

アイツは兄ちゃんのお尻を親指と人差し指で広げ、穴の中にイチジクの形をした先端部分をゆっくりと入れた。
そして実の部分を指で少しずつ押しつぶし、中のお薬を兄ちゃんのお尻の中に注入した。

「お腹の中に、ウンコ、いっぱい詰まってそうだな、翔真」
「たくさん出さなきゃ、だめだぞ」

アイツはそう言って、40ccって書いてある容器の半分くらいまで兄ちゃんの中に入れた。

「まだ、出しちゃダメだぞ、我慢しろ」
「よーし、半分、入った」
「まだまだだ」
「残り20cc」

「お父さん、苦しいよ‥‥」
「もう出しても、いい?」

腸が膨張してお腹が張ってるみたいだ。

「まだだ」
「いま出したら、グリセリンしか出てこないぞ」
「もっと限界まで我慢して、便もしっかり出すんだ」

兄ちゃん、頑張れ。

「よーし、残りを入れるぞ」
「あと少しだ、辛抱しろ」

兄ちゃん、深く呼吸しながら息を整え、途中でウンコ出さないようにお尻に力を入れてる。

「残りあと10cc」
「いいぞ、翔真、頑張れ」

「ねー、どんな感じー?」

ママの声が聞こえた。

「翔真、頑張ってるぞー」
「でも、だいぶ手強い」

「しょーまー、頑張ってねー」

ママの激励の声が聞こえた。
兄ちゃん、顔に汗をかいてる。

「よーし、1本、全部入った」
「このままちょっと様子を見るからな」

兄ちゃん、壁に手を突いて腰を「く」の字に曲げた姿勢でピクリとも動かない。
それをいいことに、アイツはまた兄ちゃんの股の間に手を入れて、下からおチンチンを触り始めた。

「お父さん、兄ちゃん、お腹痛いんだから、止めてあげて」

「何言ったんだ、篤志」
「こうして刺激してやって、ウンコ、出やすくしてやってんだぞ」

「でもそこ、おチンチンだよ」
「お腹じゃないよ」

「いいんだよ、篤志」
「こうやって感じやすい部分を刺激してあげてるんだ」

「ねぇ、止めてあげて」
「兄ちゃんが可哀想だよ」
「その代わりにさ‥‥」

アイツはジロリと僕を見て、それからニヤリと笑って言った。

「篤志、その代わりに、なんだ?」

「そ、その代わりに‥‥」

「あぁ、その代わりに?」

「ぼ、僕のおチンチン、触っていいからさ」

すると兄ちゃんが苦しそうに言った。

「お、お父さん、オ、オレの、チンコ触ってよ‥‥」
「触って刺激してくれた方が、出やすいから‥‥」

「うんうん、そうだろそうだろ」

「篤志、翔真もこう言ってるんだからさ」
「お前のチンポは、お父さんが後でゆっくり気持ちよく触ってやるから、いまはちょっとだけ我慢しなさい」

兄ちゃん、こんなときでも僕を守ってくれようとしてる。
アイツはいい気になって、タマを握ったり皮を剥いたりして、好き勝手に兄ちゃんの身体おチンチンを弄んだ。
兄ちゃん、それ以上はもうじっと我慢しているだけで、全然動けないみたいだ。

「翔真、ダメか?」
「ウンコ、出ないか?」
「よし、ならもう1本、入れてみるか?」

兄ちゃんは必至で首を横に振った。
身体がブルブル震え始めた。
ちょっとでも動いたら、出てきちゃいそうな感じだ。

アイツが兄ちゃんのタマをぎゅって握ったその瞬間、兄ちゃんはその手を振り払うかのように身体の向きを変え、ドスンと勢いよく便座に座って、一気に溜まっていたものを出した。
一瞬のことだったからトイレのドアも締めず、アイツはその一部始終をずっと見ていた。

用が済んでお尻をきれいにした後、ぐったりとしたままやっとの思いで立ち上がった兄ちゃん。
パンツを穿くのも忘れているから、アイツは兄ちゃんの生えたての毛を引っ張って遊んでいる。

「翔馬、よかったな」
「たくさん出て」

兄ちゃんは水洗のレバーを回して汚物をジャーっと流し、ようやくパンツをズボンを穿いた。

「しょーまー、出たー?」

ママの声がした。

「あー、たっくさん、出たよ」

「そー、よかったわね」
「翔馬は今日は、もう寝なさーい」

兄ちゃんはだいぶ疲れたみたいで、そのままママに言われた通り部屋に入って寝てしまった。
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