上 下
36 / 205

『創作論について』 【リクエスト】

しおりを挟む

*わたくし創作論 (ノベプラでもしているサロンですけど) 
を連載しているのですが、
「企画」とか「エッセイ」とかも【創作論】になるのでしょうか?
皆様には応援して頂いて嬉しいです。
でもエッセイは果たして【創作論】になるのでしょうか?
~『翔田美琴』 様~


 フム、なるとも云えるしならないとも云える。
 曖昧な言い方になって申し訳ないが、
作者の【目的意識】によってエッセイのテーマは変わってしまうので
一概に断定出来ないのと、また『読者の受ける印象』によっても
テーマは変わってしまうからだ。

 少し昔の話になるが、ダウンタウンの松本 人志氏が
週刊誌で「エッセイ」を連載し、
ソレが書籍になった際は累計200万部を超える大ヒットとなったが
ワタシはアノ作品は「お笑い」に於ける【創作論】だと想っている。
 描いている松本氏自身が、芸能界の裏話や他のタレントとの交流、
自分の私生活プライベートの事などは一切排除し、
『笑い』に関する事しか描いてなかったからだ。
 故にタレントの書籍としては異例の大ヒットを記録したのであり、
氏の『笑い』に対する哲学や信念、血の滲むような研鑽に
何度も頷かされたモノだ。

 故に、その当人の “強い想い” が作中に表れているならば、
「エッセイ」や「企画」でも充分【創作論】に成り得ると云える。
 逆に『読者の印象』という観点でも、
例えば「晩御飯の作り方」を紹介するエッセイでも、
読んだ者が「小説の題材」に使えると想ったならば
ソレは結果として【創作論】になるわけである。
 少なくとも「朝ごはんに野菜がなかったり」
にも拘らず「晩ごはんには料亭のような料理が出てくる」
というようなマヌケな展開は書かずに済む。
(加えて昼ごはんはコンビニ飯というのも実におかしな話だ。
「家庭的な主婦」という「設定」にのに)

 なので以前話した事の繰り返しになるかも知れないが、
あまり【創作論!】【エッセイ!】とガチガチに固まらずに
自分の自然な気持ちを丁寧に描写すれば
後は『読者』が決めてくれる。
 多くの「応援」があるのはその想いが『伝わった』という事であり、
ソレがアナタの【創作論】なのだ。
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

『ライトノベルによくあるパターン・小ネタ集』

沙波羅 或珂
エッセイ・ノンフィクション
何となく想いついたコトを 『適当に』列挙していきます。 あくまで「小ネタ」なので気軽にお読みください……('A`)

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...