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第1巻ー第1章 初めての冒険
第5話 北のシンブリッジ街道~アルタルト神殿
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「ようやく出られたね」とミアが言った。
「ああ。晴れ晴れするよ」
洞窟から出ると、小さな街が広がっていた。
「ここには敵いないよね」とラミアが不安そうにする。
「いないと思うが、用心しよう」
街に入ると、人々がなにやら話している。
「これ見てくれよ」
「なんだって? あいつらがこの街に来るだと?」
「どうかしましたか?」
「あなた方は旅の方だね。実は、魔王の手下がこの街を滅ぼしに来ると」
「なんだって? それは大変ですね」
「何他人事なの? 私たちが助けるんでしょ?」とラミアがたしなめる。
「そうだった」
「怖気づいたのかと思ったよ」とミーナが呆れる。
「まさか」
「その前に転職を済ますといいでしょう。ここからさらに北に行くと神殿がある」
「はい、そのつもりです」
「来るまでには時間はあるはずだ」
「分かりました」
「聞きましたか? 神殿に行くらしいですぜ」
「その前に街を滅ぼすのだ」
「アイアイサー」
【アルタルト神殿】
「ようこそ、わが神殿へ。転職をお望みかな?」
「はい」
「そなたたちがなれるのは今はこれくらいじゃ」
・転職リスト
戦士:攻撃+3% 守備+3% 魔力-2% 魔法耐性±0% チート品質必要経験値-3%
なれるメンバー:マコト、ミーナ
武闘家:攻撃+2% 守備+3% 魔力±0% 魔法耐性+1% チート品質必要経験値-3%
なれるメンバー:ミア、ラミア、ミーナ
僧侶:攻撃-2% 守備-3% 魔力+4% 魔法耐性+2% チート品質必要経験値±0%
なれるメンバー:マコト、ミア、ミーナ
魔法使い:攻撃-7% 守備-5% 魔力+12% 魔法耐性+7% チート品質必要経験値-1%
なれるメンバー:ラミア
「俺は戦士と僧侶か」
「私は魔法使い以外はなれるみたいだな」とミーナが言った。
「私は武闘家と僧侶ね」とミア。
「私は武闘家と魔法使いか」とラミア。
「魔法使いはラミアしかなれないみたいだな」
「むろん、職業を極めれば、上級職への道も開かれる。修行を積むのだ」
「わかりました」
考えた結果、マコトは僧侶、ミアは武闘家、ラミアは魔法使い、ミーナは戦士に転職することにした。
「能力は徐々に上がってくる。力自体にはそこまで影響はない」
「ありがとうございました」
神殿を出ると、当たりが明るくなっていた。街のほうを見ると、炎で燃え上がっていた。
「もう、やつらが?」
「行きましょう」
【街】
『焼き尽くせ! 一人も逃がすな!』
「ひどい」
『うん? お前は! けけけ、相手になってやる』
ガーディアンが現れた。
「倒してやる」
ガーディアンは武器を振り回した。マコトたちはかろうじてよける。
「はあ!」
マコトは魔法を唱える。ガーディアンにダメージを与える。
ガーディアンはハヤブサのごとく2回攻撃した。ミアは大ダメージを受けた。
「回復だ」
ミーナはミアに回復魔法を唱えた。ミアの傷が回復した。
「ありがとう」
「くらえ!」
ラミアが魔法を唱える。ガーディアンにダメージを与える。
ガーディアンは様子を見ている。
「くらえ!」
マコトは攻撃した。ガーディアンを倒した。
マコトたちは何とか、魔物を倒す。この間に職業の熟練度が上がった。
マコトは回復魔法(小)を覚えた。ミアは攻撃+1の技能が身についた。ラミアは魔法威力+2の技能が身についた。ミーナは能力+1の技能が身についた。
「なんかすごいね」とミアがビックリする。
「どんどん強くなるだろうな。さて」
