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第88話
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ビンスたち冒険者パーティーからの襲撃があった翌日、俺とヒスイは今冒険者ギルドに来ていた
「おはようございます。セシリアさん」
「おはようございます。Cランク試験ですね」
「はい、よろしくお願いします」
「ハルトさんはCランクに上がるための条件を達成しているのであとはCランク相当のモンスターと戦闘で勝てるのかの試験ですね」
前回と同じで戦闘試験みたいだな。何かの勉強ではなくてよかった
「では前回と同じく試験官のライアンさんを呼んできますね」
「分かりました」
どうやら前回と同じ試験官のライアンの様だ。前回は酸を使用して武器にダメージを与えて戦ったが今度はどうなるのか
(今度は勝てる様に頑張ろうな。ヒスイ)
『うん!がんばるよ!』
『私もサポートさせて貰いますね』
(頼りにしてるよ。ナビィ)
みんなで気合いを入れているとライアンを連れたセシリアが戻ってきた
「おう!おはよう久しぶりだな」
「おはようございます。ライアンさん、お久しぶりです」
「では訓練所に向かいましょう」
こちらに来て手を上げて挨拶してきたライアンに挨拶を返しているとセシリアの後を追って訓練所に向かい無人の訓練所に辿り着いた
「では前回と同じようにハルトさんはライアンさんと戦闘を行なってください。ライアンさん、今回はCランク試験ですからね。熱くなってはダメですよ」
「分かってるよ。怪我させないように加減はできる!」
「では位置についてください」
「分かりました」
「おう!」
ライアンと十メートルくらい離れている場所に着くと俺とヒスイは全力で戦う為に一気に魔脈に魔力を流して魔力を身体強化まで上げていく
「ハルト!今度は俺も身体強化するから気を抜かなよ!」
「分かりました!」
「では……始め!」
セシリアの合図でCランク試験は始まった
『ヒスイは火魔法を!ハルトはヒスイの放った火魔法を風魔法を使用して威力を上げてライアンに!』
(分かった)
『わかったよ!』
世界樹の棒に今流せる魔力を流し留めるとライアンに向かいヒスイが放った真っ直ぐに進む横向きの火柱を風魔法を使用した火柱と同じ向きの渦巻く風を放ち炎の渦と火力が増した火柱がライアンに向かっていく
全力でなくとも相当な威力の魔法攻撃にライアンは持っている金属製の大剣を振りかぶって振り下ろした。その一撃で俺とヒスイの協力魔法は切り裂かれて消し飛んだ
「なんだ!あの一撃は!」
『大剣に魔力を纏わせて剣圧と共に魔力を放ったのでしょう。ハルト、来ますよ!』
「あっはははは!!!凄い魔法じゃないか!コチラもいくぞ!!」
ライアンの全身から魔力が漏れ出ているのがこちらにも感じるほどでそんなライアンが笑いながらこちらに突っ込んできた
「こっちもいくぞ!ヒスイ」
『うん!』
迫ってくるライアンに向かいこちらも魔力での身体強化を最大で維持しながら向かっていく
「おらぁあ!!」
ライアンは接近すると大剣を振り下ろしてきた。そんな大剣の攻撃を硬化した世界樹の棒を更に重量を増やして重くして大剣の一撃を受け流した
(重い!……けどヒスイ!酸で剣を攻撃だ!)
