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第15話
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『まあ、そう簡単には魔法の取得は出来ませんよ。これから毎日続ける事が取得の近道ですよ。下に降りて水差しに水を入れてもらって桶にはお湯を入れてもらいましょう』
「でもまた夕食時だから忙しいんじゃないのか?」
『お湯は難しいかもしれませんが水差しの水ならいいのではないでしょうか』
「聞いてみるだけ聞いてみるか」
一階に向かうと夕食だからかかなりの人が食べに来ていた。サーヤやサーヤの母親も料理を運んだりと忙しそうにしている。水差しを持ち降りて来たのにサーヤが気がつきこちらに来た
「ハルトお兄ちゃんお水?」
「水差しに水を入れて貰えるか?」
「うん!大丈夫だよ。ちょっと待ってね!」
サーヤに水差しを渡して少し待つとサーヤが水の入った水差しを持ち戻ってきた
「はい!水入れてきたよ。まだ仕事あるから行くね!」
「ありがとう。仕事頑張ってな」
水の入った水差しを持ち2階にある部屋に戻る。水差しをテーブルに置くとナビィが念話をしてきた
『お湯が大丈夫か聞き忘れていましたよ』
「あっ!忘れてたその時に言ってくれよ」
『サーヤも忙しそうにしていましたしまだ客が来ていましたからね。夕食の時間が終わる六の鐘の時まで待ってからにしましょう』
「その時にするか。それで水差しに水を入れて貰ってどうするんだ」
『水魔法取得の練習といつでも飲めるようにですよ。テーブルにあるコップかアイテムボックスから木のカップを出して水を入れてください。小サイズの桶も出してくださいね』
カップと桶をアイテムボックスから出してテーブルに置きカップに水を注いでいく
「出したぞ」
『ではカップの水を口に含んでください。その後は桶の中にカップを入れてそのカップに溢れるギリギリまで水を注いでください。溢れそうなカップに水魔法を使うイメージをして魔力を放出してください。イメージは水を操り水を桶に移動させるイメージです』
ナビィの説明通りに水が並々と入っているカップに手のひらを向けて水を動かして桶に入れるイメージをして魔力を放出していくが水は動いてはくれない。一旦魔力の放出をやめてナビィにこのままでいいのかを聞く
(やり方はこのままでいいのか?)
『そのやり方で大丈夫ですよ。ですがもう少しやり方に工夫してみましょう。魔力感知を使います。水にも魔力が含んでありますからその魔力を魔力感知で感知してみてください。感知した水の魔力と自身の魔力とを混ぜ合わせる様にするといいと思います。この技術は世界に満ちている魔力と自分の魔力を混ぜ合わせる事で消費魔力を減らせる技術です。魔力操作と魔力感知のレベルが高いほど効率が良くなりますから両方のスキルはスキルレベルを上げる事をおすすめしますね』
(なるほどでも今は両方のスキルのレベルが低いしできるのか?)
