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【作品は作者を映し出す “鏡” 】
しおりを挟むこの事を忘れている、或いは知らない
「ライトノベル作家」は多い様な気がする。
作者の主義、主張、思考、人格や倫理観に至るまで、
意識、無意識関係無くソレらは全て『作品』を通して出る
心と反対にして誤魔化そうと思っても無駄、
その【誤魔化そうとする気持ち】すら出てしまうのである。
無責任で優柔不断で「言い訳」ばかりしている主人公など
その典型と云えよう。
或いは12歳前後の少女がヒロインで、
その彼女の着替えや風呂を覗くシーンなどが
随所に挟み込まれていれば、
この作者は『ロリコン』なんだなと読者に想われても
一切弁解は出来ない。
コレが創作の【怖さ】である。
昔ジャンプの人気作で【看板漫画】だったある王道の作品があるが、
ワタシはその『感動を誘うシーン』で
一度たりとも心が震えた事はなかった。
逆に主人公の言い分が『偽善的』過ぎて不快感を抱いたほどである。
後にその作者は【違法児童ポルノ】を所持していて
警視庁に書類送検されたが、やはりそういう『性根』が
作品の中に出ていたのだな、と想う。
だから主人公が幾らキレイゴトを言っても
『感動』出来なかったのだ。
俗に言うおまえが言うなというヤツである。
何れにせよ、自己分析を厳正にし、
想ってもいない事を描くのは慎んで往きたい。
『善人でもない者が善人ぶる事』ほど
【醜悪】なモノは他に無いからだ。
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