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ⅩⅡ

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「晴…。」

止まず咲く口づけと乱す指。
中からは愛液が漏れ出してトロリと滴り落ちている。

「れ、んぅ。…ぁ、はぁっ、んんっ…。」

欲しくて我慢の限界だと晴の腰の動きが大きくなり、ズボン越しに蓮のモノと露わになっている自分のを擦り合わせる。

「っあぁ、気持ち、ぃっ。」

その行動を目にした蓮は、晴の胸の尖った突起を強く摘んだ。

「っぃ…!んっ…っ…。」

顔を歪ませ薄目で蓮を見る。

「なーに、一人で気持ちよくなってんだよ。」

そこには、真っ黒にほくそ笑むとても格好良い執事がいた。

「蓮っ…。蓮の、ちょうだ、い。」
「ふっ…仰せのままに。」

鼓膜に伝わった囁きは晴を身震いさせた。
やっと露わになった蓮のモノを晴は手に取って、十分に解された秘部に何の躊躇も無く宛てがって奥まで受け入れていく。

「ぁあ…んぅ、ぁ…れ、蓮の…。」
「っ。晴の中、もうトロトロ…。やば…。」

すっぽりと蓮のモノが入ると、どちらともなく腰を動かし始める。木製の椅子が動きに合わせてギシギシときしみ音を立てる。

「ん、あぁ!蓮っ…蓮…!」
「はる…。晴っ…愛してる…。」

蓮が腰に回す腕の力は強くなり、晴も蓮の首の後ろに回した細くてしなやかな腕を引き寄せて乱れた息を整える事無くキスする。

「い、イっ…くよ…。蓮っ。」
「俺…もっ、出すぞ…。」

「はぁ、ぁ、っぁあ…!」
「ん…っく、ぁ…。」

大きく突いたと同時にキュッと締まった晴の秘部によって、蓮のドロドロに熱い欲が放たれる。

チュッと軽くキスした後に、繋がったまま息を整えていると蓮は腹に温かさを感じて下に目線を落とす。



「っあああ!!?」
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