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学園入学前編
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教会を思わず見上げた。前世の聖ヴィート大聖堂にそっくり!妹達とあーでもない。こーでもないと言いながらインターネットで海外旅行を楽しんでました。弟は小さいし、お母さんも仕事でそんなに休めないから。家族旅行も国内旅行だけ、それでも楽しかった思い出だ、今世で楽しい思い出を沢山作る!まぁこの先どうなるか分からないが、
「お父様教会大きいですね!」
「そうだろ?トゥカーナも洗礼式の時に来たよ?」
「流石に覚えてませんよ。」
「そうだな。じゃあ行こうかトゥカーナ?」
はい。と返事をしてお父様がエスコートしてくれる。
教会に入って周りを見渡す。ステンドグラスが綺麗!思わず見惚れていると、
奥の祭壇から3人の神官がこちらに来る。真ん中の神官は年配の人だな。 なんて考えていると、
「イプシロン様ですね?お待ちしておりました。私は教会長のヌンキと言います。こちらの2人は今日の儀式の手伝いをします。あの扉の奥へお進み下さい。」
3人は丁寧に頭を下げてから、ではこちらへ。と案内をする。
「トゥカーナ行ってらっしゃい。何かあったらすぐに行くからね。」
「はい。お父様行ってきます。」
令嬢らしく挨拶をして、教会長達の後に進んだ。
大きな扉を潜ると大きな女性の銅像があった。私は思わず仰け反ってしまったが。これは歴史書に書いてあったはずだ、アルゲティ様の銅像を作ったとも書いてあった。それでもあえてスルーをと思ったがちょっと気になるので、教会長に聞いてみた。
「この女性の銅像は?」
「こちらは守りの女神さまです。」
「ふぇ?!守りの女神さまですか?」
私はびっくりして、かみました。何故か背中が寂しいですし、わざとでもありません。
まさかの守りの女神様になっている。確かにこの王国を(怒りに任せた様な気もするが、自爆をして)守っている。確かに言われてみれば、守りの女神様だな・・・なんだろ。複雑な気持ちになるが、
私には最近覚えた技術がある。考えをポイする事だ、そういう物として考えないと、気になった事で頭が一杯になる。だって気になるのよー!
私は色々と覚えなきゃ行けない事もあるからね。まだ王太子妃の教育もまだまだ沢山ある。こちらを優先で覚えたい!
教会長以外は外へ出ていた。水晶に手を置いて、この様な感じで。と教会長は身振り手振りで教えてくれた。
「ではこの水晶に手をどうぞ。」
「はい、わかりました。」
手から何かが抜かれていく、手から熱を放出してる感じだ。
水晶がこの部屋一杯、しかも目が開かない位に光る。そして属性魔法の色が光る。眩しくて見えないが、
確か兄様は水晶が光って属性魔法がわかる。と言っていたが、なぜだろ?光すぎな気がする。
教会長はビックリして外に居る人に何かを言い、光を検分している様だ。
えっ?これが普通じゃないの?と、ビックリして水晶から手を離した。
私はどうしたらいいのか分からずに、アワアワしていると扉の外からノック音がして、お父様が入って来る。
「トゥカーナ!どうした?」
「お父様?!それがよく分からないのです」
お父様は教会長に何があったのか聞いたが、説明が上手くいってないようだった。
「ごめんトゥカーナもう一度触ってもらっていいかな?教会長立ち会いを願います。」
「はい。お父様」
教会長は水晶の前に立ちどうぞと水晶に手を差し出し、お父様は教会長の横に立っている。
私は恐る恐る水晶に触れる。光がまた部屋一杯になり、属性魔法の種類が見えずらい、ん?目を凝らし、擦り、じーっくり見る。何だか沢山の種類が光っている様な??お父様が訳がわからず質問をする。
「教会長これは?」
「はい魔力量は見ての通りです。そして属性魔法は全種類です。」
「え?この光の量は普通ではないのですか?」
私は思わず質問をしてしまった。が2人は考えて込んでいる。その時に上からヒラヒラとちょうど手の上乗る様に何か落ちてきた。花?よく見ると前世育てていた花だった。スイートピー?
