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59 褐色メイド
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メスにしたアサカを連れて馬車に戻ると、女達が一斉に引いた顔をした。
「あんた……本当に手が早いわね」
「一応言っとくけど、魔人ってそんな簡単に手懐けられるものじゃないんだからね? ハジメは本当に規格外だなぁ」
フレアとシロナが呆れてる。
「まあ、色々あって奴隷になった。魔剣騎士団の内勤にすると思う」
「アサカです。よろしくお願いします」
「ちゃんと挨拶ができて偉いですね。私はクアラ・ミア・トリテインです」
和やかに挨拶が始まるなか、一人だけ思い詰めた顔をした騎士がいた。
「陛下、先ほどは御身を危険に晒してしまい申し訳ありませんでした」
シディアが跪く。
俺は二人きりで話を聞く為、時間を止めてやった。
「急にかしこまってどうした」
「御身の盾となるはずが、逆に守られてしまいました。これでは騎士失格です」
「俺とユウスケをけしかけて戦わせた女とは思えない発言だな。お前、全部脱いで横になれ」
ベッドを再現する。街道のど真ん中にベッドってのはシュールな光景だが、ケジメは必要だろう。
「綺麗だな」
シディアはプラチナブロンドの女騎士だ。身長が高く鍛えている感じがあるが、何よりもスイカサイズの巨乳に目を惹かれる。
「日に焼けているな」
「いえ、これは違うんです。私の身体にはダークエルフの血が流れています」
「ダークエルフ……。エルフとは異なる種なのか?」
「数は少ないですが、性欲が強くアソコの具合がいいと言われてます。奴隷にできれば高値で売れますが、森の奥深くに身を潜めていてなかなか姿を見せない。そんな種族です」
貴族がダークエルフの妾に孕ませた子供……と言ったところか。
「こんなに綺麗だと言い寄られることも多いんじゃないか?」
「私は……魔法と武技の両方が使えます。相手が勇者でなければ勝てるので、自分の身は自分で守ってきました」
「まあいい。使ってやるから横になれ」
さっきアサカを抱いたばかりだが、もうガチガチだ。
割れ目にあてがって挿入するが、シディアはつらそうに顔を歪めた。
「ん? まさか、処女か?」
「今日まで守ってきました……」
「なるほど。それが、ティッシュみたいに使われて残念だったな? こんなクズに抱かれるくらいなら好きな男としておけば良かったんじゃないか?」
「言うな……! 私の誇りを穢す気か!」
生意気な女め。好感度を500にして感度を上げてやる。
処女を散らされても毅然としていたシディアだが、肉体の感度が上がるとあっさりオホ声を上げた。
「オ゛ッオ゛ッオ゛ッオ゛ッ」
「もう少し性格が可愛ければハーレムに加えたんだが、お前とは一回きりだな」
「あがぁぁぁぁぁ!!!!」
美人な女騎士を抱いていることに興奮するが、そこ止まりだ。
プライドが高く男を従わせることに慣れ過ぎている。
だから、とっさにあんなにキツイ口調が出るんだ。
さっさと終わらせて王都に向かおう。
そんな思いで早めにラストスパートをかける為、彼女の腰を掴んでピストンする。
「ぐっうっ屈しないぞ!」
お前が屈しなくても俺は中に出してスッキリするだけだ。
いくら外見がよくても、中身がこの粗雑さだとな。
セックス中に命令口調で言われると気分が乗らない。
この分だと婚期も遅くなりそうだ。
「落ち着いたら停止を解くぞ」
「そ、掃除を……」
「ん?」
自発的にフェラをしてくれた。……少し見直したな。そこまで気が回る女だとは思ってなかった。と思っていると、フェラをしながらシディアが泣き始めた。
「お、おい。泣く程嫌ならしなくていいぞ」
「違うのです! 今の、セックスの時の陛下の顔を見ていて悟ったんです。私は陛下を満足させることができなかったのだと」
あ、やべ……顔に出てたか。
「昔から女らしくないとよく言われていました。でも、私だって、愛してもらえればちゃんと女の子としての部分を見せられると……すみません。陛下には関係のないことでした」
「なるほどな……」
女らしくないと言われ、内心では気にしていたと。
セックスの機会があれば、自分だって可愛いがってもらえるんだと。
そんなことを考えていたのか。
いや、なかなか内面は繊細で可愛らしいじゃないか。
「もっと口が悪くなければな」
