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第133話
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寝る前に自身に掛けた健康魔法もあり朝はスッキリとした目覚めで起きれた
「んー……はぁ、おはよう。ナビィ」
『おはようございます。ハルト』
浄化魔法と健康魔法をテントでまだ寝ているヒスイやプルンにも掛けるとテントの外に出ると昨日は格上のグレートボアを倒した事もあり起きる時間が遅かったのかテントの外は明るい
「夜にモンスターは襲って来ていないな」
『昨日のグレートボアとの戦闘でここら辺にはモンスターは近づいていないと思います』
「そうか。ヒスイとプルンが起きて来たら朝ごはんにするか」
ヒスイとプルンが起きて来るまでの間にハルトは身体を軽く動かして調子を整えていく
『おはよう、ハルト』
『プルプルン!』
「おはよう、ヒスイ、プルン。朝ごはんもう食べられるか?」
『たべれるよ』
『プルンプルプル!』
どうやら起きてすぐに朝食を二匹とも食べられるみたいだ。朝食の用意をアイテムボックスから出した料理で済ませるとテントを片付ける
「王都に戻って獣の森の主を倒した事を報告した方がいいのかな?どう思うナビィ」
『そうですね……やめておいた方がいいかと思います』
「どうして?」
ナビィの事だから理由があるのだろうがその理由が分からない
『魔境の主を倒すと次の主が決まるまでの間はモンスターたちの活動が活発になるのです。ですから無断で倒した時にペナルティーがある可能性がある他に貴族に目を付けられる可能性が出て来ますから内緒にしてこのままこの国を出て土の世界樹の木があるドワーフの国まで行きましょう』
「分かった。ならこのまま行こう。ヒスイ、プルン。もう行くよ」
『うん!』
『プルル!』
結界を解くとハルトはヒスイを召喚したまま王都がある来た道とは反対の方に向かい進んでいく
採取する物は今まで採取した事のない物だけにして現れ遭遇するモンスターはハルトとヒスイが弱らせてプルンにトドメを刺して貰いながら獣の森を午前中の内に抜けた
「ナビィ、どっちに向かえばいいんだ?」
『右です。左の方向に向かえば王都に向かってしまいます』
「分かった」
獣の森を出ると街道の近くの草原に出たハルトはナビィにどちらの方向か聞くと左に向かい街道まで移動してから街道を移動して進んでいく
街道までの向かう間にこの草原にはダンジョンでも遭遇したウルフが5、6匹の集団で襲って来るのが少しだけ厄介だったが獣の森での戦闘よりはやり易かった
ヒスイは見られない様に小さくなって貰いフードに隠れて貰うとプルンの移動速度に合わせて隣を歩く
それからは特に大変な事態は起こる事はなく戦闘は街道を歩く旅人を襲うモンスターに偶に遭遇するくらいだったがそれもレベルが高くても20レベルに届かないくらいのモンスターで苦戦する事なく倒せた
幾つかの町での寝泊まりもあったがその都度ヒスイとプルンは町に入る際には召喚せずにハルトだけで町での食料の調達や旅の間に制作したポーションや生産スキルのレベル上げの時に作った装備や道具の売却などの用事を済ませていく
そして王都を出てから一ヶ月が経つ頃にハルトたちが立ち寄った村である事件が起こった
「お前は冒険者だよな」
「そうだけど何か?」
「そうか……なら来て欲しい」
村の門で門番をしていた青年に声を掛けられたハルトは正直に冒険者だと答えると青年は張り詰めた顔から少しの安堵を浮かべるとハルトに来て欲しいと言いハルトを何処かに案内をする
「ここだ。一緒に来てくれ」
「それで何があるんだ?」
「その話は村長がしてくれる。出来れば村長の依頼を受けてくれ。頼む」
