自殺少女と始まる物語

かささか

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帰り道

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日光を背に受けながら男は眠いと言っていた、かれ折谷源弥が家に着いたのは日が完全に昇りきったあとだった、
それは自殺少女千代延葵を神社からわざわざ家まで送りととげたからである、なぜなら神社で彼女が
「もし私がもう一度自殺しようとしたらそのときもまた止めてくれる?」
などともう一度自殺でもするかのような発言をしたからである、なのでかれは
「また自殺なんてさせないために家まで付いていく」
と言って家に付いていくことにしたのである。
歩きだしてから男はあることが頭に浮かんだ、そしてそれに対応するための行動に出た。
「君がいきなり走り出したりして逃げたら困るから手をつながせてもらうよ」
そう言って男は彼女の右手を握った、男には彼女が逃げ出してまた自殺を止める羽目になるんじゃないかとさっきの発言から頭に浮かんだのだった。
「ちょっと流石に恥ずかしいから離して」
と彼女は頬を赤くしながら恥ずかしそうに言った
{さっき「私がもう一度自殺しようとしたらその時も止めてくれる?」なんて言ったから離さない}と言って彼は手をしっかりと握りしめた。彼女の手は夏だしあんなことのあとだというのにだというのに手汗一つかいていなかった、だが握り始めてからすぐ手汗をかきはじめた
彼女は更に頬を赤くして
「逃げないから離して」
と恥ずかしさで赤くなった顔で彼に言った。
彼は彼女の顔を見て
「どうしてそんなに頬が赤いの?手をつなぐのが子供みたいで恥ずかしい?}
というと彼女は
「手を繋いで帰るなんて付き合ってるみたいじゃない」
と恥ずかしい理由を伝えた
そうすると彼もだんだんやっている行為の意味に気づきだんだん頬が赤くな染まっていく、だが手はなさなかった、そして彼は心臓をバクバクさせながら彼女に思いを伝えた
「えっとじゃあ付き合ってくれない僕と」
さらに付け加えて
「自殺のことで君が心配になったし、いつ君がまた自殺しようとするかわからないから僕を近くに居させてほしい」
と言った、彼女は予想がいの言葉に戸惑ったのか少しの間があったが少しして
「はい、よろこんで」
と言った、だが続けて
「付き合うんだからちゃんと私のことを見ていてね」
と言った、彼ははこれがちゃんと見てないと自殺しちゃうぞという脅しにおもえた。
一方彼女は付き合うことで手をつないでいることの恥ずかしさが消えたのか、手汗が少なくなっていたまた彼女は彼氏ができたのが嬉しかったのか手をしっかり握りブンブンと振っていた。
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