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ep24 むにゅ
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ん......。
あれ?
ここは?
「俺はいったいどこを歩いているんだ?」
何もない大地を何処へと向かい歩いてる。
しかし、疑問は不思議とすぐに消えていった。
「!」
上から何かがボトッと降ってきた。
「なんだこれ」
拾い上げると、それは白いマシュマロだった。
「やわらかい......ん?」
ふいに見上げると、桃色の空から巨大な何かが迫っていた。
「あれは......マシュマロの隕石??」
ヤバイ。
このままでは、巨大マシュマロ隕石に押しつぶされてしまう!
「う、うわぁぁぁ!!」
ぁぁぁ......。
......う......うぅ......目が覚め......。
「??」
「あっ......あん......フミヒロ様......」
「!!」
俺は目の前にむにゅ~っとのしかかっていたやわらかい物を突き放した。
「どうもフミヒロ様。おはようございます」
「ね、ネーコ!?」
目覚めたばかりの仰向け状態の俺を、いつもの制服姿のネーコが馬上から見下ろしていた。
「朝からお盛んですね。さすがです」
「ななな何してんだ!!」
「騎乗しております」
「なっ!ど、どけって!」
「あら、さっきまで私の胸に顔を埋めて息を荒くしていらしたのに」
「お、お前が寝てる俺に勝手に押しつけてたんだろ!?」
「違います。万有引力によって引き寄せられたのです」
「はぁ??」
「乳トンの法則です」
「それニュートンな!」
「フミヒロ様」
「な、なんだよ?」
「ミッションコンプリート!国家救済にまた一歩前進!」
うるせぇぇぇ!と、いつもなら言うところだが俺は黙った。
「ん?フミヒロ様?」
「あ、あの、ネーコ」
「はい」
「き、昨日は、その......酷いこと言ってゴメン......。それと、あ、ありがとう」
思わず俺はネーコから目を逸らした。
気恥ずかしくてたまらなかったから。
でも、言わなきゃいけないと思っていたから言った。
本当は昨日あれからすぐに言うべきだったけど、ネーコの振る舞いがあまりにも通常通りすぎて何となく言いそびれてしまっていた。
ネーコはアンドロイドなので当たり前のことなんだけど。
「フミヒロ様」
「う、うん?」
「ネーコは今、とてもあたたかい気持ちになっています」
「あ、アンドロイドなのに?」
「はい。私の中で〔愛〕が芽生え始めているのかもしれません」
「えっ??」
「愛の万有引力にのり、再び引き寄せられてしまいます」
ネーコが覆い被さるように迫ってくる。
このままでは、またネーコのたっぷり実ったマシュマロに俺の顔面がむにゅ~っと押っぺされることになる。
「わっ、ちょっとま...」
「フミヒロ様」
「......あ、あれ?」
マシュマロは手前で止まり、その代わりにネーコの手がスッと伸びてきて俺の頭をやさしく撫でてきた。
「フミヒロ様。よしよし」
「な、なに?」
「フミヒロ様をイイ子イイ子しているのです」
「なっ!お、俺はもう中二だぞ?」
「フミヒロ様。失敗しても反省してまた歩き出せばいいんです。そしてネーコは何があってもフミヒロ様の味方です。それだけは絶対に忘れないでください」
「そ、そんな大げさなハナシじゃないだろ?」
「大事なことなのでこの機会にお伝えしました」
「そ、そう。わ、わかったよ」
「素直なフミヒロ様も素敵です」
「も、もうナデナデしなくていいって」
「だって、フミヒロ様が可愛いくって」
「も、もういいから」
「んんん~やっぱり......こうしますっ!!」
「!!」
途端に俺の視界がまっくらになった。
そう......美少女アンドロイドの高級マシュマロによって!
「フミヒロ様ぁぁ!」
むにゅむにゅう~
「ん、ん~~!!(た、助けて!!)」
ん......。
あれ?
ここは?
「俺はいったいどこを歩いているんだ?」
何もない大地を何処へと向かい歩いてる。
しかし、疑問は不思議とすぐに消えていった。
「!」
上から何かがボトッと降ってきた。
「なんだこれ」
拾い上げると、それは白いマシュマロだった。
「やわらかい......ん?」
ふいに見上げると、桃色の空から巨大な何かが迫っていた。
「あれは......マシュマロの隕石??」
ヤバイ。
このままでは、巨大マシュマロ隕石に押しつぶされてしまう!
「う、うわぁぁぁ!!」
ぁぁぁ......。
......う......うぅ......目が覚め......。
「??」
「あっ......あん......フミヒロ様......」
「!!」
俺は目の前にむにゅ~っとのしかかっていたやわらかい物を突き放した。
「どうもフミヒロ様。おはようございます」
「ね、ネーコ!?」
目覚めたばかりの仰向け状態の俺を、いつもの制服姿のネーコが馬上から見下ろしていた。
「朝からお盛んですね。さすがです」
「ななな何してんだ!!」
「騎乗しております」
「なっ!ど、どけって!」
「あら、さっきまで私の胸に顔を埋めて息を荒くしていらしたのに」
「お、お前が寝てる俺に勝手に押しつけてたんだろ!?」
「違います。万有引力によって引き寄せられたのです」
「はぁ??」
「乳トンの法則です」
「それニュートンな!」
「フミヒロ様」
「な、なんだよ?」
「ミッションコンプリート!国家救済にまた一歩前進!」
うるせぇぇぇ!と、いつもなら言うところだが俺は黙った。
「ん?フミヒロ様?」
「あ、あの、ネーコ」
「はい」
「き、昨日は、その......酷いこと言ってゴメン......。それと、あ、ありがとう」
思わず俺はネーコから目を逸らした。
気恥ずかしくてたまらなかったから。
でも、言わなきゃいけないと思っていたから言った。
本当は昨日あれからすぐに言うべきだったけど、ネーコの振る舞いがあまりにも通常通りすぎて何となく言いそびれてしまっていた。
ネーコはアンドロイドなので当たり前のことなんだけど。
「フミヒロ様」
「う、うん?」
「ネーコは今、とてもあたたかい気持ちになっています」
「あ、アンドロイドなのに?」
「はい。私の中で〔愛〕が芽生え始めているのかもしれません」
「えっ??」
「愛の万有引力にのり、再び引き寄せられてしまいます」
ネーコが覆い被さるように迫ってくる。
このままでは、またネーコのたっぷり実ったマシュマロに俺の顔面がむにゅ~っと押っぺされることになる。
「わっ、ちょっとま...」
「フミヒロ様」
「......あ、あれ?」
マシュマロは手前で止まり、その代わりにネーコの手がスッと伸びてきて俺の頭をやさしく撫でてきた。
「フミヒロ様。よしよし」
「な、なに?」
「フミヒロ様をイイ子イイ子しているのです」
「なっ!お、俺はもう中二だぞ?」
「フミヒロ様。失敗しても反省してまた歩き出せばいいんです。そしてネーコは何があってもフミヒロ様の味方です。それだけは絶対に忘れないでください」
「そ、そんな大げさなハナシじゃないだろ?」
「大事なことなのでこの機会にお伝えしました」
「そ、そう。わ、わかったよ」
「素直なフミヒロ様も素敵です」
「も、もうナデナデしなくていいって」
「だって、フミヒロ様が可愛いくって」
「も、もういいから」
「んんん~やっぱり......こうしますっ!!」
「!!」
途端に俺の視界がまっくらになった。
そう......美少女アンドロイドの高級マシュマロによって!
「フミヒロ様ぁぁ!」
むにゅむにゅう~
「ん、ん~~!!(た、助けて!!)」
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