『出来ますよ。でも今は100の魔力で魔法を使うとして自分の魔力が99で水の魔力が1くらいしか混ぜ合わせる事はできないでしょう。ですがそれでも水の魔力を使うので水魔法を使いやすくはなりますよ』
(なら水の魔力の感知をしてみるか)
口の中の水を飲み水に意識を向けて魔力感知をしてみるが魔力を感知出来るのは自分の身体の中と身体の表面くらいしか魔力を感知できないのをナビィに聞いてみる
「魔力の感知が身体の表面くらいまでしかできないんだけど」
『それはですね。今の魔力感知のスキルでは離れた魔力は感知出来ないでしょうからカップの水に指を入れてから指の先を意識して魔力感知をしてみてください』
今度は指をカップに入れて魔力感知をする。意識を指先に向けて魔力感知をしていくがわからない。さらに集中して魔力感知をしていくと指に着く水を意識していくと自分の魔力とは違う魔力を感じ取れた
「これが水の魔力なのか……後はこの魔力と自分の魔力を混ぜ合わせればいいのか」
『少し水魔法を使いやすくなるくらいでしょうけどね。魔力操作で魔力を放出しながらこの水の魔力を感知しながら魔力を操作して混ぜ合わせてみましょう』
手のひらをカップにぴったり着けて手のひらに水を感じながら魔力を放出していく。魔力を放出しながら魔力感知をすると感知できる魔力は自分の魔力しか出来ないことに気づいた。そのことに気づき自分の魔力以外の魔力を集中して探すと水に含まれた魔力を見つけた。その魔力に向かい自分の放出した魔力を混ぜ合わせ様と魔力を操作していく。放出した魔力は身体の中で操作するよりも難しく操作しづらい。それでも魔力を操り水の魔力と混ぜ合わせていくと少しずつ魔力が混ざっていった。混ざった魔力に水を動かしていくイメージしていくがそれでも水が動いてはくれず自分の魔力量が三分の一になったところでナビィに止められた
『魔力量が減って来ましたし一回やめましょう。魔法はそんな簡単には取得出来ませんからね。魔力の回復をする為に瞑想をしてください。今度は世界樹の棒の装備スキルを試してみましょう』
「魔力感知や操作は早く覚えられたから魔法も早く覚えられると思ったんだけどな。装備スキルで思ったんだけど装備スキルの浄化をしながらその浄化に向かって魔力を使えば浄化魔法を覚えるのに使えないかな」
『装備スキルの浄化は浄化魔法を付与されて作られていますから出来ますよ。よく気づいきましたね。それは魔法を覚えた時に教えようとしていたんですが』
やっぱりそうだったんか。今度からは浄化魔法の練習は服の浄化の時に一緒にやってみるとしよう
ベットに座り瞑想を始める。意識を無にする様にして目を閉じる
『ハルト、魔力を回復しましたよ。瞑想のスキルも取得出来たのかだいぶ早く魔力を回復できました』
ナビィに声をかけられ目を開け魔蔵に向かい魔力感知をすると魔力が完全に回復していた
「どれくらい瞑想していたんだ」
『15分超えたくらいでしょうか。思ったよりも瞑想のスキル取得が早かったですね。集中のスキルも取得出来ていますし才能だけじゃなくナビゲーションの効果もあるのでしょうね。これなら魔法も思ったよりも早く取得出来そうですね』
瞑想と集中のスキルを取得出来たのをナビィに教えられステータスを確認する
名前 ハルト
年齢 15
レベル 1
ジョブ 【なし】 【なし】
才能
体力 A
魔力量 A
力 A
耐久 A
器用 A
敏捷 A
魔力 A
精神 A
恩恵スキル
【ナビゲーション】【健康魔法レベル1】【ジョブ増加レベル1】
ジョブスキル
変化スキル
【アイテムボックス】【棒術】【精神耐性】
ノーマルスキル
【魔力感知レベル3】【魔力操作レベル2】【瞑想レベル1】【集中レベル1】【精神耐性レベル1】