「ボスね」とラミアが言った。
マコトたちは、奥の一軒だけ残っている家に入る。
『あの男を出せ』
「あの男とは?」
『ここに来ただろう。女を連れてな』
「あの方たちなら、神殿に。ギャー!」
家の人は殺された。
『うん? お前がその男か? 覚悟しろ!』
悪魔の使いが現れた。
悪魔の使いの疾風突き。マコトはダメージを受けた。
「おりゃー!」
マコトは攻撃した。少ししかダメージを与えられない。
「魔法はどう?」
ラミアが魔法を放つ。しかし、効いていない。
「なるほど。魔法耐性があるのか。違う魔法でやれ」
「分かったわ!」
ラミアが氷の魔法を放つ。
悪魔の使いにダメージを与えた。
『分かったどころで、勝てると思うな』
悪魔の使いは黒い霧を出した。マコトたちの魔法耐性がなくなった。
「ヤバイな」
『食らえ!』
悪魔の使いは魔法を放つ。マコトはガードするが、もろに食らってしまう。
「くそっ」
「回復を」
ミーナがマコトに回復魔法を唱える。マコトの傷が回復した。
「食らえ!」
マコトは魔法を放つ。悪魔の使いにダメージを与えた。
『死ね!』
悪魔の使いは死の魔法を唱える。しかし、効かなかった。
「食らえ!」
マコトの攻撃。会心。悪魔の使いに大きなダメージを与えた。
「とどめね!」とラミアが攻撃しようとする。
「ラミア、炎は効かないぞ」
「じゃあ」
ラミアは悪魔の使いの上から氷の柱を落とした。悪魔の使いに大きなダメージを与えた。
『食らえ!』
悪魔の使いは武器を振り回した。マコトはかわした。
「最後だ!」
マコトの攻撃。会心。悪魔の使いに大きなダメージを与えた。
悪魔の使いを倒した。
マコトたちは1800マニーとエネミースロットを手に入れた。
※エネミースロットは敵のステータスを見ることが出来ます。
「やったわね」とラミアが言った。
『まさか、負けるなんて』
悪魔の使いは消えた。
「これで終わりだけど……」とミアが悲しそうにする。
人はいなくなった。
「あれ見て」
ミアが指差す方向に光っているものがあった。
「ああ。晴れ晴れするよ」
洞窟から出ると、小さな街が広がっていた。
「ここには敵いないよね」とラミアが不安そうにする。
「いないと思うが、用心しよう」
街に入ると、人々がなにやら話している。
「これ見てくれよ」
「なんだって? あいつらがこの街に来るだと?」
「どうかしましたか?」
「あなた方は旅の方だね。実は、魔王の手下がこの街を滅ぼしに来ると」
「なんだって? それは大変ですね」
「何他人事なの? 私たちが助けるんでしょ?」とラミアがたしなめる。
「そうだった」
「怖気づいたのかと思ったよ」とミーナが呆れる。
「まさか」
「その前に転職を済ますといいでしょう。ここからさらに北に行くと神殿がある」
「はい、そのつもりです」
「来るまでには時間はあるはずだ」
「分かりました」
「聞きましたか? 神殿に行くらしいですぜ」
「その前に街を滅ぼすのだ」
「アイアイサー」
【アルタルト神殿】
「ようこそ、わが神殿へ。転職をお望みかな?」
「はい」
「そなたたちがなれるのは今はこれくらいじゃ」
・転職リスト
戦士:攻撃+3% 守備+3% 魔力-2% 魔法耐性±0% チート品質必要経験値-3%
なれるメンバー:マコト、ミーナ
武闘家:攻撃+2% 守備+3% 魔力±0% 魔法耐性+1% チート品質必要経験値-3%
なれるメンバー:ミア、ラミア、ミーナ
僧侶:攻撃-2% 守備-3% 魔力+4% 魔法耐性+2% チート品質必要経験値±0%
なれるメンバー:マコト、ミア、ミーナ
魔法使い:攻撃-7% 守備-5% 魔力+12% 魔法耐性+7% チート品質必要経験値-1%
なれるメンバー:ラミア
「俺は戦士と僧侶か」
「私は魔法使い以外はなれるみたいだな」とミーナが言った。
