20 / 248
第20話
しおりを挟む
防具を脱いで着替えて大熊亭の一階に降りてサーヤの所に戻る
「ハルトお兄ちゃんはこれからお昼ごはんなの?」
「そうだよ。サーヤちゃんはもう昼食食べた?」
サーヤは首を横に張って答えた
「まだだよ!これから食べようとしてたからだからハルトお兄ちゃんも一緒に食べない?」
「いいよ」
「やったー!今日のお昼はね。ボアのステーキ、ベーコンパスタ、ウサギのシチューなんだよ!わたしはベーコンパスタ食べようと思うけどハルトお兄ちゃんはどれ食べたい?」
(どれも美味しいだろうしナビィはどれ食べたい?)
『ウサギのシチューは昨日食べたのでボアのステーキかベーコンパスタですね。両方食べてみたいですからハルトがこの二つから選んでください』
ステーキかパスタか、俺はどっちでもいいけどパスタにするか
「じゃあ俺もベーコンパスタにしようかな」
「じゃあお父さんに頼んでくるね!」
厨房にサーヤは走って向かい母親のサーシャに怒られていた。食堂の空いている席に座り待つとコップを二つ持ってサーヤがこちらに来た
「パスタ頼んできたよ。はい!これポルゴ水」
「ありがとう」
サーヤは俺の前の席に座り午前中の依頼について聞いてきた
「ハルトお兄ちゃん、今日は冒険者ギルドでどんな依頼を受けたの?」
「ラット、ラビット、スライムの狩猟依頼だよ」
依頼の内容を教えると目を輝かせていた
「おお!ねーモンスター強かった?」
「少し攻撃を受けたけど余裕に倒せたよ」
「そうなんだ!わたしも大きくなったら冒険者になるんだ!お父さんもお母さんも冒険者だったんだよ!」
「そうなんだ。おっ、ベーコンパスタが来たみたいだ」
サーヤの母のサーシャが二つの皿を持ってこちらに来た
「二人ともベーコンパスタだよ」
「ありがとうお母さん」
「おお、美味そうだ」
「美味そうじゃなくて美味しいだよ!ハルトお兄ちゃん」
「美味しいですから冷めないうちに食べくださいね……いらっしゃいませ」
新しくお客さんが来たようでサーシャはそちらに向かった。ベーコンパスタはカリカリまでは焼いていないベーコンとほうれん草が入っているパスタだ。目の前の皿からはニンニクの香りがする
『ベーコンとほうれん草のパスタですか。ニンニクの香りもしていますね。食欲が誘われます』
『「「いただきます」」』
「美味しいな」
「でしょ!美味しくてどんどん食べれちゃうんだから」
『口に入れるとニンニク香りベーコンのしょっぱさがほうれん草に良くあってパスタも美味しいですね』
パスタを食べ進めていくと午後はどうするのかサーヤは聞いていた
「ハルトお兄ちゃんはこれからどうするの?」
「冒険者ギルドで資料を見にいくよ。サーヤちゃんは」
「わたしはお手伝いしてから友達と遊びにいくよ!」
パスタを食べ終わりポルゴ水で口をさっぱりさせる
『「「ごちそうさま」」』
皿とコップを下げて昼食でどんどん人が多くなってきた食堂を出る
「じゃあ冒険者ギルドに行くよ」
「いってらっしゃいハルトお兄ちゃん」
「いってくるよ」
サーヤに見送られながら大熊亭を後にして冒険者ギルドに向かう。冒険者ギルドは人が昼食時だからか人が少なく列に並ばなくて済む受け付けに向かう。今は受け付けにはセシリアは居らず子供の様な女の子の受付嬢の所には列がなく受け付けを並ばずに済んだ
「今日は何の御用でしょうか?」
「資料室に行きたいですけど大丈夫ですか」
「資料室に入るには銀貨3枚です」
銀貨を3枚取り出して受け付けのカウンターに置く。銀貨を受け取り受付嬢は木札を取り出して渡してきた
「これの木札を資料室にいるギルド職員にお見せください。資料室の場所はわかりますか?」
「わからないです」
「じゃあ案内しますね」
「お願いします」
冒険者ギルドの奥にある資料室に案内される。資料室は小部屋で一人のお爺さんの職員がいるだけだった
「魔境の資料を読みたいですけど」
「ちょっと待っててね。これが魔境ゴブリン森林の資料だよ。破ったり汚したら罰金が発生するから気をつけてね」