『わかった!』
身体強化の分の魔力の操作や制御の負荷をナビィに負担して貰いながら受け流した大剣に向かいヒスイが生成した酸を放った
「前回は酸を食らったからな対策は出来ているぞ!」
そう言ったライアンは自身の大剣に魔力を纏わせてヒスイの出した酸を大剣の剣身が魔力により弾いた
『ヒスイ、今度は生成した酸に魔力を混ぜ合わせて放ってください。そうすれば相手の魔力も溶かす事が出来る酸になります!』
『うん、つぎはそうする!』
「酸は効かない!次はどうする?」
大剣から酸を弾き飛ばしたライアンは後方に下がると大剣を地面に刺して余裕そうに腕を組みながらライアンはそう言った
「おはようございます。セシリアさん」
「おはようございます。Cランク試験ですね」
「はい、よろしくお願いします」
「ハルトさんはCランクに上がるための条件を達成しているのであとはCランク相当のモンスターと戦闘で勝てるのかの試験ですね」
前回と同じで戦闘試験みたいだな。何かの勉強ではなくてよかった
「では前回と同じく試験官のライアンさんを呼んできますね」
「分かりました」
どうやら前回と同じ試験官のライアンの様だ。前回は酸を使用して武器にダメージを与えて戦ったが今度はどうなるのか
(今度は勝てる様に頑張ろうな。ヒスイ)
『うん!がんばるよ!』
『私もサポートさせて貰いますね』
(頼りにしてるよ。ナビィ)
みんなで気合いを入れているとライアンを連れたセシリアが戻ってきた
「おう!おはよう久しぶりだな」
「おはようございます。ライアンさん、お久しぶりです」
「では訓練所に向かいましょう」
こちらに来て手を上げて挨拶してきたライアンに挨拶を返しているとセシリアの後を追って訓練所に向かい無人の訓練所に辿り着いた
「では前回と同じようにハルトさんはライアンさんと戦闘を行なってください。ライアンさん、今回はCランク試験ですからね。熱くなってはダメですよ」
「分かってるよ。怪我させないように加減はできる!」
「では位置についてください」
「分かりました」
「おう!」
ライアンと十メートルくらい離れている場所に着くと俺とヒスイは全力で戦う為に一気に魔脈に魔力を流して魔力を身体強化まで上げていく
「ハルト!今度は俺も身体強化するから気を抜かなよ!」
「分かりました!」
「では……始め!」
セシリアの合図でCランク試験は始まった
『ヒスイは火魔法を!ハルトはヒスイの放った火魔法を風魔法を使用して威力を上げてライアンに!』
(分かった)
『わかったよ!』
世界樹の棒に今流せる魔力を流し留めるとライアンに向かいヒスイが放った真っ直ぐに進む横向きの火柱を風魔法を使用した火柱と同じ向きの渦巻く風を放ち炎の渦と火力が増した火柱がライアンに向かっていく
全力でなくとも相当な威力の魔法攻撃にライアンは持っている金属製の大剣を振りかぶって振り下ろした。その一撃で俺とヒスイの協力魔法は切り裂かれて消し飛んだ
「なんだ!あの一撃は!」
『大剣に魔力を纏わせて剣圧と共に魔力を放ったのでしょう。ハルト、来ますよ!』
「あっはははは!!!凄い魔法じゃないか!コチラもいくぞ!!」
ライアンの全身から魔力が漏れ出ているのがこちらにも感じるほどでそんなライアンが笑いながらこちらに突っ込んできた
「こっちもいくぞ!ヒスイ」
『うん!』
迫ってくるライアンに向かいこちらも魔力での身体強化を最大で維持しながら向かっていく
「おらぁあ!!」
ライアンは接近すると大剣を振り下ろしてきた。そんな大剣の攻撃を硬化した世界樹の棒を更に重量を増やして重くして大剣の一撃を受け流した
(重い!……けどヒスイ!酸で剣を攻撃だ!)
『わかった!』
身体強化の分の魔力の操作や制御の負荷をナビィに負担して貰いながら受け流した大剣に向かいヒスイが生成した酸を放った
「前回は酸を食らったからな対策は出来ているぞ!」
そう言ったライアンは自身の大剣に魔力を纏わせてヒスイの出した酸を大剣の剣身が魔力により弾いた
『ヒスイ、今度は生成した酸に魔力を混ぜ合わせて放ってください。そうすれば相手の魔力も溶かす事が出来る酸になります!』
『うん、つぎはそうする!』
「酸は効かない!次はどうする?」
大剣から酸を弾き飛ばしたライアンは後方に下がると大剣を地面に刺して余裕そうに腕を組みながらライアンはそう言った
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