「私は武闘家と僧侶ね」とミア。
「私は武闘家と魔法使いか」とラミア。
「魔法使いはラミアしかなれないみたいだな」
「むろん、職業を極めれば、上級職への道も開かれる。修行を積むのだ」
「わかりました」
考えた結果、マコトは僧侶、ミアは武闘家、ラミアは魔法使い、ミーナは戦士に転職することにした。
「能力は徐々に上がってくる。力自体にはそこまで影響はない」
「ありがとうございました」
神殿を出ると、当たりが明るくなっていた。街のほうを見ると、炎で燃え上がっていた。
「もう、やつらが?」
「行きましょう」
【街】
『焼き尽くせ! 一人も逃がすな!』
「ひどい」
『うん? お前は! けけけ、相手になってやる』
ガーディアンが現れた。
「倒してやる」
ガーディアンは武器を振り回した。マコトたちはかろうじてよける。
「はあ!」
マコトは魔法を唱える。ガーディアンにダメージを与える。
ガーディアンはハヤブサのごとく2回攻撃した。ミアは大ダメージを受けた。
「回復だ」
ミーナはミアに回復魔法を唱えた。ミアの傷が回復した。
「ありがとう」
「くらえ!」
ラミアが魔法を唱える。ガーディアンにダメージを与える。
ガーディアンは様子を見ている。
「くらえ!」
マコトは攻撃した。ガーディアンを倒した。
マコトたちは何とか、魔物を倒す。この間に職業の熟練度が上がった。
マコトは回復魔法(小)を覚えた。ミアは攻撃+1の技能が身についた。ラミアは魔法威力+2の技能が身についた。ミーナは能力+1の技能が身についた。
「なんかすごいね」とミアがビックリする。
「どんどん強くなるだろうな。さて」
「ボスね」とラミアが言った。
マコトたちは、奥の一軒だけ残っている家に入る。
『あの男を出せ』
「あの男とは?」
『ここに来ただろう。女を連れてな』
「あの方たちなら、神殿に。ギャー!」
家の人は殺された。
『うん? お前がその男か? 覚悟しろ!』
悪魔の使いが現れた。
悪魔の使いの疾風突き。マコトはダメージを受けた。
「おりゃー!」
マコトは攻撃した。少ししかダメージを与えられない。
「魔法はどう?」
ラミアが魔法を放つ。しかし、効いていない。
「なるほど。魔法耐性があるのか。違う魔法でやれ」
「分かったわ!」
ラミアが氷の魔法を放つ。
悪魔の使いにダメージを与えた。
『分かったどころで、勝てると思うな』
悪魔の使いは黒い霧を出した。マコトたちの魔法耐性がなくなった。
「ヤバイな」
『食らえ!』
悪魔の使いは魔法を放つ。マコトはガードするが、もろに食らってしまう。
「くそっ」
「回復を」
ミーナがマコトに回復魔法を唱える。マコトの傷が回復した。
「食らえ!」
マコトは魔法を放つ。悪魔の使いにダメージを与えた。
『死ね!』
悪魔の使いは死の魔法を唱える。しかし、効かなかった。
「食らえ!」
マコトの攻撃。会心。悪魔の使いに大きなダメージを与えた。
「とどめね!」とラミアが攻撃しようとする。
「ラミア、炎は効かないぞ」
「じゃあ」
ラミアは悪魔の使いの上から氷の柱を落とした。悪魔の使いに大きなダメージを与えた。
『食らえ!』
悪魔の使いは武器を振り回した。マコトはかわした。
「最後だ!」
マコトの攻撃。会心。悪魔の使いに大きなダメージを与えた。
悪魔の使いを倒した。
マコトたちは1800マニーとエネミースロットを手に入れた。
※エネミースロットは敵のステータスを見ることが出来ます。
「やったわね」とラミアが言った。
『まさか、負けるなんて』
悪魔の使いは消えた。
「これで終わりだけど……」とミアが悲しそうにする。
人はいなくなった。
「あれ見て」
ミアが指差す方向に光っているものがあった。
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