【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『人が人を助けるのは当たり前』 【過去作ＮＯ．６９】

　他人の「問題」に首を突っ込み、
それを解決出来る「能力」が無いから
「能力」の在る者に解決してもらおう・・・・・・・・とする。
　断ると「信じられない」と被害者のような顔をされるか、
酷いのになると人非人じんぴじんのような扱いまで受ける。
『人が人を助けるのは当たり前』だからだそうだ。
　だったらおまえが無理に担ぎだそうとしている
「人」をまず助けてやれ、という話だが、
もうその時点で既に矛盾が発生している。

　主人公に『一点特化』型の能力があるストーリーに
非常によく見られるパターン。
　代わりに主人公はやりたくもない
「人助け」に無理矢理駆り出され、
解決しても「当たり前」なんだから
当然「感謝」など一切されない、
延々と「タダ働き」を強いられる【奴隷】へと貶められる。
更に断ると暴力を振るわれる。
　信じられない話だが某『国民的グルメ漫画美〇し〇ぼ』では
日常的に行われている蛮行虐待である。
　故に登場人物押し並なべて真性の「人間の〇ズ」が多い。
　特に同僚、上司、挙句の果てにはヒロインとその母親が
最も【邪悪】だというのは圧巻である。
【自分が悪だと気づいてない、悪よりもっとドス黒い悪】
とは、正にこの者達の為にあるような言葉であろう。
そして大概『性善説』論者である。
故に口に出すのも恥ずかしい言葉を臆面もなく語っている。
自身は福島県を貶める描写描き
【連載停止】に陥っているというのに反省も内省も無しである。
　そして実に不可思議なのだが、
そ・う・言・っ・て・い・る・者・が・
一切誰も【助けていない】というのもまた奇妙な現象である。