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【ダークトライアド】 『過去作NO.37』

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*作者によるセレクト『復刻版』です。
皆様の「意見」もお聞きしたいと想いました。



“サイコパシー”= 共感性の欠如、反社会的な衝動性。
“ナルシシズム”= 誇大性と自尊心の肥大化。
“マキャベリズム”= 他人からの搾取、道徳観の欠如と自己中心的な欺瞞

 以上、人間が 「持たない方がイイ」 と言われる3つの特性、
コレを 【ダークトライアド】 と云う。
 人間関係が破綻する確率、
または犯罪を犯し他人や社会に
苦痛を引き起こす可能性が高い。
 どれか「1つ」、或いは3つ全て・・・・が「ライトノベルのキャラ」には
当て嵌まるのではないだろうか。
 ソレは書いている作者が【ダークトライアド】だからかも知れない。
(本人は「カッコイイ」とか思うかも知れないが、
ソレが【犯罪的】だという事は解っていない。
ブッちゃけオ〇ムやナ〇スに憧れる阿呆と大差は無い)

 だからワタシは常々云っている、
ライトノベルのキャラは心が醜悪・・・・・・・・・・・・・・・だ、と。
『よくあるパターン』では超能力を持った少女が
学校の教師をこき下ろしたりルールを破ったりして
その『秩序』を破壊し、ソレがまるで“美徳”のように書かれている場合がある。
「軍人」が主人公などの場合も『任務』より【私情】を優先させ、
ソレが“正しい”事のように描かれるのもしばしばだ。
『追放系』『ざまぁ系』など、【過剰報復】も良い所であるし
太ったダメ少年が美少女にモテまくる話など、
正に【醜悪なナルシズム】と云った処であろう。
更に付け加えると“義務”を果たしてないのに
『権利』ばかり人一倍主張する点も挙げられる。

 コレが【ダークトライアド】でなくて一体であろうか?
 漫画、アニメ等でもごくたまに【炎上】したりもしているが、
「ライトノベル」はこの“比率”が余りにも高過ぎる。
『好きなラノベキャラ』がいないのがその証左となろう。
 ともあれ常に自分は完璧だという根拠の無い「自惚れ」
 そして『自己批判』が出来ない狭量さと幼児性。
 プラス無意味なまでの “プライドの高さ”
コレらが【ラノベ・トライアド】とも云える、
新たな【負の形式】かも知れない。
 そう云ったキャラや作者は異様に多い、
識者諸兄も気を付けられたし。


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