【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

【 “告白” のシーン】

　ワタシが唾棄する人種の書いた「ラブコメ」等には
必ずといって良いほどあるが、
「一体誰・を選ぶんだ？」「そしてその告白は受けいれられるのか？」
と、これまたワタシには理解不能な輩が放送禁止の顔で
ラノベのヒ・キ・に食らいついているのだろうが、
何度も言わせるな、その「行為」はほぼ１００％【失敗】する。
　そもそも『告白』という選択肢が「恋愛」ではＮＧだ、
「ゲーム」と【現実】が違・う・事くらいは解るな？
ならばソレと一緒である。

　基本、「顔が良い女性」というのは引く手あまたである。
よって彼女に好意を持つ人間が世・界・中・で・ア・ン・タ・だ・け・、
などという事は在り得ない。
　臆病でモタモタして勇気が出るまで行動出来ない
“劣等な雄” など無視して、
遥かに『有力な個体』が彼女に接近アプローチしているのだ、
コレは世の摂理である。

　そもそも表題の『告白シーン』を書いている者が
『告白』した事あるのか？
　した事もないのにそのシーンを書くというのは
オカシイじゃないか？
「超能力」や「魔法」と違い、『恋愛』は現実に存在するのだから
知識も経験も無い事を想像イメージだけで書くというのは無理がある、
ソレこそただの【妄想】であろう。
　　
　イヤ、もう恐らく解っているのであろう？
　自・分・が・『告白』し・て・も・そ・の・想・い・は・成・就・し・な・い・と・。
　本能的、統計的に解っているから今まで出・来・な・か・っ・た・のだろう？
　その足りない部分を「ゲーム」で補っているだけである。
ちなみに多くの女性は「恋愛ゲームが大好き！」「萌えも燃えも好きなんだ！」
等と呆戯いたらドン引きする事は解っておけ。

　人間も所詮『動物』だ、雌雄がずっと一緒にいれば必然“番つがい”になる。
　世界の危機やラノベの最終回のような
大袈裟な『告白舞台』は必要ない。
　そもそもいちいちそんな「不自然」且つ「不合理」な
行動を取っていたらまず先に種・が滅ぶ。
『恋愛』という概念を【尊いモノ】として作品に描きたいのなら、
まずその『恋愛』がどうゆうモノか解っておけ。
【おまえが女性に相手にされない】という事実は、
ソレと全・く・関・係・が・無・い・のである。