そう言ってお爺さんは資料を渡して本を読み始めた。渡された資料を持ち空いているテーブルに資料を置き椅子に座り資料を読む。資料には魔境ゴブリン森林に生息するモンスターの情報や採取できる植物などの情報が書いてあった
(ゴブリン森林って名前の魔境だからゴブリンのみが現れる所なのかと思ったよ)
『ゴブリン種のモンスターが多い魔境なのでしょうね。過去に起きたスタンピードでもゴブリン種のゴブリンジェネラルがボスとして現れた様ですしね。ゴブリン種は繁殖力も高いので油断するとスタンピードが起こりやすいモンスターですから』
(なるほどな。採取物もいろいろあるな)
『回復ポーションに使うことができる快癒草や魔力ポーションに使う魔力草ら体力回復のポーションに使うスタミナ草などもありますし食用可能な野草や果物もありますね』
(ポルゴ水で使われたポルゴの実なんかもあるな)
『さすがに植物の自生地は書いてありませんね。ですがゴブリン森林の簡単な地図はありますね』
この地図にはゴブリン森林は真ん中くらいから5メートルの崖で二つに分かれていて崖の上にある場所に大きな泉がありその泉が崖から滝になってそこから川になりゴブリン森林から流れていた川の様だ
(崖を登らないと泉には行けないのか)
『崖などの高い場所を登るスキルに登攀スキルがありますからそのスキルを取得する練習になりますね』
(出てきて厄介なのはクマのモンスターやイノシシのモンスターの他にはゴブリンの上位種くらいかな)
『そうですね。ゴブリンの上位種には武器スキルや魔法を使えるゴブリンがいますからね。その個体には注意が必要でしょうね』
魔境ゴブリン森林の資料を読みナビィと話し合いながらゴブリン森林の情報を得た。一時間以上が経って魔境ゴブリン森林の資料をギルド職員に返して冒険者ギルドから出た
『次は薬師ギルドですね』
(ポーションの作り方はナビィが教えてくれるから大丈夫だよな)
『はい分かりますよ。ですがポーションを入れる瓶を薬師ギルドで購入しないといけませんね』
(そっか入れる瓶があったな)
広場にある市場の屋台を眺めながら進んでいき薬師ギルドに着いて中に入った。薬師ギルドの中は人が少なく列に並ばなくてもすぐに自分の番がきた
「本日は何の御用でしょうか」
「調合室を借りたいんだけど大丈夫ですか」
「ギルドカードを出してください」
薬師ギルドのギルドカードを取り出してギルド職員の受付嬢に渡す
「仮登録の方ですね。銀貨1枚です」
銀貨1枚を受け付けカウンターに置く。受付嬢は鍵を取り出してカウンターに置く
「これが調合室の鍵と砂時計です。この調合室は2号室の鍵ですので2号室をお使いください」
そういえば作ったポーションを入れる瓶が必要だったな
(ナビィ、ポーション用の瓶ってどれくらいの数が必要何だ)
『値段によりますがまたポーションを作るでしょうから100本買えばいいのではないでしょうか』
「あのポーションを入れる瓶が欲しいのですけどここで買えますか?」
「買えますよ。空のポーション瓶は一つ大銅貨1枚です」
「100本ください」
「わかりました。大銀貨1枚です。今持ってきますね」
受付嬢が瓶を持ってくるまでの間に大銀貨1枚を取り出してカウンターに置いておく。待っていると台車に箱を乗せてやってきた
「ポーション瓶100本持ってきました。代金はありますね」
「すいません。調合室にポーション瓶を持って行きたいので台車借りてもいいですか」
「構いませんよ。使い終わったら返してくださいね」
「ありがとうございます」
「調合室にある物は使って構いませんけど清掃と片付けはお願いします」
「わかりました」
台車を引きながら調合室に向かった
「ハルトお兄ちゃんはこれからお昼ごはんなの?」
「そうだよ。サーヤちゃんはもう昼食食べた?」
サーヤは首を横に張って答えた
「まだだよ!これから食べようとしてたからだからハルトお兄ちゃんも一緒に食べない?」
「いいよ」
「やったー!今日のお昼はね。ボアのステーキ、ベーコンパスタ、ウサギのシチューなんだよ!わたしはベーコンパスタ食べようと思うけどハルトお兄ちゃんはどれ食べたい?」
(どれも美味しいだろうしナビィはどれ食べたい?)