門番の青年に案内された場所は村にある家の中でも大きく立派な家に案内された。そしてこの場所は青年が言うにはこの村の村長の家でどうやらハルトに依頼を受けて欲しいみたいだ
「んー……はぁ、おはよう。ナビィ」
『おはようございます。ハルト』
浄化魔法と健康魔法をテントでまだ寝ているヒスイやプルンにも掛けるとテントの外に出ると昨日は格上のグレートボアを倒した事もあり起きる時間が遅かったのかテントの外は明るい
「夜にモンスターは襲って来ていないな」
『昨日のグレートボアとの戦闘でここら辺にはモンスターは近づいていないと思います』
「そうか。ヒスイとプルンが起きて来たら朝ごはんにするか」
ヒスイとプルンが起きて来るまでの間にハルトは身体を軽く動かして調子を整えていく
『おはよう、ハルト』
『プルプルン!』
「おはよう、ヒスイ、プルン。朝ごはんもう食べられるか?」
『たべれるよ』
『プルンプルプル!』
どうやら起きてすぐに朝食を二匹とも食べられるみたいだ。朝食の用意をアイテムボックスから出した料理で済ませるとテントを片付ける
「王都に戻って獣の森の主を倒した事を報告した方がいいのかな?どう思うナビィ」
『そうですね……やめておいた方がいいかと思います』
「どうして?」
ナビィの事だから理由があるのだろうがその理由が分からない
『魔境の主を倒すと次の主が決まるまでの間はモンスターたちの活動が活発になるのです。ですから無断で倒した時にペナルティーがある可能性がある他に貴族に目を付けられる可能性が出て来ますから内緒にしてこのままこの国を出て土の世界樹の木があるドワーフの国まで行きましょう』
「分かった。ならこのまま行こう。ヒスイ、プルン。もう行くよ」
『うん!』
『プルル!』
結界を解くとハルトはヒスイを召喚したまま王都がある来た道とは反対の方に向かい進んでいく
採取する物は今まで採取した事のない物だけにして現れ遭遇するモンスターはハルトとヒスイが弱らせてプルンにトドメを刺して貰いながら獣の森を午前中の内に抜けた
「ナビィ、どっちに向かえばいいんだ?」
『右です。左の方向に向かえば王都に向かってしまいます』
「分かった」
獣の森を出ると街道の近くの草原に出たハルトはナビィにどちらの方向か聞くと左に向かい街道まで移動してから街道を移動して進んでいく
街道までの向かう間にこの草原にはダンジョンでも遭遇したウルフが5、6匹の集団で襲って来るのが少しだけ厄介だったが獣の森での戦闘よりはやり易かった
ヒスイは見られない様に小さくなって貰いフードに隠れて貰うとプルンの移動速度に合わせて隣を歩く
それからは特に大変な事態は起こる事はなく戦闘は街道を歩く旅人を襲うモンスターに偶に遭遇するくらいだったがそれもレベルが高くても20レベルに届かないくらいのモンスターで苦戦する事なく倒せた
幾つかの町での寝泊まりもあったがその都度ヒスイとプルンは町に入る際には召喚せずにハルトだけで町での食料の調達や旅の間に制作したポーションや生産スキルのレベル上げの時に作った装備や道具の売却などの用事を済ませていく
そして王都を出てから一ヶ月が経つ頃にハルトたちが立ち寄った村である事件が起こった
「お前は冒険者だよな」
「そうだけど何か?」
「そうか……なら来て欲しい」
村の門で門番をしていた青年に声を掛けられたハルトは正直に冒険者だと答えると青年は張り詰めた顔から少しの安堵を浮かべるとハルトに来て欲しいと言いハルトを何処かに案内をする
「ここだ。一緒に来てくれ」
「それで何があるんだ?」
「その話は村長がしてくれる。出来れば村長の依頼を受けてくれ。頼む」
門番の青年に案内された場所は村にある家の中でも大きく立派な家に案内された。そしてこの場所は青年が言うにはこの村の村長の家でどうやらハルトに依頼を受けて欲しいみたいだ
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