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夏祭りデート 〜シオンside〜
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ありさの祖父母の家に行ってから数日。
ありさの元気がない。
本人は気丈に振る舞っているけど、ずっとありさを見てきた俺は騙されないぞ。
どうにかしてありさに元気になってもらいたい。
そう思っていたら、友達から連絡が来た。
「よう。今日夏祭りあるんだけど一緒に行かね?」
と誘いが来た。
そうか・・・今日夏祭りがあるのか。ありさ誘って行こうかな。
「悪い、先約がいるから行けないわ。」
友達にそう言って切ろうとすると
「え!?先約って誰よ?まさか・・・女か?女と行くのか!?まじで???祭りであった時紹介相手してよ!」
と友達に言われた。
「うるせぇ。教えないし紹介もしねぇよ。切るぞ」
そう言って電話を切った。
そしてありさの所に行ってお祭りの誘いをした。
返事はもちろんOKだった。
そして祭りまで時間があるから、準備などをして時間まで部屋で時間を潰した。
そして待ち合わせ時間になったので玄関に向かい、先に靴を履いてありさが来るのを待った。
「おまたせ」
ありさの声が聞こえて振り向く。
すると着物を着ていつもと違うありさがそこにいて、とてもきれいで思わず顔をそらしてしまった。
「じゃあ、行くか」
そう言って俺は先に外に出た。
びっくりしたぁ・・・浴衣来てくるなんて思わなかった・・・。
俺・・・顔大丈夫かな?赤くなってないかな??
なんて心配しているとありさがやってきた。
そしてお祭りに向かった。
その道中他愛もない話をしながら向かった。
その時、去年も浴衣を来ていたことを聞いて俺はモヤッとした。
去年もありさの浴衣姿が見たかった・・・。
俺はあまりにも悔しくて、お祭り会場が近づいた時
「ありさ、かわいいよ」
と耳元でささやいた。
するとありさの顔がみるみるうちに赤くなっていく。
その光景が面白くて俺は笑ってしまった。
そして照れているありさが可愛くて抱きしめたくなったが、我慢した。
お祭り会場についた後はありさと共に興奮しながらお祭りを楽しんだ。
ありさと最後にお祭り来たのいつだっけ・・・なんて考えているとありさが疲れた様子だった。
「少し休むか」
ありさの手を取り座らせて休ませた。
俺は飲み物を買ってきてありさに渡して、ありさの隣に座った。
そして少し話をした後、花火があることを思い出してありさに
「これからは花火があるんだ。見ていこうよ」
と言うとありさは笑って「そうだね、見ていこうか」と言った。
笑う要素あったかな?と不思議に思いながら花火を見るために場所を確保して花火を見た。
ありさが目を輝かせながら花火を見ていて、元気になってくれてよかった。と安心した。
そして花火を見ているありさがキレイで見とれていたのはここだけの内緒だ。
花火を見終わって、お祭りも十分楽しんだ為帰ることにした。
シオンはありさの浴衣姿を目に焼き付けて来年も一緒に来れたら良いな。と願うのでした。
ありさの元気がない。
本人は気丈に振る舞っているけど、ずっとありさを見てきた俺は騙されないぞ。
どうにかしてありさに元気になってもらいたい。
そう思っていたら、友達から連絡が来た。
「よう。今日夏祭りあるんだけど一緒に行かね?」
と誘いが来た。
そうか・・・今日夏祭りがあるのか。ありさ誘って行こうかな。
「悪い、先約がいるから行けないわ。」
友達にそう言って切ろうとすると
「え!?先約って誰よ?まさか・・・女か?女と行くのか!?まじで???祭りであった時紹介相手してよ!」
と友達に言われた。
「うるせぇ。教えないし紹介もしねぇよ。切るぞ」
そう言って電話を切った。
そしてありさの所に行ってお祭りの誘いをした。
返事はもちろんOKだった。
そして祭りまで時間があるから、準備などをして時間まで部屋で時間を潰した。
そして待ち合わせ時間になったので玄関に向かい、先に靴を履いてありさが来るのを待った。
「おまたせ」
ありさの声が聞こえて振り向く。
すると着物を着ていつもと違うありさがそこにいて、とてもきれいで思わず顔をそらしてしまった。
「じゃあ、行くか」
そう言って俺は先に外に出た。
びっくりしたぁ・・・浴衣来てくるなんて思わなかった・・・。
俺・・・顔大丈夫かな?赤くなってないかな??
なんて心配しているとありさがやってきた。
そしてお祭りに向かった。
その道中他愛もない話をしながら向かった。
その時、去年も浴衣を来ていたことを聞いて俺はモヤッとした。
去年もありさの浴衣姿が見たかった・・・。
俺はあまりにも悔しくて、お祭り会場が近づいた時
「ありさ、かわいいよ」
と耳元でささやいた。
するとありさの顔がみるみるうちに赤くなっていく。
その光景が面白くて俺は笑ってしまった。
そして照れているありさが可愛くて抱きしめたくなったが、我慢した。
お祭り会場についた後はありさと共に興奮しながらお祭りを楽しんだ。
ありさと最後にお祭り来たのいつだっけ・・・なんて考えているとありさが疲れた様子だった。
「少し休むか」
ありさの手を取り座らせて休ませた。
俺は飲み物を買ってきてありさに渡して、ありさの隣に座った。
そして少し話をした後、花火があることを思い出してありさに
「これからは花火があるんだ。見ていこうよ」
と言うとありさは笑って「そうだね、見ていこうか」と言った。
笑う要素あったかな?と不思議に思いながら花火を見るために場所を確保して花火を見た。
ありさが目を輝かせながら花火を見ていて、元気になってくれてよかった。と安心した。
そして花火を見ているありさがキレイで見とれていたのはここだけの内緒だ。
花火を見終わって、お祭りも十分楽しんだ為帰ることにした。
シオンはありさの浴衣姿を目に焼き付けて来年も一緒に来れたら良いな。と願うのでした。
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