「そうですね。とっさに出てしまうのです」
「まずは外見から変えてみるのはどうだ?」
「と言いますと……?」
「これだ」
メイド服を再現してやる。
「フリルをあしらった可愛らしいモデルのものだ」
「こんな高価なもの、セックスには使えません」
「俺が許すんだ。使ってみよう」
「……もう一度、私を抱いてくださるのですか?」
「別に気を遣ってるわけじゃないぞ? お前の可愛い内面を知れたからな。これからはむしろギャップ萌えに……まあ、何でもない。練習だと思って気楽にしよう」
練習と言いつつ中には出すが……。
「ありがとうございます。陛下はお優しいですね……」
メイド服を着たシディアは秋葉原の新米メイドみたいで可愛かった。
「語尾に『にゃん』をつけて話してくれるか?」
「分かりましたにゃん……」
「シディア……ッ」
「……んっ」
褐色メイドシディアの口内に舌をねじ込む。
「んふっ……ん……れろぉ」
「はぁ……ちゅぱ……可愛いぞシディア」
「んんんっ」
キスだけで達したのか? よくできたメイドじゃないか。
俺はシディアを跨らせ、抱き合い密着する形で行為に及んだ。
二回戦のシディアは顔が必死で、涙目になりながら腰を振ってる。
「すごいです……にゃん……はにゃぁ」
「シディア……キス」
「にゃぁ」
チュパチュパと唇を吸いあう。
ペニスを埋め込まれたシディアは、俺の肩を抱きながら頑張って腰を振っている。
彼女の内面を知ると、健気で可愛らしく見えるから不思議だ。
「好きですにゃん……」
「俺もだ……愛してる」
そうか。セックスに必要なのは互いを思いやる心だったんだ。
シディアを生意気なティッシュだと思っていた俺。
求められて義務的に応じていただけのシディア。
それじゃあダメだったんだ。
「しゅき……しゅきぃ……」
「可愛い……好きだ……俺だけのメイドになれ……!」
「他の男にはマンコ使わせないですにゃん……! にゃぁぁぁぎぃぃぃぃ」
興奮してチンコが暴発した。
シディアの中に出し切り、俺は満足した。
「可愛かったぞ」
「はい。満足いただけてよかったですにゃ」
褐色ダークエルフのメイド猫語セックス満足度高すぎるわ……。
旅行って新しい一面が見れていいもんだな……。
当然ながら彼女は俺の妻に加えることにした。
帰国したら寿退社だ。
「あんた……本当に手が早いわね」
「一応言っとくけど、魔人ってそんな簡単に手懐けられるものじゃないんだからね? ハジメは本当に規格外だなぁ」
フレアとシロナが呆れてる。
「まあ、色々あって奴隷になった。魔剣騎士団の内勤にすると思う」
「アサカです。よろしくお願いします」
「ちゃんと挨拶ができて偉いですね。私はクアラ・ミア・トリテインです」
和やかに挨拶が始まるなか、一人だけ思い詰めた顔をした騎士がいた。
「陛下、先ほどは御身を危険に晒してしまい申し訳ありませんでした」
シディアが跪く。
俺は二人きりで話を聞く為、時間を止めてやった。
「急にかしこまってどうした」
「御身の盾となるはずが、逆に守られてしまいました。これでは騎士失格です」
「俺とユウスケをけしかけて戦わせた女とは思えない発言だな。お前、全部脱いで横になれ」
ベッドを再現する。街道のど真ん中にベッドってのはシュールな光景だが、ケジメは必要だろう。
「綺麗だな」
シディアはプラチナブロンドの女騎士だ。身長が高く鍛えている感じがあるが、何よりもスイカサイズの巨乳に目を惹かれる。
「日に焼けているな」
「いえ、これは違うんです。私の身体にはダークエルフの血が流れています」
「ダークエルフ……。エルフとは異なる種なのか?」
「数は少ないですが、性欲が強くアソコの具合がいいと言われてます。奴隷にできれば高値で売れますが、森の奥深くに身を潜めていてなかなか姿を見せない。そんな種族です」
貴族がダークエルフの妾に孕ませた子供……と言ったところか。
「こんなに綺麗だと言い寄られることも多いんじゃないか?」
「私は……魔法と武技の両方が使えます。相手が勇者でなければ勝てるので、自分の身は自分で守ってきました」
「まあいい。使ってやるから横になれ」
さっきアサカを抱いたばかりだが、もうガチガチだ。
割れ目にあてがって挿入するが、シディアはつらそうに顔を歪めた。
「ん? まさか、処女か?」
「今日まで守ってきました……」