私は頭の中がパニックになり掛けて、教会長の顔を見て、「これは?」と聞いたが教会長は俯き頭を左右に振り、その答えは帰って来なかった。
属性魔法は後から考えるとして、まずは魔力量だそんな事考えていると、お父様が水晶に触れた。
光は部屋を明るくてらしてる。まるで前世で例えると部屋を明るくするLED
私のは工事用に使うライト。明るさが全く違う。
「トゥカーナ?これがお父様の魔力量だよ。」
お父様の属性魔法が淡く光る。風、土、火、の色だ
そして教会長に一言。
「この件も箝口令を」
「はい、わかっております。」
教会長は丁寧にお辞儀をして、私は落ち着かないまま教会からお父様と出る事になった。
家に帰った後、お父様は王城へ行ったが、
もしかしなくても、お父様の仕事量は私が増やしている気がしてならなかった。
今日でお休みも終わりになります。火曜日からは通常通り夜12時と朝6時頃を目安として投稿します。
夜勤の為月曜日は寝てて、更新が遅れると思います。
「お父様教会大きいですね!」
「そうだろ?トゥカーナも洗礼式の時に来たよ?」
「流石に覚えてませんよ。」
「そうだな。じゃあ行こうかトゥカーナ?」
はい。と返事をしてお父様がエスコートしてくれる。
教会に入って周りを見渡す。ステンドグラスが綺麗!思わず見惚れていると、
奥の祭壇から3人の神官がこちらに来る。真ん中の神官は年配の人だな。 なんて考えていると、
「イプシロン様ですね?お待ちしておりました。私は教会長のヌンキと言います。こちらの2人は今日の儀式の手伝いをします。あの扉の奥へお進み下さい。」
3人は丁寧に頭を下げてから、ではこちらへ。と案内をする。
「トゥカーナ行ってらっしゃい。何かあったらすぐに行くからね。」
「はい。お父様行ってきます。」
令嬢らしく挨拶をして、教会長達の後に進んだ。
大きな扉を潜ると大きな女性の銅像があった。私は思わず仰け反ってしまったが。これは歴史書に書いてあったはずだ、アルゲティ様の銅像を作ったとも書いてあった。それでもあえてスルーをと思ったがちょっと気になるので、教会長に聞いてみた。
「この女性の銅像は?」
「こちらは守りの女神さまです。」
「ふぇ?!守りの女神さまですか?」
私はびっくりして、かみました。何故か背中が寂しいですし、わざとでもありません。
まさかの守りの女神様になっている。確かにこの王国を(怒りに任せた様な気もするが、自爆をして)守っている。確かに言われてみれば、守りの女神様だな・・・なんだろ。複雑な気持ちになるが、
私には最近覚えた技術がある。考えをポイする事だ、そういう物として考えないと、気になった事で頭が一杯になる。だって気になるのよー!
私は色々と覚えなきゃ行けない事もあるからね。まだ王太子妃の教育もまだまだ沢山ある。こちらを優先で覚えたい!
教会長以外は外へ出ていた。水晶に手を置いて、この様な感じで。と教会長は身振り手振りで教えてくれた。
「ではこの水晶に手をどうぞ。」
「はい、わかりました。」
手から何かが抜かれていく、手から熱を放出してる感じだ。
水晶がこの部屋一杯、しかも目が開かない位に光る。そして属性魔法の色が光る。眩しくて見えないが、
確か兄様は水晶が光って属性魔法がわかる。と言っていたが、なぜだろ?光すぎな気がする。
教会長はビックリして外に居る人に何かを言い、光を検分している様だ。
えっ?これが普通じゃないの?と、ビックリして水晶から手を離した。
私はどうしたらいいのか分からずに、アワアワしていると扉の外からノック音がして、お父様が入って来る。
「トゥカーナ!どうした?」
「お父様?!それがよく分からないのです」
お父様は教会長に何があったのか聞いたが、説明が上手くいってないようだった。
「ごめんトゥカーナもう一度触ってもらっていいかな?教会長立ち会いを願います。」
「はい。お父様」
教会長は水晶の前に立ちどうぞと水晶に手を差し出し、お父様は教会長の横に立っている。
私は恐る恐る水晶に触れる。光がまた部屋一杯になり、属性魔法の種類が見えずらい、ん?目を凝らし、擦り、じーっくり見る。何だか沢山の種類が光っている様な??お父様が訳がわからず質問をする。
「教会長これは?」
「はい魔力量は見ての通りです。そして属性魔法は全種類です。」
「え?この光の量は普通ではないのですか?」
私は思わず質問をしてしまった。が2人は考えて込んでいる。その時に上からヒラヒラとちょうど手の上乗る様に何か落ちてきた。花?よく見ると前世育てていた花だった。スイートピー?
私は頭の中がパニックになり掛けて、教会長の顔を見て、「これは?」と聞いたが教会長は俯き頭を左右に振り、その答えは帰って来なかった。
属性魔法は後から考えるとして、まずは魔力量だそんな事考えていると、お父様が水晶に触れた。
光は部屋を明るくてらしてる。まるで前世で例えると部屋を明るくするLED
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お父様の属性魔法が淡く光る。風、土、火、の色だ
そして教会長に一言。
「この件も箝口令を」
「はい、わかっております。」
教会長は丁寧にお辞儀をして、私は落ち着かないまま教会からお父様と出る事になった。
家に帰った後、お父様は王城へ行ったが、
もしかしなくても、お父様の仕事量は私が増やしている気がしてならなかった。
今日でお休みも終わりになります。火曜日からは通常通り夜12時と朝6時頃を目安として投稿します。
夜勤の為月曜日は寝てて、更新が遅れると思います。
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