【瞑想】
効果
・瞑想をする事で魔力を回復する
【集中】
効果
・集中力を上げる
「取得出来ているな。世界樹の棒の装備スキルは魔力を棒に注げばいいのか」
『そうです。魔力を注いでください。ですが注いだ魔力を世界樹の棒に留めて世界樹の棒全体に魔力を満たしてください』
世界樹の棒を取り出して手に持ち回復した魔力を注いでいく。魔力を留めながら世界樹の棒全体に時間をかけて魔力を行き届かせる
「次はどうすれば」
『まずは重量変化で重くしてみましょう。世界樹の棒が重くなる様にイメージしてくださいそうすれば魔力を使い重くなります』
棒が重くなるイメージをすると留めていた魔力が減り重くなっていく。どんどん魔力を消費して重くなり軽かった棒がだいぶ重くなった
『出来ますしたね。魔力を消費しますけど一撃の威力が重量が重くなり上がります。元の重さに戻る様にイメージしたら今度は軽くなる様にイメージしてください』
元の重さになる様にイメージすると一瞬で軽くなった。今度はこれよりも軽くなる様にイメージしていくとどんどん軽くなっていく
「でもまた夕食時だから忙しいんじゃないのか?」
『お湯は難しいかもしれませんが水差しの水ならいいのではないでしょうか』
「聞いてみるだけ聞いてみるか」
一階に向かうと夕食だからかかなりの人が食べに来ていた。サーヤやサーヤの母親も料理を運んだりと忙しそうにしている。水差しを持ち降りて来たのにサーヤが気がつきこちらに来た
「ハルトお兄ちゃんお水?」
「水差しに水を入れて貰えるか?」
「うん!大丈夫だよ。ちょっと待ってね!」
サーヤに水差しを渡して少し待つとサーヤが水の入った水差しを持ち戻ってきた
「はい!水入れてきたよ。まだ仕事あるから行くね!」
「ありがとう。仕事頑張ってな」
水の入った水差しを持ち2階にある部屋に戻る。水差しをテーブルに置くとナビィが念話をしてきた
『お湯が大丈夫か聞き忘れていましたよ』
「あっ!忘れてたその時に言ってくれよ」
『サーヤも忙しそうにしていましたしまだ客が来ていましたからね。夕食の時間が終わる六の鐘の時まで待ってからにしましょう』
「その時にするか。それで水差しに水を入れて貰ってどうするんだ」
『水魔法取得の練習といつでも飲めるようにですよ。テーブルにあるコップかアイテムボックスから木のカップを出して水を入れてください。小サイズの桶も出してくださいね』
カップと桶をアイテムボックスから出してテーブルに置きカップに水を注いでいく
「出したぞ」
『ではカップの水を口に含んでください。その後は桶の中にカップを入れてそのカップに溢れるギリギリまで水を注いでください。溢れそうなカップに水魔法を使うイメージをして魔力を放出してください。イメージは水を操り水を桶に移動させるイメージです』
ナビィの説明通りに水が並々と入っているカップに手のひらを向けて水を動かして桶に入れるイメージをして魔力を放出していくが水は動いてはくれない。一旦魔力の放出をやめてナビィにこのままでいいのかを聞く
(やり方はこのままでいいのか?)
『そのやり方で大丈夫ですよ。ですがもう少しやり方に工夫してみましょう。魔力感知を使います。水にも魔力が含んでありますからその魔力を魔力感知で感知してみてください。感知した水の魔力と自身の魔力とを混ぜ合わせる様にするといいと思います。この技術は世界に満ちている魔力と自分の魔力を混ぜ合わせる事で消費魔力を減らせる技術です。魔力操作と魔力感知のレベルが高いほど効率が良くなりますから両方のスキルはスキルレベルを上げる事をおすすめしますね』
(なるほどでも今は両方のスキルのレベルが低いしできるのか?)
