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『ヴィジュアル至上主義』

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 どうしてラノベに限らず物語の主人公は
『美男美女』ばかりなの?
 こんなコトを迂闊に口走るとすぐさまに矢のような返答が返って来る。
「昔からそうだろ?」「映画はみんな美男美女だ」「ドラマだってそう」
「そうじゃないと皆観ないんだよ」「ブサイクな主人公で何が面白い」
「何にも解ってないんだな」「おまえの顔が悪いからって僻むなよ」
と、ドサクサに紛れて誹謗までされる始末だ。
 いいからちょっと待ってくれ、
キャラクターの『|内面(精神)』が美しく描かれてないから
その「容姿」が鼻に衝くのだ。
『美男美女万歳!』の話ではない、精神の尊さ、高潔さ、
【人間讃歌】を描きたいならそのキャラの「顔」は【オマケ】であろう。
 そもそもその『内面(精神)』が高潔に描かれていれば、
ブッちゃけ『容姿』はどうでもよくなるのである。
 にも関わらず近年の作品は、ラノベは「昔」から、
キャラの『精神』が美しく描かれてないから
【挿絵頼み】とかワタシに言われるのであり、
その性格が【悪い】から「顔さえよければ良いのか?」
と読者に揶揄されるのである。

 別に僻みでもなんでもない、美女だろうが美男子イケメンだろうが
不倫をしたり薬に手を出せばみんな大喜びで『糾弾』するではないか?
 ソレと同じ事で「見た目挿絵」だけで中身はすっからかんなら
読者が【不快】に感じるのは当たり前である。
 さっきも言ったが『精神が本当に高潔に描かれているキャラ』なら、
「何で美男美女しかいないの?」という疑問すら浮かばないのである。
 故にグダグダくだらない言い訳を並べ立てるのではなく、
そのキャラの「顔」にしか眼が行かないような、
拙い『創作力』を恥じるべきではないだろうか?
 昔『ヴィジュアル系』というジャンルの音楽が流行ったが、
「見た目」だけで『曲』が酷いバンドはみな淘汰されたのである。

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