【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『初恋』 【リクエスト】

＊誰にでも経験 （ 苦いヤツ、興味津々 ） があるでしょうし、
創作の中にもよく登場します。 
その心情描写に『 苦慮 』した方は、一人や二人では無いかと……
心情に触れる描写法など、赤裸々に語って頂きたく存じます。
あと『 異世界モノ 』では、あまり重要視されていないような……？
この辺りも、ご意見頂けたらと。



　以前、一度取り上げた題材である。
　確かその際は――。

・『初恋の相手は将来の結婚相手』
・その【非現実的】な願望を作品に落とし込みたいなら
『創意工夫』をしろ、そ・の・ま・ま・書くな。
・（自主規制）の（自主規制）が変わらん限り、
女性は（自主規制）の事を永遠に好きにな・れ・な・い・。

　と、まぁ、かなり『剥き身』に語ってしまったモノだ。
上記の内容に変更は無いが。

『初恋は叶わないモノ』、コレを基本《ベース》に
キャラクターなりストーリーなりを構築していかないと、
ただの作者の【自己満足】に堕してしまう。
　何の努力もせずた・だ・流・れ・の・ま・ま・に・『初恋』が成就した者がいるであろうか？
　ソレは最早『初恋』とは呼ばないであろう。

　他作品を例に出して説明すると、
『ジョジョ第一部』のジョナサンとエリナさんは『初恋』である。
『ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ』のメルエムとコムギも『初恋』だ。
　つまり、『初恋の成就』とは【不可能を可能にする事】に他ならない。
　本来、途・轍・も・な・く・難・し・い・事・なのであり、
ソレを無視してお手軽気分で
「好きだ好きだ」と薄っぺらいモノを描いていれば、
読者の不快度がＭＡＸを振り切るのは必然なのである。

「異世界モノ」に『初恋』が出てこないのも当然のコト。
　最初から「チート能力」を授かり、
不可能の「壁」もないのであれば
最早『初恋』も〇〇も無い。
　ソレで『洗脳』すれば良いだけの話なのだから
『初恋』の入り込む「余地」が無いのである。
Ｑ・Ｅ・Ｄ、証明終了――。