『出来ますよ。でも今は100の魔力で魔法を使うとして自分の魔力が99で水の魔力が1くらいしか混ぜ合わせる事はできないでしょう。ですがそれでも水の魔力を使うので水魔法を使いやすくはなりますよ』
(なら水の魔力の感知をしてみるか)
口の中の水を飲み水に意識を向けて魔力感知をしてみるが魔力を感知出来るのは自分の身体の中と身体の表面くらいしか魔力を感知できないのをナビィに聞いてみる
「魔力の感知が身体の表面くらいまでしかできないんだけど」
『それはですね。今の魔力感知のスキルでは離れた魔力は感知出来ないでしょうからカップの水に指を入れてから指の先を意識して魔力感知をしてみてください』
今度は指をカップに入れて魔力感知をする。意識を指先に向けて魔力感知をしていくがわからない。さらに集中して魔力感知をしていくと指に着く水を意識していくと自分の魔力とは違う魔力を感じ取れた
「これが水の魔力なのか……後はこの魔力と自分の魔力を混ぜ合わせればいいのか」
『少し水魔法を使いやすくなるくらいでしょうけどね。魔力操作で魔力を放出しながらこの水の魔力を感知しながら魔力を操作して混ぜ合わせてみましょう』
手のひらをカップにぴったり着けて手のひらに水を感じながら魔力を放出していく。魔力を放出しながら魔力感知をすると感知できる魔力は自分の魔力しか出来ないことに気づいた。そのことに気づき自分の魔力以外の魔力を集中して探すと水に含まれた魔力を見つけた。その魔力に向かい自分の放出した魔力を混ぜ合わせ様と魔力を操作していく。放出した魔力は身体の中で操作するよりも難しく操作しづらい。それでも魔力を操り水の魔力と混ぜ合わせていくと少しずつ魔力が混ざっていった。混ざった魔力に水を動かしていくイメージしていくがそれでも水が動いてはくれず自分の魔力量が三分の一になったところでナビィに止められた
『魔力量が減って来ましたし一回やめましょう。魔法はそんな簡単には取得出来ませんからね。魔力の回復をする為に瞑想をしてください。今度は世界樹の棒の装備スキルを試してみましょう』
「魔力感知や操作は早く覚えられたから魔法も早く覚えられると思ったんだけどな。装備スキルで思ったんだけど装備スキルの浄化をしながらその浄化に向かって魔力を使えば浄化魔法を覚えるのに使えないかな」
『装備スキルの浄化は浄化魔法を付与されて作られていますから出来ますよ。よく気づいきましたね。それは魔法を覚えた時に教えようとしていたんですが』
やっぱりそうだったんか。今度からは浄化魔法の練習は服の浄化の時に一緒にやってみるとしよう
ベットに座り瞑想を始める。意識を無にする様にして目を閉じる
『ハルト、魔力を回復しましたよ。瞑想のスキルも取得出来たのかだいぶ早く魔力を回復できました』
ナビィに声をかけられ目を開け魔蔵に向かい魔力感知をすると魔力が完全に回復していた
「どれくらい瞑想していたんだ」
『15分超えたくらいでしょうか。思ったよりも瞑想のスキル取得が早かったですね。集中のスキルも取得出来ていますし才能だけじゃなくナビゲーションの効果もあるのでしょうね。これなら魔法も思ったよりも早く取得出来そうですね』
瞑想と集中のスキルを取得出来たのをナビィに教えられステータスを確認する
名前 ハルト
年齢 15
レベル 1
ジョブ 【なし】 【なし】
才能
体力 A
魔力量 A
力 A
耐久 A
器用 A
敏捷 A
魔力 A
精神 A
恩恵スキル
【ナビゲーション】【健康魔法レベル1】【ジョブ増加レベル1】
ジョブスキル
変化スキル
【アイテムボックス】【棒術】【精神耐性】
ノーマルスキル
【魔力感知レベル3】【魔力操作レベル2】【瞑想レベル1】【集中レベル1】【精神耐性レベル1】
【瞑想】
効果
・瞑想をする事で魔力を回復する
【集中】
効果
・集中力を上げる
「取得出来ているな。世界樹の棒の装備スキルは魔力を棒に注げばいいのか」
『そうです。魔力を注いでください。ですが注いだ魔力を世界樹の棒に留めて世界樹の棒全体に魔力を満たしてください』
世界樹の棒を取り出して手に持ち回復した魔力を注いでいく。魔力を留めながら世界樹の棒全体に時間をかけて魔力を行き届かせる
「次はどうすれば」
『まずは重量変化で重くしてみましょう。世界樹の棒が重くなる様にイメージしてくださいそうすれば魔力を使い重くなります』
棒が重くなるイメージをすると留めていた魔力が減り重くなっていく。どんどん魔力を消費して重くなり軽かった棒がだいぶ重くなった
『出来ますしたね。魔力を消費しますけど一撃の威力が重量が重くなり上がります。元の重さに戻る様にイメージしたら今度は軽くなる様にイメージしてください』
元の重さになる様にイメージすると一瞬で軽くなった。今度はこれよりも軽くなる様にイメージしていくとどんどん軽くなっていく
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