『ウサギのシチューは昨日食べたのでボアのステーキかベーコンパスタですね。両方食べてみたいですからハルトがこの二つから選んでください』
ステーキかパスタか、俺はどっちでもいいけどパスタにするか
「じゃあ俺もベーコンパスタにしようかな」
「じゃあお父さんに頼んでくるね!」
厨房にサーヤは走って向かい母親のサーシャに怒られていた。食堂の空いている席に座り待つとコップを二つ持ってサーヤがこちらに来た
「パスタ頼んできたよ。はい!これポルゴ水」
「ありがとう」
サーヤは俺の前の席に座り午前中の依頼について聞いてきた
「ハルトお兄ちゃん、今日は冒険者ギルドでどんな依頼を受けたの?」
「ラット、ラビット、スライムの狩猟依頼だよ」
依頼の内容を教えると目を輝かせていた
「おお!ねーモンスター強かった?」
「少し攻撃を受けたけど余裕に倒せたよ」
「そうなんだ!わたしも大きくなったら冒険者になるんだ!お父さんもお母さんも冒険者だったんだよ!」
「そうなんだ。おっ、ベーコンパスタが来たみたいだ」
サーヤの母のサーシャが二つの皿を持ってこちらに来た
「二人ともベーコンパスタだよ」
「ありがとうお母さん」
「おお、美味そうだ」
「美味そうじゃなくて美味しいだよ!ハルトお兄ちゃん」
「美味しいですから冷めないうちに食べくださいね……いらっしゃいませ」
新しくお客さんが来たようでサーシャはそちらに向かった。ベーコンパスタはカリカリまでは焼いていないベーコンとほうれん草が入っているパスタだ。目の前の皿からはニンニクの香りがする
『ベーコンとほうれん草のパスタですか。ニンニクの香りもしていますね。食欲が誘われます』
『「「いただきます」」』
「美味しいな」
「でしょ!美味しくてどんどん食べれちゃうんだから」
『口に入れるとニンニク香りベーコンのしょっぱさがほうれん草に良くあってパスタも美味しいですね』
パスタを食べ進めていくと午後はどうするのかサーヤは聞いていた
「ハルトお兄ちゃんはこれからどうするの?」
「冒険者ギルドで資料を見にいくよ。サーヤちゃんは」
「わたしはお手伝いしてから友達と遊びにいくよ!」
パスタを食べ終わりポルゴ水で口をさっぱりさせる
『「「ごちそうさま」」』
皿とコップを下げて昼食でどんどん人が多くなってきた食堂を出る
「じゃあ冒険者ギルドに行くよ」
「いってらっしゃいハルトお兄ちゃん」
「いってくるよ」
サーヤに見送られながら大熊亭を後にして冒険者ギルドに向かう。冒険者ギルドは人が昼食時だからか人が少なく列に並ばなくて済む受け付けに向かう。今は受け付けにはセシリアは居らず子供の様な女の子の受付嬢の所には列がなく受け付けを並ばずに済んだ
「今日は何の御用でしょうか?」
「資料室に行きたいですけど大丈夫ですか」
「資料室に入るには銀貨3枚です」
銀貨を3枚取り出して受け付けのカウンターに置く。銀貨を受け取り受付嬢は木札を取り出して渡してきた
「これの木札を資料室にいるギルド職員にお見せください。資料室の場所はわかりますか?」
「わからないです」
「じゃあ案内しますね」
「お願いします」
冒険者ギルドの奥にある資料室に案内される。資料室は小部屋で一人のお爺さんの職員がいるだけだった
「魔境の資料を読みたいですけど」
「ちょっと待っててね。これが魔境ゴブリン森林の資料だよ。破ったり汚したら罰金が発生するから気をつけてね」
そう言ってお爺さんは資料を渡して本を読み始めた。渡された資料を持ち空いているテーブルに資料を置き椅子に座り資料を読む。資料には魔境ゴブリン森林に生息するモンスターの情報や採取できる植物などの情報が書いてあった
(ゴブリン森林って名前の魔境だからゴブリンのみが現れる所なのかと思ったよ)
『ゴブリン種のモンスターが多い魔境なのでしょうね。過去に起きたスタンピードでもゴブリン種のゴブリンジェネラルがボスとして現れた様ですしね。ゴブリン種は繁殖力も高いので油断するとスタンピードが起こりやすいモンスターですから』
(なるほどな。採取物もいろいろあるな)
『回復ポーションに使うことができる快癒草や魔力ポーションに使う魔力草ら体力回復のポーションに使うスタミナ草などもありますし食用可能な野草や果物もありますね』
(ポルゴ水で使われたポルゴの実なんかもあるな)
『さすがに植物の自生地は書いてありませんね。ですがゴブリン森林の簡単な地図はありますね』
この地図にはゴブリン森林は真ん中くらいから5メートルの崖で二つに分かれていて崖の上にある場所に大きな泉がありその泉が崖から滝になってそこから川になりゴブリン森林から流れていた川の様だ
