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【作者によるネタバレ】

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【夢オチ】と同じように作品で絶対ヤってはいけない事の一つであるが、
恥ずかしげもなく堂々とヤっている輩も少なからず散見される。
 とある作品で『ヒロインが敵に殺される話 (実は生きている)』
があるのだが、その掲載誌巻末の「作者コメント」で
『物語の王道はハッピーエンド! 皆さんご安心ください!』
と盛大に【ネタバレ】しているド〇〇がいた……('A`)
 本人は「サービス」のつもりかも知れないが、
それでは上記のストーリーを入れた意味が全くなくなる。
『先の解っている話』を一体誰が読むというのか?
 本当にただの【作者の自己満足エゴ】でしかないのである。
(ちなみに単行本の「キャラ紹介」が痛々しく、
「笑いのセンス」も壊滅的であったこの作者……('A`))

 他にも「明日死ぬかも知れない主人公の話」なのに、
そう言った舌の根も渇かない内に『覗きシーン』などを
ブチ込んでくる真性の〇〇もいる。
 コレで一体誰が『この主人公が死ぬ』と想うのであろうか?
自分で作った設定なのに自分で勝手にブチ壊して
緊張感も期待感も無くしていれば世話はない。
 ソレで案の定、その主人公は“生き残る”のである……('A`)

 彼の荒木先生も、「作者を作品に出す」のは無論、
漫画の「枠外」に作者の「一言」を入れるのも良くないと仰っている。
(「変な絵になっちゃった」とか「最近出番が少ない」等)
 読者は『作品』が読みたいのであって、
作者の「ボヤき」が聞きたいわけではないのだ。
 作品ので【ネタバレ】をするのは
『読者の事』を何も考えていないというコト。
何よりその作品を『面白い』と
想っていないのである。
 そう想っているなら【ネタバレ】など口が裂けても云えるわけがない。
 その『客観性』が無いから必然、「笑いのセンス」もなく
作中の「ネタ」が悉く“滑って”いるのである。

PS
ちなみに当該の作者、【児童ポルノ禁止条例】に抵触し、
警視庁に『書類送検』された。
だからどうだと云うつもりはないが、
ワタシはそのような人物の作品は読みたくないだけである……('A`)
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