「なるほど。それが、ティッシュみたいに使われて残念だったな? こんなクズに抱かれるくらいなら好きな男としておけば良かったんじゃないか?」
「言うな……! 私の誇りを穢す気か!」
生意気な女め。好感度を500にして感度を上げてやる。
処女を散らされても毅然としていたシディアだが、肉体の感度が上がるとあっさりオホ声を上げた。
「オ゛ッオ゛ッオ゛ッオ゛ッ」
「もう少し性格が可愛ければハーレムに加えたんだが、お前とは一回きりだな」
「あがぁぁぁぁぁ!!!!」
美人な女騎士を抱いていることに興奮するが、そこ止まりだ。
プライドが高く男を従わせることに慣れ過ぎている。
だから、とっさにあんなにキツイ口調が出るんだ。
さっさと終わらせて王都に向かおう。
そんな思いで早めにラストスパートをかける為、彼女の腰を掴んでピストンする。
「ぐっうっ屈しないぞ!」
お前が屈しなくても俺は中に出してスッキリするだけだ。
いくら外見がよくても、中身がこの粗雑さだとな。
セックス中に命令口調で言われると気分が乗らない。
この分だと婚期も遅くなりそうだ。
「落ち着いたら停止を解くぞ」
「そ、掃除を……」
「ん?」
自発的にフェラをしてくれた。……少し見直したな。そこまで気が回る女だとは思ってなかった。と思っていると、フェラをしながらシディアが泣き始めた。
「お、おい。泣く程嫌ならしなくていいぞ」
「違うのです! 今の、セックスの時の陛下の顔を見ていて悟ったんです。私は陛下を満足させることができなかったのだと」
あ、やべ……顔に出てたか。
「昔から女らしくないとよく言われていました。でも、私だって、愛してもらえればちゃんと女の子としての部分を見せられると……すみません。陛下には関係のないことでした」
「なるほどな……」
女らしくないと言われ、内心では気にしていたと。
セックスの機会があれば、自分だって可愛いがってもらえるんだと。
そんなことを考えていたのか。
いや、なかなか内面は繊細で可愛らしいじゃないか。
「もっと口が悪くなければな」
「そうですね。とっさに出てしまうのです」
「まずは外見から変えてみるのはどうだ?」
「と言いますと……?」
「これだ」
メイド服を再現してやる。
「フリルをあしらった可愛らしいモデルのものだ」
「こんな高価なもの、セックスには使えません」
「俺が許すんだ。使ってみよう」
「……もう一度、私を抱いてくださるのですか?」
「別に気を遣ってるわけじゃないぞ? お前の可愛い内面を知れたからな。これからはむしろギャップ萌えに……まあ、何でもない。練習だと思って気楽にしよう」
練習と言いつつ中には出すが……。
「ありがとうございます。陛下はお優しいですね……」
メイド服を着たシディアは秋葉原の新米メイドみたいで可愛かった。
「語尾に『にゃん』をつけて話してくれるか?」
「分かりましたにゃん……」
「シディア……ッ」
「……んっ」
褐色メイドシディアの口内に舌をねじ込む。
「んふっ……ん……れろぉ」
「はぁ……ちゅぱ……可愛いぞシディア」
「んんんっ」
キスだけで達したのか? よくできたメイドじゃないか。
俺はシディアを跨らせ、抱き合い密着する形で行為に及んだ。
二回戦のシディアは顔が必死で、涙目になりながら腰を振ってる。
「すごいです……にゃん……はにゃぁ」
「シディア……キス」
「にゃぁ」
チュパチュパと唇を吸いあう。
ペニスを埋め込まれたシディアは、俺の肩を抱きながら頑張って腰を振っている。
彼女の内面を知ると、健気で可愛らしく見えるから不思議だ。
「好きですにゃん……」
「俺もだ……愛してる」
そうか。セックスに必要なのは互いを思いやる心だったんだ。
シディアを生意気なティッシュだと思っていた俺。
求められて義務的に応じていただけのシディア。
それじゃあダメだったんだ。
「しゅき……しゅきぃ……」
「可愛い……好きだ……俺だけのメイドになれ……!」
「他の男にはマンコ使わせないですにゃん……! にゃぁぁぁぎぃぃぃぃ」
興奮してチンコが暴発した。
シディアの中に出し切り、俺は満足した。
「可愛かったぞ」
「はい。満足いただけてよかったですにゃ」
褐色ダークエルフのメイド猫語セックス満足度高すぎるわ……。
旅行って新しい一面が見れていいもんだな……。
当然ながら彼女は俺の妻に加えることにした。
帰国したら寿退社だ。
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