(崖を登らないと泉には行けないのか)
『崖などの高い場所を登るスキルに登攀スキルがありますからそのスキルを取得する練習になりますね』
(出てきて厄介なのはクマのモンスターやイノシシのモンスターの他にはゴブリンの上位種くらいかな)
『そうですね。ゴブリンの上位種には武器スキルや魔法を使えるゴブリンがいますからね。その個体には注意が必要でしょうね』
魔境ゴブリン森林の資料を読みナビィと話し合いながらゴブリン森林の情報を得た。一時間以上が経って魔境ゴブリン森林の資料をギルド職員に返して冒険者ギルドから出た
『次は薬師ギルドですね』
(ポーションの作り方はナビィが教えてくれるから大丈夫だよな)
『はい分かりますよ。ですがポーションを入れる瓶を薬師ギルドで購入しないといけませんね』
(そっか入れる瓶があったな)
広場にある市場の屋台を眺めながら進んでいき薬師ギルドに着いて中に入った。薬師ギルドの中は人が少なく列に並ばなくてもすぐに自分の番がきた
「本日は何の御用でしょうか」
「調合室を借りたいんだけど大丈夫ですか」
「ギルドカードを出してください」
薬師ギルドのギルドカードを取り出してギルド職員の受付嬢に渡す
「仮登録の方ですね。銀貨1枚です」
銀貨1枚を受け付けカウンターに置く。受付嬢は鍵を取り出してカウンターに置く
「これが調合室の鍵と砂時計です。この調合室は2号室の鍵ですので2号室をお使いください」
そういえば作ったポーションを入れる瓶が必要だったな
(ナビィ、ポーション用の瓶ってどれくらいの数が必要何だ)
『値段によりますがまたポーションを作るでしょうから100本買えばいいのではないでしょうか』
「あのポーションを入れる瓶が欲しいのですけどここで買えますか?」
「買えますよ。空のポーション瓶は一つ大銅貨1枚です」
「100本ください」
「わかりました。大銀貨1枚です。今持ってきますね」
受付嬢が瓶を持ってくるまでの間に大銀貨1枚を取り出してカウンターに置いておく。待っていると台車に箱を乗せてやってきた
「ポーション瓶100本持ってきました。代金はありますね」
「すいません。調合室にポーション瓶を持って行きたいので台車借りてもいいですか」
「構いませんよ。使い終わったら返してくださいね」
「ありがとうございます」
「調合室にある物は使って構いませんけど清掃と片付けはお願いします」
「わかりました」
台車を引きながら調合室に向かった
69
お気に入りに追加
282
あなたにおすすめの小説
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
人の身にして精霊王
山外大河
ファンタジー
正しいと思ったことを見境なく行動に移してしまう高校生、瀬戸栄治は、その行動の最中に謎の少女の襲撃によって異世界へと飛ばされる。その世界は精霊と呼ばれる人間の女性と同じ形状を持つ存在が当たり前のように資源として扱われていて、それが常識となってしまっている歪んだ価値観を持つ世界だった。そんな価値観が間違っていると思った栄治は、出会った精霊を助けるために世界中を敵に回して奮闘を始める。
主人公最強系です。
厳しめでもいいので、感想お待ちしてます。
小説家になろう。カクヨムにも掲載しています。
スライムマスター
ゴロヒロ
ファンタジー
魔力を放出する事が出来ない病に犯されたカナタ
そんなカナタは十歳の誕生日の日に神々からの祝福を受ける儀式を行なう
そうして得た神々からのギフトにより病を克服したカナタの冒険が始まる
カクヨムでも投稿してます
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています
二度目の転生は傍若無人に~元勇者ですが二度目『も』クズ貴族に囲まれていてイラッとしたのでチート無双します~
K1-M
ファンタジー
元日本人の俺は転生勇者として異世界で魔王との戦闘の果てに仲間の裏切りにより命を落とす。
次に目を覚ますと再び赤ちゃんになり二度目の転生をしていた。
生まれた先は下級貴族の五男坊。周りは貴族至上主義、人間族至上主義のクズばかり。
…決めた。最悪、この国をぶっ壊す覚悟で元勇者の力を使おう…と。
※『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも掲載しています。
伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる